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一人暮らしにソファはいらない?ソファがあるメリット・いらない理由を紹介
ゆったりとくつろげて、見栄えも良い“ソファ”を「一人暮らしの部屋に置きたい」と考えている人も多いでしょう。
しかし一人暮らしの場合、ソファを置かない方が良いケースも多々あります。中には「一人暮らしにソファはいらない」という声も。
そこで、一人暮らしにソファがあるメリットと「一人暮らしにソファはいらない」と言われる理由を紹介します。
一人暮らしにソファがあるメリット
一人暮らしにソファがあるメリットは、主に次の2つです。
- (1)ゆったりとくつろげる
- (2)部屋がおしゃれになる
「ゆったりとくつろげる」というのは、ソファの大きなメリットです。ちょっとしたリラックスタイムには、やはりベッドよりもソファが適しています。
サイドテーブルとあわせて使うことで、コーヒーを飲みながら読書をしたりテレビを見たりと、より快適に過ごせるでしょう。
また、ソファは見栄えが良く存在感もあるので、部屋がおしゃれになるというメリットも。
さらにソファカバーを付け替えることで、手軽に部屋の雰囲気をチェンジできますよ。
一人暮らしにソファがいらない理由
「一人暮らしにソファはいらない」と言われる理由は、主に次の3つです。
- (1)部屋が狭くなる
- (2)お金がかかる
- (3)引っ越しが大変になる
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
●(1)部屋が狭くなる
一人暮らし向けの部屋にソファを置くと、部屋が狭く感じられることがあります。
というのも、一人暮らし向けの部屋はワンルームや1Kといった間取りが多く、さらに部屋の広さも6〜8畳程度が一般的です。
このような6〜8畳程度の部屋に、ベッドなどの必要な家具に加えてソファも置くとなるとかなり狭くなってしまいます。
部屋が狭くなると生活動線が確保できず、圧迫感も感じやすくなるので「ゆったりとくつろげるはずのソファがかえってストレスの原因に……」ということになりかねません。
●(2)お金がかかる
ソファを置くとなると、ソファを購入するためのお金が必要です。
一人暮らし向けのコンパクトなソファであっても、新品で購入すると大体1〜3万円ほどかかってしまうため、決して安い買い物ではありません。
さらに、ソファは処分するときにもお金がかかってしまいます。
例えば、粗大ゴミとして処分する場合は1,000〜2,000円ほど、回収業者に引き取ってもらう場合は5,000円前後の費用が必要です。
ただでさえ一人暮らしは何かとお金がかかるものなので、「少しでも費用を抑えたい」という人にとっては大きなデメリットになるでしょう。
●(3)引っ越しが大変になる
ソファがあると、引っ越しの際に色々と大変なことも。例えば2人向けのソファの場合、大きさによっては「単身パック」に対応していないことがあるので、追加料金が発生してしまいます。
さらに、引っ越し先の部屋に「ソファが入らない」というケースも少なくありません。
このような場合、ソファを処分するしかなくなってしまうので、引っ越しの予定がある人は注意が必要です。
一人暮らしにソファを置くか迷ったときの判断基準
一人暮らしの部屋にソファを置くか迷ったときは、次の基準をもとに判断すると良いでしょう。
- (1)部屋の広さ
- (2)引っ越しの頻度
- (3)ソファなしで過ごしてみる
それぞれの判断基準について、詳しく解説していきますね。
(1)部屋の広さ
一人暮らしの部屋の広さが“8畳未満”の場合、ソファを置くのはあまりおすすめできません。
というのも、ソファは店頭で見るとそれほど大きく感じませんが、実際のサイズは意外に大きいもの。
例えば1人用の小さなソファであっても、幅60~90cmはあるものがほとんどです。2人用のソファであれば、さらにサイズは大きくなります。
さらに、ベッドやテーブルなど一人暮らしに必要な家具を置くとなると、8畳未満の部屋ではかなり窮屈になってしまいます。
「快適に過ごすためにソファを置いたのに、かえって生活しづらくなってしまった……」ということにならないよう、部屋の広さを踏まえた上でソファの購入を検討しましょう。
(2)引っ越しの頻度
引っ越しの頻度が多い人は、ソファの購入は見送ったほうが良いかもしれません。
ソファがあると引っ越しの追加料金が発生したり、引っ越し先の部屋にソファが入らなかったりと色々と大変なことが増えるからです。
引っ越しの頻度が多い人は、身軽でいることに越したことはありません。そのため、ソファのような大型家具の購入は慎重に検討しましょう。
(3)ソファなしで過ごしてみる
ゆったりとくつろげるのが魅力のソファですが、意外になくても快適に過ごせるもの。
そのため一人暮らしの部屋にソファを置くか迷ったら、しばらくソファなしで過ごしてみることをおすすめします。
その際は、購入を検討しているソファの面積に合わせて新聞紙をカットして、想定の置き場所に敷いておくとソファの大きさがイメージしやすいですよ。
ソファなしで過ごしてみてから、「本当にソファが必要かどうか」を再度考えてみると良いでしょう。
なお、記事後半ではソファの代わりになるものも紹介するので、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
一人暮らしにおすすめ!【ソファの代わりになるもの】おすすめ6選
ここからは、一人暮らしにおすすめの“ソファの代わりになるもの”を6つ紹介します。
「ソファがなくても快適に過ごしたい」
「ソファの代わりになるようなアイテムを知りたい」
という人は、ぜひチェックしてくださいね。
(1)座椅子
ソファの代わりとしておすすめなのが、座椅子です。座椅子には背もたれがあるので、ソファのように背中を預けてゆったりと座れます。
さらにラグやブランケットとあわせて使えば、床が冷たくなる寒い時期でも快適に過ごせますよ。
ソファよりも場所を取らず、圧迫感も少ないので一人暮らしにおすすめのアイテムです。
(2)ビーズクッション
クッションや枕、背もたれなどに使えるビーズクッションも、ソファの代わりとしておすすめです。
ビーズクッションは何といってもその心地よさが魅力。もたれたり座ったりした部分がそのまま沈み込んでくれるので、どんな姿勢でも体にフィットしますよ。
軽くて持ち運びもしやすいので、掃除がしやすいというメリットも。快適な床生活を送りたい人に、ぜひおすすめしたいアイテムです。
(3)ソファベッド
「部屋が狭いけど、どうしてもソファを置きたい」という人には、ソファベッドがおすすめです。
ソファベッドは折り畳み式のソファで、広げることでベッドとしても使える便利なアイテムです。普段はベッドとして使い、来客の際にはソファにするという使い方もできますよ。
最近では寝心地が良いソファベッドも増えているので、店頭で自分に合ったソファベッドをチェックしてみると良いでしょう。
(4)ラグとクッション
床にラグを敷いてクッションを置けば、それだけでもソファの代わりになります。
ふわふわのラグとクッションであれば、床の上でも快適に過ごせますよ。くつろぐ場所を選ばず、部屋を広く使えるというメリットも。
クッションカバーを付け替えることで、手軽に模様替えを楽しめるのも嬉しいポイントです。
(5)椅子
背もたれのある椅子も、ソファの代わりになるものとしておすすめです。
移動も簡単なので、窓辺やテーブルの近くなど、気分に応じて使う場所を変えられます。さらに折り畳みタイプの椅子であれば、使わないときは折り畳んでおけるというメリットも。
おしゃれなデザインの椅子も多いので、インテリアアイテムとしてもぴったりですよ。
(6)ソファになる布団収納袋
「ソファになる布団収納袋」は、中にクッションや布団などを入れることで、ソファとして使える便利なアイテムです。
予備の寝具やあまり使わない寝具をそのままソファにできるので、収納スペースの削減にもなりますよ。
そのため、寝具の収納スペースに困っている人にもおすすめです。
一人暮らしにソファはいらないことも!部屋や生活に合わせて判断しよう
一人暮らしにおけるソファのメリットや「一人暮らしにソファはいらない」と言われる理由、そしてソファの代わりになるものを紹介しました。
ゆったりとくつろげるのが魅力のソファですが、一人暮らしにはいらないこともあります。
部屋の広さやライフスタイルを踏まえて、本当にソファが必要かどうかよく考えてから購入することをおすすめします。
今回紹介した“ソファの代わりになるもの”を活用することで、ソファがなくても十分快適に過ごせるので、ぜひあわせて検討してみてくださいね。