公開：2022.10.07

【元町】クリームたっぷりパンケーキとガレットが大人気のお店「アンジー」

「ANGIE（アンジー）」があるのは、神戸の人気観光スポット・南京町から少し外れた裏路地。アンティーク集めが趣味の店主の「好き」が詰まった空間は、木の温かみが感じられる素敵な場所。そんな場所でいただくパンケーキは、心身ともにしあわせになれる魔法のようなスイーツです。

パンケーキとガレットが楽しめるカフェ
カントリーな雰囲気漂うオシャレな店内
一番人気はマカダミアナッツパンケーキ
ランチにはガレットもおすすめ

「ANGIE（アンジー）」（兵庫県神戸市中央区栄町通）があるのは、JR・阪神電車「元町駅」から徒歩3分ほどのところ。神戸の人気観光スポットである「南京町」の通りから少し外れた裏路地にあります。

パンケーキとガレットが楽しめるカフェ

2012年にオープンした「アンジー」は、もともと飲食店で働いていた店主の木村さんが「いつか自分のお店をもちたい」という夢をかなえて開店させたパンケーキとガレットのお店。海外へ旅行に行ったときに出会った味を、日本でも再現したいと考えたのをきっかけにお店をオープンさせました。

パンケーキに天使の羽が生えたお店のロゴを掲げ、今日も訪れたお客さまたちを温かく出迎えます。

2022年にはオープンから10周年を迎え、オリジナルグッズも制作。マグカップは店内で販売されています。

カントリーな雰囲気漂うオシャレな店内

ステンドグラスがはめられた木製のドアを開けると、カントリー風のインテリアで統一された、木の温もりが感じられるやさしい空間が広がっています。どこかほっとする居心地のいい場所で、ふとしたときに立ち寄りたくなるお店です。

4人掛けのテーブル席5つに加え、カウンター席もあり、グループでもおひとりさまでも入りやすいのが魅力。男性がひとりで来店することも多く、夫婦やカップル、子連れファミリーなど客層もさまざまなのだそう。

お店の奥には2人掛けのソファが並ぶ席もあります。友人の家へ遊びに来たような、そんな家庭的な雰囲気が感じられるのもお店が心地よく感じられる理由のひとつなのかも。

アンティークが好きだという店主の木村さんは、お店のインテリアにも海外や国内のアンティークショップで見つけた品々をセレクト。センスが光る木村さんの「好き」が詰まった空間もまた、お店の魅力のひとつでしょう。

こちらのイスは、海外の教会で使われていたもので、背もたれに本や冊子などを入れることができるポケットがあります。そのほかにも、海外製のハンガーや置物など店内を見渡せば、オシャレなアンティーク小物があちこちにあるので、ぜひじっくりと見てみてください。

一番人気はマカダミアナッツパンケーキ

お店の料理はすべて手づくりで、「シンプルな味わいで、安心安全なものを」というのが「アンジー」のコンセプト。できるだけオーガニックな素材を使用して作ったパンケーキは、もっちりとした食感が魅力。

アメリカ南東部のお母さんが焼くような素朴なパンケーキのスタイルをベースに、10種類のレギュラーメニューと、季節限定のパンケーキが並びます。

そんな「アンジー」での人気メニューは、マカダミアナッツのクリームソースがたっぷりとかかった「マカダミアナッツパンケーキ」（1,150円）です。木村さんがハワイで食べたパンケーキがおいしくて、その味を再現してみたいと挑戦したのが、このパンケーキなのだそう。

一見、とても甘そうに見えますが、ソースは甘さをおさえているため、しつこさがなく、ぺろりと食べられます！　トッピングされたナッツも香ばしく、良いアクセントに。生地はもちもちとした食感で、ほんのりと香るバターの香りが食欲をそそる一品。お店に来たら、まずは食べてみてほしいおすすめメニューです。

ランチにはガレットもおすすめ

「アンジー」には甘いパンケーキだけでなく、食事としてもいただけるメニューもあります。ランチメニューはプレーンパンケーキとエッグ、ソーセージかベーコンが選べる「プレーンパンケーキ＆エッグ」（1,160円）をはじめ、フランスの郷土料理であるガレットランチが人気です。

「ガレット」（1,280円）は、ミックスチーズとたまごをのせて焼き、蕎麦粉のクレープで包んだ料理です。プレートにはサラダやヨーグルト、スープ、ドリンクが付きます。ドリンクはコーヒー、紅茶、カフェラテ、オレンジジュース、アップルジュース、ジンジャエールから選ぶことができます。

また、お子さま向けには子ども用パンケーキとドリンクがセットになった「キッズセット」（690円）を用意。ドリンクは、オレンジジュース、アップルジュース、ミルクから選べます。ママ友とのランチやカフェで利用するお店を探しているときには、ぜひ候補にどうぞ。

裏路地にひっそりと佇むお店は、初めてだとなかなか見つけるのが難しいかもしれませんが、その隠れ家的存在のお店でいただく料理は「また行きたい！」と思わせてくれる魅力的なメニューばかり。

パティシエ経験はないと話す木村さんですが、メニュー開発時に海外旅行先での経験や、海外の洋書を参考にしてオリジナルメニューを考案してきました。「海外の料理はスパイスの組み合わせがおもしろく、そこからインスピレーションを得てメニューを考えています」と語る姿はとても楽しそうで、これからもどんなスイーツと出会えるのかワクワクさせられます。

来店ごとに注文するメニューを変えて、それぞれどんな味わいなのか食べ比べてみるのもおもしろそうですよ。