目次
1.【田辺市】田辺川湯キャンプ場
熊野の自然の中にある「田辺川湯キャンプ場」（和歌山県田辺市本宮町川）は、川原を掘ると温泉が湧き出る「川湯温泉」のすぐ近くにあるキャンプ場です。
フリーサイトで、大人1名700円～利用ができます。ただし、設備の貸し出しは一切行っていないので、キャンプに必要な道具は全て持参しましょう。キャンプに慣れてきた人向けの中級者向けキャンプ場といえます。
ゴミ箱やコンロ、トイレなどは完備されています。炭や薪は販売していますよ。
テントを設置する場所は河原エリアと芝生エリアがあり、河原エリアでは自動車のすぐそばにキャンプを張ることができます。川では水遊びのほか魚釣りもでき、深い場所では飛び込み遊びなども可能です。
温泉は、川湯温泉といって自分で掘る温泉と公衆浴場があります。スコップを用意しておけば、自分で温泉を掘るという珍しい体験ができるので、家族で温泉を造るのも楽しいです。
公衆浴場は大人250円、子ども130円、0～6歳80円で楽しめます。
毎年6月にはホタルも飛び交うので、タイミングが合えば温泉に入りながらホタル観賞もできます。なお、冬期は「仙人風呂」という川をせき止めた大露天風呂が登場し、一種の名物になっているので、一度訪れてみるのもおすすめです。
【料金】
●1泊：大人700円、子ども（0歳～小学生）400円
※車1台700円、バイク1台200円
●デイキャンプ（4時間）：大人500円、子ども（0歳～小学生）300円
※車1台500円、バイク1台200円
【スポット情報】
■住所：和歌山県田辺市本宮町川湯1288（MAP）
■時間：〈チェックイン〉8:00～18:00、〈チェックアウト〉12:00
■定休日：無休 ※天候などによって臨時休業する場合あり
■https://tanabe-kawayu-camp.com/
2.【田辺市】アイリスパークオートキャンプ場
「アイリスパークオートキャンプ場」（和歌山県田辺市中辺路町近露）は、熊野古道中辺路の中間点に位置し、近露にある日置川沿いにあるキャンプ場です。オートキャンプサイトが40サイトと、バンガローが14棟あり、熊野古道を散策した後でキャンプを楽しむこともできます。AC電源付きのキャンプサイトも15サイトあり、簡易水洗トイレやBBQ場もあります。ゴールデンウィークなど繁忙期を除き、バンガローを民宿のように使えるプランもあります（素泊まりのみ）。
温泉は「女神の湯」という日本屈指のとろみがついた温泉で、キャンプ利用の方は無料で入ることができます。9時から17時まで空いているので、朝風呂を楽しむこともできるでしょう。内湯のみですが、ボディーソープとリンスインシャンプが備えてあります。
家族連れはもちろんのこと、ソロキャンプでも楽しむことができます。近年はライダーの方にも人気が出て、ツーリングの途中に立ち寄る方も増えました。ペットはリード等でつないでおけば入場が可能です。
【料金】
入園料（温泉・バーベキュー場使用料含む）：大人1,300円、子ども（5歳以上）800円
※別途サイト代（部屋代）がかかります
※2日目以降の入園料は大人1,200円、子ども（5歳以上）700円
【スポット情報】
■住所：和歌山県田辺市中辺路町近露128-1（MAP）
■時間：〈チェックイン〉テントサイト12:00～・バンガロー15:00～、〈チェックアウト〉10:00
■https://irispark.jp/
3.【田辺市】-WATAZE OUTDOOR- おとなしの郷
「-WATAZE OUTDOOR- おとなしの郷」（和歌山県田辺市本宮町渡瀬）は、世界遺産にも指定された熊野古道にほど近い場所にあるアウトドアフィールド。キャンプ場・コテージ・温泉センターが施設内にあり、レンタル設備も充実しています。キャンプ場は、フリーサイトとバイク乗入れ可能サイトが合計で約30サイトあり、予約可能な7つの区画サイトと3区画のAC電源・車乗入れ可能なオートサイトもあります。炊事場にはお湯が湧き出る給湯カランもあるので、肌寒い時期でも暖かく水作業ができるでしょう。
敷地内には公衆浴場「美人の湯 渡瀬温泉」が併設。こちらの温泉施設は、コテージ・キャンプ場の宿泊利用者は無料で利用することができます。内湯だけですが、バリアフリー機能が充実しており、高齢者でも安心して入ることができる温泉です。
このほかの設備としては、ウォシュレット式のトイレや敷地内全域のWi‐Fi化、コワーキングスペースもあります。
バーベキュー用品はもちろんのこと、ピザ釜のレンタルまでできるので、じっくりと料理を楽しみたいときもおすすめ。このほか、椅子とテーブル、レジャー用品、アメニティグッズまでレンタルができるため、キャンプ場ではありますが、ホテル感覚で利用できるのも魅力です。急に気温が下がったときには毛布もレンタルできるので安心です。ペットの入場も可能ですが、事前に相談してください。
【料金】
フリーサイト：車利用の場合 ドライバー1名2,450円、同乗者1名1,550円～
※交通手段やサイトによって異なります。詳細はHPをご確認ください。
【スポット情報】
■住所：和歌山県田辺市本宮町渡瀬45-3（MAP）
■時間：フリーサイト〈チェックイン〉10:00～20:00、〈チェックアウト〉10:30
※チェックイン＆アウト時間はサイトにより異なります。
■https://hongu-otonashi.com/
4.【西牟婁郡】グランパスinn白浜
「グランパスinn白浜」（和歌山県西牟婁郡白浜町千畳敷）は、キャンプ場・トレーラーハウス・パオ・ムーンロッジ・ホテル、と宿泊場所をいろいろと選べる総合アウトドア施設です。キャンプ場からは海が一望でき、バーベキューから海水浴までいろいろな遊びができます。オートキャンプ場には電源が完備されているので、冷蔵庫や冷風機も使用可能です。暑い夏はテント泊がつらいイメージがありますが、ここなら快適に過ごせるでしょう。
温泉施設は、キャンプ場から数分歩いたところに天然温泉「千畳の湯」があります。内風呂と露天風呂のほか、休憩施設も完備しているので、入浴後にゆっくりとくつろいでからキャンプ場に帰ることもできます。露天風呂からは海を見おろすことができ、夕陽がきれいなことでも有名です。
食事は、バーベキューのほかホテルでの利用もできます。バーベキューは食材を持ち込むプランと厳選された食材を購入できるプランもあり、手ぶらでの利用もOK。
子どもが小さいときはホテルやロッジに宿泊、大きくなったらテントで宿泊など、さまざまな楽しみ方ができるキャンプ場です。
【料金】
キャンプサイト1泊3,000円～
※施設利用料：大人500円、小学生300円、幼児無料
※温泉利用料：大人400円、小人200円
※宿泊料金等は施設により異なります。詳細はHPでご確認ください。
【スポット情報】
■住所：和歌山県西牟婁郡白浜町千畳敷2953-3（MAP）
■時間：キャンプ〈チェックイン〉14:00～、〈チェックアウト〉12:00
※チェックイン＆アウト時間は施設により異なります。
■http://www.grampus.biz/
5.【東牟婁郡】南紀串本リゾート大島
「南紀串本リゾート大島」（和歌山県東牟婁郡串本町樫野）は1987年に創業したキャンプ場をベースとしたアウトドアリゾートです。緑豊かで広大な敷地には、コテージが建ち並び、テント場も充実しています。キャンプやシーカヤック、ダイビングなどのアウトドアレジャーも体験することができ、日帰りでも泊まりでも大自然を満喫できることでしょう。
敷地内には2カ所の露天風呂が有り、「男湯・女湯」のほか「貸し切り露天風呂」も利用できます（別途入浴料が必要）。施設内のシャワールームはキャンプ場に宿泊していれば無料で利用できます。コインランドリーなども付属しているので便利です。
GWなどには、「手ぶらキャンププラン」という、テントや寝袋、ランタン、BBQコンロや食材、朝食がすべてセットになったプランも登場します。「キャンプをこれからはじめたいが、一度キャンプを体験して必要な道具を知りたい」という方や「道具は何も持っていないけれどとにかくキャンプをしてみたい」という方にも好評です。
同キャンプ場では、ペットも同伴させることができます。一区画3匹まで、しっかりとリードをつけておくことが条件です。複数のペットとキャンプしたいという人にも魅力的です。
【料金】
ソロ・デュオサイト（レギュラーシーズン）：1名1,980円～ ※定員2名
※シーズンや人数、施設によって異なります。詳細はHPでご確認ください。
※お風呂利用料：大人600円、小人（小学生）300円、未就学児無料
※貸切露天風呂：上記入浴料金＋1枠（50分間）1,200円
【スポット情報】
■住所：和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6（MAP）
■時間：キャンプ〈チェックイン〉13:00～17:00、〈チェックアウト〉8:30～12:00
※チェックイン＆アウト時間は施設により異なります。
■https://resortohshima.com/
和歌山でキャンプを楽しもう
今回は、和歌山で温泉も楽しめるキャンプ場を5つ紹介しました。8月～9月はまだまだキャンプシーズンで、週末は混み合うため、事前の予約がおすすめです。また、川遊びをする場合はライフジャケットをしっかりと着用しましょう。ペットを連れて行く場合は長いリードを持っていくと便利です。
