和歌山にある水族館をまとめてご紹介!
気持ちよさそうに泳ぐ生きものや可愛い生きものに癒されてみませんか。
1.【串本町】串本海中公園
「串本海中公園」(和歌山県東牟婁郡串本町有田)は昨年、開館から50周年を迎えた歴史のある水族館です。地元の人からも愛されており、2022年4月にリニューアルオープンしたばかりです。
そして「串本海中公園」にはめずらしいサービスがたくさんあります。
水族館から歩いて3分ほどには海中展望塔があり、この海中展望塔では服を着たまま海中体験ができます。
海の上にかかる橋を渡り、階段を降りると海面下となっていて、まるで海の中に潜ったように海中を観察できます。
塔内ではサンゴやたくさんの魚がいたり、運がいい時にはウミガメに会えることもあるのだそう。
その他にも観光船「ステラマリス」に乗って船旅に出かけることができます。
船内は海面下となっていて、潜水艦で海の中を探索しているかのような感覚に!
「ステラマリス」とめぐるポイントではその場所によって住んでいる生きものが異なり、サンゴの大群落や大型魚と出会えるチャンスもあるそう。
そんな海の模様は搭乗しているガイドスタッフが案内してくれるので安心です。
またダイビングやスノーケルが体験できる「ダイビングパーク」や水族館飼育体験ができる「体験プログラム」など、貴重な体験ができることが特徴です。
【入場料】(水族館・海中展望塔+海中観光船セット券)
大人2,600円、子ども1,400円
【スポット情報】
■住所:和歌山県東牟婁郡串本町有田1157(MAP)
■公式URL:https://www.kushimoto.co.jp/
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
2.【太地町】太地町立くじらの博物館
「太地町立くじらの博物館」(和歌山県東牟婁郡太地町太地)は世界的に見ても珍しいクジラ専門の博物館となっています。
ここで飼育されている生きものは全9種類。コビレゴンドウ、オキゴンドウ、ハナゴンドウ、バンドウイルカ、カマイルカ、マダライルカ、スジイルカ、カズハゴンドウ、シワイルカです。
聞いたことのある名前といえばバンドウイルカやオキゴンドウで、その他はあまり聞きなじみのない名前の方が多いかもしれませんね。
中でもマダライルカやスジイルカは珍しい種類のイルカですが、施設内の海洋水族館・マリナリュウムで会うことができますよ。
「太地町立くじらの博物館」では特にふれあい体験が充実しています。
自慢のイルカショーが終わったあとにはイルカにタッチができるふれあい体験に参加したり、ステージに立つトレーナーさんのようにイルカにサインを送る、トレーナー体験や餌あげ体験もできます。
さらに、施設内のふれあいの浜ではイルカと同じく人も海に入って間近でイルカにふれあえます。他の施設ではなかなか体験できないのではないでしょうか。
イルカづくしの一日を満喫することで、施設から帰るころにはくじらやイルカのことをもっと好きになっているかもしれません。
【入場料】
一般1,500円、小中学生800円
【スポット情報】
■住所:和歌山県東牟婁郡太地町太地2934‐2(MAP)
■公式URL:http://www.kujirakan.jp/
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
3.【白浜町】京都大学白浜水族館
京都大学瀬戸臨海実験所の付属施設となる「京都大学白浜水族館」(和歌山県西牟婁郡白浜町)です。
「京都大学白浜水族館」の特徴は、白浜周辺に住んでいる魚と無脊椎動物(カニやヒトデなど)を数多く展示していることです。その数はおよそ500種類!
水槽ごとにその生きものの解説ファイルを見ることができるのですが、この解説ファイルが分かりやすく説明されているため来園者にも好評です。知識を学んで博識になっちゃいましょう。
体験型ツアーとして、研究者と飼育係が日替わりで解説を行う「解説ツアー」を実施しています。
大きな魚がいるわけではなく派手さはありませんが、白浜周辺の生物をじっくりと観察できます。時間を忘れて海洋生物に癒されてください。
コンパクトな水族館で、地元の人に愛されているので実は穴場スポットです。
施設は地面に降ろさなければペット同伴も可能なので、ペットカートに連れて愛犬とも楽しめるのが嬉しいポイントでもあります。
【入場料】
大人600円、子ども200円
【スポット情報】
■住所:和歌山県西牟婁郡白浜町459(MAP)
■公式URL:https://www.seto.kyoto-u.ac.jp/aquarium/
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
▼愛犬と一緒におでかけの際はこちらもチェック
4.【白浜町】アドベンチャーワールド
動物園・水族館・遊園地からなる「アドベンチャーワールド」(和歌山県西牟婁郡白浜町堅田)は、和歌山県民で知らない人はいないのではないでしょうか。
3種類のパークが同じ施設内にあるのは珍しく、全国からたくさんのお客さんが訪れます。
「アドベンチャーワールド」に住む陸・海・空の動物たちは140種類約4,000頭にもなります。
水族館となる「マリンワールド」では、センタードーム・海獣館にて極地に生きるホッキョクグマやペンギンがいます。2022年2月に残念ながら閉館したペンギン王国ですが、8種類のペンギンたちはこの海獣館で会うことができますよ。
イルカやクジラがショーを行うマリンライブや、アシカ・鳥類・犬たちがお客さんを盛り上げてくれるアニマルアクションの公演も見物です!
動物園の顔として人気なのが2020年11月22日に誕生した、パンダの楓浜(ふうひん)です。楓浜を含めた7頭のジャイアントパンダファミリーの姿は必見です!
またパンダファミリーに肩を並べるほど人気なのがチーターの赤ちゃんたちです。
チーターは6頭今年の3月19日と3月28日に誕生しました。
赤ちゃんたちの様子は公式YouTubeで随時配信しているので覗いてみてはいかがでしょうか。
きっと「アドベンチャーワールド」に行きたくなりますよ。
【入場料】(一日券)
大人(18歳以上)4,800円、中人(中学生・高校生)3,800円、小人(幼児・小学生)2800円
【スポット情報】
■住所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399(MAP)
■公式URL:https://www.aws-s.com/
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
5.【すさみ町】すさみ町立エビとカニの水族館
エビカニ好きは必見の「すさみ町立エビとカニの水族館」(和歌山県西牟婁郡すさみ町江住)はその名のとおり、エビやカニの甲殻類をメインに150種類が展示されている水族館ですが、エビやカニ以外でもたくさんの生きものたちがいます。
廃校になった旧江住中学校の体育館を再利用した水族館です。
「すさみ町立エビとカニの水族館」では2021年にペンギンが仲間入りしました。そして全羽が20歳を超えています。
種類によって差はありますが、ペンギンの寿命の平均は15~25歳なのでみんなお年寄りペンギンたちなんですね。
そんなペンギンたちにすこしでも長生きしてほしいという気持ちから水族館ではペンギンの羽募金の活動を行っています。
募金の収益はペンギンたちの餌や検診費用に当てられ、募金いただいた方にはめずらしいペンギンの羽をプレゼントしています。
公式グッズではカニペンホルダーやアクリルキーホルダーなど、思わずクスッとしてしまうシュールで可愛らしいものがたくさんあるので要チェックです!
【入場料】
大人800円、子ども500円 など
【スポット情報】
■住所:和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1(MAP)
■公式URL:https://ebikani-aquarium.com/
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
まとめ
和歌山にあるおすすめ水族館をご紹介しました。
どの水族館にも特徴があり、訪れた際には飽きずに楽しめることでしょう。
暑い季節には、水の中で暮らす生きものを見て、癒しと涼を感じてはいかがでしょうか。
Writer:吉川ひとみ