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ご飯のお供やお酒のアテになる「牛すじ煮込み」。
一説には兵庫・神戸が発祥の地といわれていて、すじにこみと言えば神戸の「ぼっかけ」が有名です。また大阪の郷土料理とされる「どて焼き」も牛すじ肉を煮込んだもの。「牛すじ煮込み」は関西人にとって馴染み深いメニューといえます。
そんな「牛すじ煮込み」の専門店が兵庫・明石に2021年11月オープン! 神戸の「ぼっかけ」とはまたひと味違った味付けが特徴で、明石の手土産やお土産としてもおすすめです。お取り寄せも可能なので、遠方の方も要チェックですよ!
兵庫・明石にオープンした牛すじ煮込み専門店
牛すじ煮込み専門店「すじにこみ 福寿」(兵庫県明石市二見町西二見)は2021年11月、山陽電鉄「西二見駅」から徒歩約10分のところにオープンしました。
外観は木材を基調としたナチュラルな雰囲気。筆で力強く「福寿」と書かれたのれんが目印です。ちなみにこちらの文字はオーナー・福壽庸喜さんの直筆。パッケージのロゴデザインにもなっています。
お店に向かって右横には専用駐車場があるので、車での来店もOK。6番と8番、2台分用意されています。
ナチュラルで清潔感あふれるカフェのような店内
店内もとってもナチュラル! やわらかな色合いの木目を活かしたカフェのような空間で、女性一人でも入りやすい雰囲気です。入ってすぐのところにショーケースとレジカウンターがあり、奥には厨房。時間帯によっては調理中の良い香りが漂ってくるかも。
店内は常に清潔に、気持ちよく買い物ができるお店作りを心がけているとのこと。ショーケースの中までピシッと整えられていて、オーナーの繊細なお人柄が感じられます。
特に鍋などの調理器具は同業者も驚くほど! 毎日ピカピカに磨き上げて、大切に牛すじを煮込んでいるそうです。
始まりはおいしい牛すじ煮込みとの出会い
牛すじ煮込みというと、居酒屋にあるいちメニューというイメージの人も多いのではないでしょうか? そんな中、牛すじ煮込み専門店としてオープンした経緯をオーナーの福壽さんに聞くと、学生時代の「出会い」がきっかけだったと言います。
学生時代、居酒屋さんでアルバイトをしていた福壽さん。そのお店の人気メニューが、豆腐の上にアツアツのどて煮をかけたものでした。食べてみると本当においしく、「これを再現したい!」と強く思ったのだそう。家で何度も試行錯誤を繰り返して「コレだ」という味に辿り着きます。
友人の「めっちゃうまい」が後押しに
出来上がった牛すじ煮込みを友人にふるまってみたところ、「めっちゃうまい」と一言。そして「おかわり!」と何度もご飯と一緒に食べていて、その姿がとても嬉しく今でも覚えていると言います。
その後も、友人・知人、仕事仲間に差し入れしてみると、その家族にまで大好評! 近所のお店で特別メニューとして出してもらったこともあるのだとか。そうして約30年間微調整をしながら作り続けてきた「福寿(福壽さん)」のすじにこみ。店舗展開を望む声もあり、「うまい」、「おいしい」と言ってもらえるものをより多くの人に届けたいとの想いからオープンに至りました。
味のおいしさはもちろん、体への優しさも大切に
「福寿」のすじにこみで特にこだわっているのが食材選び。
国産の黒毛和牛に淡路島産のたまねぎ、青森県産のにんにく、マレーシアのこしょう、中国の唐辛子など、それぞれ品質がよく、適した土地で作られたものにこだわって採用。特に唐辛子や胡椒などは独自の配合で数種類をブレンドし、味わいに絶妙な変化と奥行きを出しています。
味がおいしいのはもちろん、体にもやさしくをモットーに。毎日安心して食べられるもの、また食べるとしっかり体のエネルギーになるもので構成されています。
調理の際のポイントは、水を一滴も入れずに食材の旨みを引き出すこと。メインの食材である牛すじ肉のコリコリした食感を程よく残すことも大切に、愛情込めて丁寧にじっくり煮込んでいきます。
牛すじ煮込みは「白」と「赤」の2種類を販売
牛すじ煮込みは「白」と「赤」の2種類を展開。
「赤」は唐辛子が入っていて辛党の方に、「白」は唐辛子が苦手な人におすすめです。
「白」はすじ肉の旨味や玉ねぎの甘み、味噌のコクなど、それぞれの食材の風味が存分に感じられる味わい。胡椒が良いスパイスになっていて、味に奥行きを出しています。まさにご飯のお供にピッタリ! 思わずかきこみたくなるおいしさです。
「赤」は唐辛子の深い辛みによってコクや旨味が一層引き立つ、クセになる味わい。ビールなどのお酒と一緒に少しずつ嗜みたい一品です。冷奴の上に乗せたり、チャーハンの味付けにしたりと、“食べる調味料”のような使い方もおすすめ!
「白」と「赤」は唐辛子の有無のみの違いですが、不思議と味わいにも違いがあるので、ぜひ食べ比べて感じてみて。
どちらも中サイズのほかに小サイズ(100g・400円)と特大サイズ(500g・1,500円)もあり、冷蔵で9日間、パックのまま冷凍すると90日間(解凍後3日以内)の日持ちとなっています。
初めはシンプルに、ご飯に乗せて食べるのがおすすめ。卵とネギや大葉といった薬味をトッピングするだけで立派な丼ぶりの出来上がりです。
まかないでほぼ毎日食べているというオーナー・福壽さんは、お店をはじめてから体の調子がすこぶるいいとのこと。ただお腹が膨れるだけでなく、しっかりと体の栄養、エネルギーになっていると実感しているそうです。
保存に便利な「冷凍」や「缶詰」は手土産にも
長期保存に便利な冷凍パックや缶詰もラインアップ! 冷凍商品は賞味期限90日間で、そのまま鍋で解凍できるので手軽で便利です。
缶詰商品は賞味期限が3年間と長く、常温で持ち運びが可能。非常用にはもちろん、華やかなパッケージで手土産やお土産といった贈答用にもおすすめです。
通常パックからさらに熱を通しているため、また違った食感が楽しめます。
黒色のパッケージは現在、違うお肉を使った商品として販売しようと開発中とのことなのでお楽しみに!
新メニュー!牛すじ煮込みの炊き込みご飯
さらに、新メニューとして発売予定なのが牛すじ煮込みの炊き込みご飯。ご飯の上に冷凍状態の牛すじ煮込み(白)を乗せて炊いたもの。これだけで料亭で味わう炊き込みご飯のような、やさしくて奥行きのある味わいに! トッピングの紅しょうがが良いアクセントになっていて、何杯でも食べたくなるおいしさです。
通販サイトでも購入可能
今回紹介した「すじにこみ 福寿」の一部商品は通販でも購入可能です。店舗にはなかなか行けないという方はぜひこちらをチェックしてみてくださいね。
▼公式通販サイトでの購入はこちら
自宅用や手土産に専門店の牛すじ煮込みを
今回は兵庫・明石にある牛すじ煮込み専門店「すじにこみ 福寿」をご紹介しました。30年間微調整しながら作り続けているすじにこみは奥行きがあり、一口食べるとクセになる味わいです。
明石で手土産やお土産を探している人にもおすすめ! 新メニューも色々と登場予定なので、是非チェックして味わってみてくださいね。
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。