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土が不要なエアプランツはいろいろな飾り方を楽しめる
エアプランツ(チランジア)は樹の皮や岩などに根を張る着生植物で、一般的な植物のように土がいりません。そのため鉢を使う必要もなく、いろいろな飾り方を楽しめるのが大きな魅力。
土がないので衛生的に管理でき、インテリアに取り入れやすいメリットもあります。観葉植物をあまり育てたことがない人でも、気軽にお部屋にグリーンをプラスできるのでおすすめですよ。
エアプランツの基本的な育て方
エアプランツは霧吹きで水やりして育てるのが基本です。春~秋にかけての生育期は週に2~3回、休眠期である冬は週1回程度、霧吹きで水を吹きかけてあげましょう。この時、株全体がしっかり濡れるまで水を与えてください。
水やり後は逆さまにしたり風通しのいいところに置いたりして、しっかり乾かすのがポイント。
内側に水が溜まりやすいような形状のものは特にしっかり乾かさないと、蒸れて枯れてしまう場合があるので注意してくださいね。
日当たりや風通しが良い場所を選んで飾ろう
エアプランツを元気に育てながら飾るなら、置き場所にも注目しましょう。エアプランツも観葉植物などと同様に日光を好みますが、直射日光に当てると葉焼けしてしまう場合があります。
そのため、レースカーテンやブラインド越しの明るい日陰に置くのがおすすめです。
また、蒸れを防ぐために風通しの良い場所を選ぶのもポイント。容器に入れてディスプレイする時もフタつきのものに入れず、空気が循環しやすいアイテムを選ぶといいですね。
【ダイソー】などの100均アイテムを使ったエアプランツの飾り方アイデア
それではここで、エアプランツの飾り方アイデアを紹介します。「ダイソー」などの100均アイテムを使って気軽にできる方法を集めました。日当たりや風通しの良い場所を選びながら、インテリアにあう飾り方を見つけてくださいね。
(1)トレイやプレートに置くだけ
エアプランツは土がいらないので、トレイやプレートの上に置くだけでも育てられます。家具やウォールシェルフなどのちょっとしたスペースにディスプレイしたい時におすすめです。
ステンレスプレートなど、無機質な素材との相性もいいですよ。100均でもアウトドアなどで活躍するステンレス素材のプレートが売られているので、活用してみてはいかがでしょうか?
(2)アイアン小物に吊るす
アイアン素材の多面体オブジェは、エアプランツをディスプレイするのにぴったり。隙間が大きく開いているので風通しよく飾ることができます。アイアン素材とエアプランツも好相性です。
こちらは「ダイソー」で売られているアイアン小物。フックになっているので、画鋲で壁に吊るしたり、カーテンレールや長押などに引っかけたりできます。
(3)バークチップの上に置く
バークチップとは松の樹の皮を砕いたもので、100均でも購入できます。このバークチップをトレイなどに広げ、その上にエアプランツを置くだけで簡単にディスプレイできます。
トレイにそのまま置くよりも通気性がよくなり、バークチップの赤茶色がエアプランツのグリーンを引き立ててくれます。
(4)ガラスオーナメントでテラリウムに
ガラスオーナメントにエアプランツを入れてテラリウム風に飾る方法もあります。口が大きく開いているガラス容器なら、エアプランツの蒸れを防止しながらディスプレイを楽しめます。
中に根腐れ防止剤として使われるゼオライトを敷けば、見た目も安定感もよくなりますよ。紐付きのガラスオーナメントなら吊るせるので、窓際などの明るい場所にも飾りやすいです。
(5)ミニ植木鉢に植える
植木鉢に土ではなくバークチップや軽石を入れてエアプランツを植える方法です。鉢を使うことで株が安定しやすくなるので、元気に育てたいという場合におすすめ。
ミニサイズの植木鉢なら窓際などちょっとしたスペースに飾ることができますね。ミニ植木鉢も100均で気軽に購入できます。できれば通気性の良い素焼きの鉢がおすすめです。
(6)バークチップに着生させる
エアプランツは着生させると根が伸びやすくなります。根から水分や養分を吸収しやすくなるため、大きく元気に育てたい場合は着生させるのがおすすめです。
気軽に試すなら100均のバークチップを使いましょう。バークチップに穴を開け、針金を通してエアプランツを固定すれば完成です。紐を取り付ければ吊るして飾ることができます。
(7)小物ケースに入れる
100均の小物ケースにエアプランツを入れて飾ってみるのもおすすめです。こちらは「ダイソー」のふたつき小物ケース。100均にはいろいろなケースが売られているので、気に入ったデザインのものを使うといいでしょう。
中にバークチップを敷いておけば、蒸れ防止に役立ちます。棚の上などに置いて、ほかのディスプレイアイテムと一緒に飾りたい時におすすめです。
(8)板を使って専用ホルダーをDIYする
木板とワイヤーを使ってDIYすれば、エアプランツ専用のホルダーを作ることができます。簡単なものなら100均でも材料を揃えられますよ。
飾りたいエアプランツのサイズや形にあわせて用意できるのがDIYのメリット。木の板なら根も張りやすくなり、安定して大きく育てたい時に向いています。
(9)歯ブラシスタンドに立てる
100均でも売られている歯ブラシスタンドは、エアプランツを飾るのにも使えます。穴の部分に乗せるだけですが、安定して立てられるので小さいエアプランツを1株ずつ並べて飾るのにおすすめです。
エアプランツのお手入れ方法
エアプランツは霧吹きによる水やりを定期的に行い、風通しの良い場所に置いておけば特別な手入れは必要ありません。しかし、水やりを忘れるなどして乾燥気味になってしまった時は、ソーキングするのがおすすめ。
ソーキングは、瓶やボウルなどに水を張って株ごと浸ける方法です。3~4時間程度浸けたあとにしっかり乾かすだけなので簡単ですよ。
また、葉が細いエアプランツは比較的乾きやすいので、こまめに様子を見ながら水やりを行ってください。そして、どのエアプランツも水やり後はしっかり乾かして蒸れないようにすることが大切です。
100均アイテムでいろいろなエアプランツの飾り方を楽しもう!
今回は100均グッズを使ったエアプランツの飾り方について紹介しました。土がいらないエアプランツは、いろいろな飾り方を楽しめるのが魅力。
100均にもディスプレイに役立つものがたくさんあるので、どんな風に飾るか考えながら相性の良いアイテムを探してみてくださいね。