目次
- 汗の役割とは
- 汗ジミのできやすい部位(パーツ)は?
- 汗ジミが目立たない服の選び方4つ
- 【色】白・黒・濃いめのネイビー
- 【柄】ボーダーやチェック、ドットなど細かい柄を
- 【素材】吸汗速乾性に優れた素材がおすすめ
- 【サイズ】すこしゆったりめのサイズ感を選んで
- 汗ジミ対策グッズ12選!
- 【1】「あせワキパット Riff(リフ)」(小林製薬)
- 【2】「ア・セーヌ あせとりパット 超うすタイプ COOL」(ジェクス)
- 【3】「脇汗パット」(ミズソラ)
- 【4】「ワキに直接貼る消臭汗取りシート ロールタイプ」(アイメディア)
- 【5】「汗取りインナー・キャミソール」(ベルメゾン)
- 【6】「熱中対策 シャツクール フローラルソープの香り」(小林製薬)
- 【7】「ペチパンツ」(ニッセン)
- 【8】「ショーツ クールマジック・汗さらッ 5分丈」(グンゼ)
- 【9】「サッと脱げるサラスラ汗取り肌着」(コジット)
- 【10】「ミントリープ ボディスプレー」(ハウスオブローゼ)
- 【11】「Rexena(レセナ)ドライシールド パウダースティック 無香性」(ユニリーバ)
- 【12】「ビオレZ さらっと快適ジェル ベルガモットサボンの香り」(花王)
- 汗による衣類に黄ばみを予防する方法
- 汗が原因で衣類が黄ばんでしまった場合の落とし方
- 衣替えの際は普段以上に丁寧に洗濯を
- まとめ
高温多湿な、日本の夏。
普段から汗かきの方はもちろん、汗をかきにくいという人も、衣類への「汗ジミ」が気になる季節です。
汗ジミは、見た目が気になるだけでなく、そのまま放っておくと、大切な衣類に黄ばみや黒ずみができてしまう原因になります。
本記事では、汗ジミを目立たなくするための服の選び方、汗ジミ対策グッズの紹介、さらに黄ばみや黒ずみから大切な衣類を守る方法(予防法)、黄ばんでしまった場合の洗濯方法(落とし方)を紹介します!
汗の役割とは
暑い日、拭いても拭いても出てくる「汗」。
スポーツ時や入浴時、サウナなど、汗をたっぷりかいてスッキリとリフレッシュできるシチュエーションもありますが、毎日の通勤など、日常生活で汗をダラダラとかくのは、あまり快適とは言えません。
しかし「汗」には、私たちの身体にとても重要な役割があるのです。
その最たるものが、「体温調節」。
必要以上に体温が高くなってしまわないように、汗で身体の表面を濡らし、汗が蒸発することで身体の熱を下げているのです。言わば、汗は身体が「オーバーヒート」しないために重要な役割を果たしてくれているのです。
また、肌の保湿や肌表面への水分補給などにも、汗は一役買っているのだそう。
ただ、重要な役割があるとはいえ、衣服に汗ジミができるのは見た目的にも避けたいですよね。
汗ジミのできやすい部位(パーツ)は?
人間は全身から汗をかきますが、部位(パーツ)によって汗の量も異なります。
全身の中で、最も多くの発汗量があるのが「額(おでこ)」なのだとか。これは、脳の温度を一定に保つためと言われています。
ただ、額は服で覆われていないため汗ジミの心配はなく、汗をかいてもすぐに拭き取ることもできます。
衣服の汗ジミが気になるパーツと言えば、主に以下が挙げられます。
・首回り
・背中
・お尻
・内股
とくに「脇(ワキ)」は、その部分の服の色が変わるほど汗をかいてしまうことも。脇汗が服に染みて、恥ずかしい思いをしたという方も多いのではないでしょうか。
ワキは汗腺がもともと多いパーツであるうえ、ストレスや緊張など、精神的な要因で汗をかく部位でもあるため、「ワキ汗による汗ジミが気になってさらにもっとワキ汗をかく」という悪循環に陥ってしまいやすいパーツです。
汗ジミが目立たない服の選び方4つ
本章では、汗ジミが目立たない服選びについて、ポイント別に説明していきます。
【色】白・黒・濃いめのネイビー
汗ジミが目立ちにくいのが、光に反射しやすい「白」、濡れても色の変化が分かりにくい「黒」・「濃いめのネイビー(紺色)」です。
一方で、汗ジミがよく目立つ色の代表格は、グレー。濡れるとすぐに色が変わってしまうので、とにかく目立ちます。
また、ベージュやカーキ、パステルカラーなども汗ジミが目立ちやすいので要注意です。
【柄】ボーダーやチェック、ドットなど細かい柄を
服は、単色のものよりも、ボーダーやチェック、ドットなどの柄ものにすると、汗が染みた部分のカモフラージュにもなり、汗ジミが目立ちにくくなります。
柄は、大きなものよりも細かいものの方がおすすめです!
【素材】吸汗速乾性に優れた素材がおすすめ
素材のおすすめは、吸汗速乾性に優れた化繊素材。ポリエステルやレーヨンなどは、汗を吸ってもすぐに発散・乾燥するので、汗ジミがいつまでも消えないという悩みは軽減されそうです。
天然素材なら、リネンを選ぶと良いでしょう。吸水性が良く、かつ乾きやすいというメリットがあります。丈夫で長持ちする素材というのも高ポイント。
コットン(綿)は、吸水性は悪くないのですが、なかなか乾かないのが難点。コットン素材の服を選ぶなら、分厚い生地よりも薄めの生地の方が良いでしょう。
【サイズ】すこしゆったりめのサイズ感を選んで
肌にピッタリと沿うようなジャストサイズの服は、かいた汗を服が瞬時に吸収してしまうため、汗ジミが目立ちやすくなります。
少しゆったりめのサイズ感を選ぶと、服の中にこもった熱もうまく逃がすことができるのでおすすめ。
ふんわりとしたデザインの服も通気性が良く、汗ジミができにくくなります。
汗ジミ対策グッズ12選!
汗ジミ対策に便利なグッズを編集部が12アイテム厳選。
上手に活用して、しっかり汗ジミ対策を行いましょう!
【1】「あせワキパット Riff(リフ)」(小林製薬)
トップスのワキの部分に貼り付けて使用する、厚さわずか1mmの薄型シート「あせワキパット Riff」。やわらかメッシュシート採用で、ワキ汗をしっかり吸収してくれるのでいつも快適サラサラ。消臭成分配合でワキのニオイが気になる方にも。
【2】「ア・セーヌ あせとりパット 超うすタイプ COOL」(ジェクス)
厚さ0.9mm以下と“超うす”、しなやかでゴワつかない「ア・セーヌ あせとりパット 超うすタイプ COOL」。天然成分の爽やかシートを採用し、清涼成分配合なのでスーッと爽快! 袖付きの服にはもちろん、ノースリーブにも両方使える2wayタイプのパットです。
【3】「脇汗パット」(ミズソラ)
汗ジミを抑える透湿防水に優れた特殊な不織布を使用した「脇汗パット」。洗濯できるので、何度も繰り返し使えてエコで経済的! 肌面に使用している素材は、汗を吸収したら素早く乾燥するので快適。通気性が良く肌触りもソフトです。
【4】「ワキに直接貼る消臭汗取りシート ロールタイプ」(アイメディア)
貼りたい部位に合わせて自由にカットして使える、「ワキに直接貼る消臭汗取りシート ロールタイプ」。蒸れにくく、汗や湿気をしっかり吸収! 伸縮性があるシールタイプなので肌にぴったりフィットし、ズレにくいのも特長。ワキだけでなく、バスト下や足指の間など、汗が気になる部位にも使えます。
【5】「汗取りインナー・キャミソール」(ベルメゾン)
汗かきさんのための「汗取りインナー・キャミソール」。汗取りパット部分は、表側と肌側の生地の間に防水布が入った三層構造。大量の汗をキャッチするので、洋服を汗ダメージから守ることができます。汗をかいてもすぐに乾く吸水速乾タイプ。
【6】「熱中対策 シャツクール フローラルソープの香り」(小林製薬)
衣類にシュッとスプレーするだけで、衣類を冷感コートしてくれる「熱中対策 シャツクール フローラルソープの香り」。ワキや背中など、汗をかきやすい部分の衣類にスプレーすると効果的。汗が出ると、「l-メントール」がひんやりとした冷感を与えてくれるので、涼しく過ごすことができます。
【7】「ペチパンツ」(ニッセン)
ランジェリー用に開発された、ソフトでやさしい手触りの「ペチパンツ」。吸汗速乾性がある「帝人フロンティア」の「ウェーブロン(R)」という生地を採用しているので、お尻や内股の汗をしっかり吸収し、いつでもサラサラ。安心の日本製ペチパンツです。
【8】「ショーツ クールマジック・汗さらッ 5分丈」(グンゼ)
夏を快適に過ごすための「グンゼ」のクールインナーブランド「クールマジック」の5分丈ショーツ! 吸汗速乾素材採用で汗が素早く乾き、べたつきを軽減。消臭・抗菌防臭加工が施されており、汗のニオイや細菌の増殖も抑えてくれます。1枚ばきOKなので涼しくて便利!
【9】「サッと脱げるサラスラ汗取り肌着」(コジット)
汗で濡れた肌着のままエアコンの効いた室内にいると、肌寒くて風邪をひいてしまうことも。とはいえ着替える場所がなかったり、全部脱ぐのが大変だったりします。「サッと脱げるサラスラ汗取り肌着」は、かいた汗ごとサッと抜き取れるので快適! 胸元のホックを外し、襟元や裾から引っ張れば抜き取ることができます。
【10】「ミントリープ ボディスプレー」(ハウスオブローゼ)
全身に清涼感を与え、汗やべたつきが気になる肌を引き締めることで爽快な素肌に整えてくれる「ミントリープ ボディスプレー」。時間差クール効果により、スッキリとした爽快感が長続きします。シュッとスプレーすると、ほてったボディを一気にクールダウン! 白残りしないので携帯にもおすすめ。
【11】「Rexena(レセナ)ドライシールド パウダースティック 無香性」(ユニリーバ)
汗をよくかく方、ワキの臭いに悩んでいる方、いつでもどこでも汗のケアをしたい方におすすめの「Rexena(レセナ)ドライシールド パウダースティック 無香性」。香りの残らない無香性「ドライシールドパウダー」が、汗の出口にバリアを張り、汗を徹底ブロックしてくれます。
【12】「ビオレZ さらっと快適ジェル ベルガモットサボンの香り」(花王)
「汗を止めるのではなく“乾かし続ける”」という独自発想の「ビオレZ さらっと快適ジェル ベルガモットサボンの香り」。ドライパウダーを含む蒸発膜は汗を乾かし続けるので、ペタペタしがちな太もも、胸元、首回り、ワキなどに塗るだけでサラサラ肌に。
汗による衣類に黄ばみを予防する方法
グッズで汗ジミ対策をしたとしても、「衣服に汗が絶対に染みない」というわけではありません。
汗腺のひとつである「アポクリン腺」からは、水分や皮脂、アンモニア、色素成分(リポフスチン)などが排出されるのですが、このリポフスチンや皮脂が衣類の布に染みつき、黄ばみの原因に。
さらに時間の経過とともにどんどん酸化し、黄ばみはガンコになって取れにくくなるので、衣類を黄ばみから守るためには、汗を吸った衣類を放置せず、なるべく早く洗濯することが大切になります。
汗が原因で衣類が黄ばんでしまった場合の落とし方
衣類が汗により黄ばんでしまったら、粉末の酸素系漂白剤と台所用洗剤を使った“つけ置き予洗い”を試してみてください。
粉末の酸素系漂白剤と台所用洗剤は「皮脂」や「タンパク質」などの汚れを落とすのに特化した洗剤なので、皮脂と一緒に衣類に染みついた色素にも効果を発揮してくれると言われています。
ただし、衣類の洗濯表示を見て、素材的にも問題がないことを必ず確認してから行ってください。とくにウールやカシミヤ、シルクなどの素材には注意が必要です。
(2)軽く水を切って、洗濯用洗剤を使って洗濯機で通常通り洗濯をする
つけ置きには、衣類に染みついた皮脂を溶かしてゆるめる目的があるので、水ではなくお湯を利用するのがポイントです。
衣替えの際は普段以上に丁寧に洗濯を
衣替えをして、いざ服を着ようと広げてみたら、ワキの部分が黄色く変色している……などの“ガッカリ経験”がある人もいるのではないでしょうか。
それは、落としきれていなかった汗汚れがタンスや衣装ケースの中で時間をかけて黄ばみに変わってしまったからです。
よって、衣替えの間には、いつも以上にしっかり洗濯し、汗汚れをキレイに取ってから服をしまうよう心がけましょう。
まとめ
今回は、不快な汗ジミの対策方法やグッズ、さらに汗による衣類の黄ばみ予防法や落とし方をご紹介しました。
ぜひ日常生活に取り入れて、暑い夏を少しでも快適に過ごしましょう!