目次
- 一人暮らしでラグを使うメリット
- (1)寒さ対策や湿度が高い時のべたつき防止になる
- (2)階下への騒音対策になる
- (3)床の傷つき防止になる
- (4)座り心地アップ
- (5)簡単におしゃれなインテリアにできる
- 一人暮らし用ラグの選び方
- (1)サイズ
- (2)素材
- (3)デザイン
- (4)座り心地・踏み心地
- ラグにはどんな種類がある?
- (1)素材の種類
- (2)毛足の種類
- (3)デザインの種類
- ラグを選ぶ時の注意点
- (1)大きいサイズは搬入経路を確認
- (2)床暖やホットカーペットに対応しているか確認
- (3)家具の下に敷きこむ必要があるか確認
- シーンにあわせて選ぶおすすめラグ
- (1)インテリアにアクセントをつけるなら円形ラグ
- (2)ホームパーティーが多いなら手入れしやすいラグ
- (3)床に寝転がるなら手触りやクッション性のいいラグ
- (4)ペットがいるならカットパイルのラグ
- 一人暮らしのラグは機能や素材、サイズに注目して選ぼう
一人暮らしでラグを使うメリット
まずは一人暮らしでラグを使うことのメリットについて紹介します。ラグを敷くと室内で快適に過ごせるようになるほか、床の傷防止や騒音対策などにもなり、賃貸住まいが多い一人暮らしの人にとって便利なポイントがたくさんあります。
(1)寒さ対策や湿度が高い時のべたつき防止になる
ラグを敷くとフローリングの冷たさを軽減してくれます。裸足で歩く時や直接床に座る時も、ラグがあればヒヤッとしないため寒い季節も過ごしやすくなります。
また、夏の湿度の高い季節ではフローリングに肌が触れるとべたつきが気になる場合もありますが、ラグを敷くことでサラッと快適になります。
(2)階下への騒音対策になる
フローリングの床に物を落とすと音が響きやすいですよね。特に集合住宅に住んでいる場合は、階下への騒音が気になります。そんな時にラグを敷いておけば、物音や足音が下の住戸へ響くのを軽減することができます。ペットを飼っている場合も、走り回った時の足音を抑えてくれますよ。
(3)床の傷つき防止になる
賃貸住宅に住んでいると、フローリングに傷がついてしまうのが気になりますよね。そんな時にもラグを敷いておくことで防止できます。ダイニングテーブルの下に敷けば、椅子を動かした時に床が傷つくのを防げます。また、ソファやローテーブルの下に敷いておくことでも傷防止に役立ちます。
(4)座り心地アップ
床に直接座って過ごすことが多い人なら、ぜひラグを敷いておきましょう。座り心地がアップして快適に過ごせます。毛足の長いものやクッション性のある分厚いタイプなら、長時間座ってもお尻が痛くなりにくいです。また、手触りのいいものなら寝転がった時にリラックスできるでしょう。
(5)簡単におしゃれなインテリアにできる
ラグを敷くだけで部屋の印象は大きく変わります。ラグのデザインにこだわれば、簡単におしゃれなインテリアにすることができますよ。家具と違って簡単に模様替えできるのもメリット。季節にあわせてラグを取り換えて、イメージチェンジするのもおすすめです。
一人暮らし用ラグの選び方
一人暮らし用にラグを選ぶ時にチェックしておきたいポイントを解説します。サイズや素材を確認するのはもちろん、座り心地や踏み心地がいいかも確認して部屋が快適になるラグを見つけましょう。
(1)サイズ
一人暮らし用ラグは部屋にあわせたサイズを選ぶことが大切。ワンルームの場合なら、敷くスペースを確認しておきましょう。
ラグはある程度規格サイズが決まっています。例えば、6畳部屋なら130cm×200cm以下のラグがおすすめ。8畳部屋なら160cm×230cm以下の長方形か200cm×200cm以下の正方形が使いやすいでしょう。
また、ソファと組み合わせる場合はソファの大きさとあわせるのもポイントです。ソファの幅より少し大きいサイズのラグを敷くとバランスよく見えます。ソファより左右10cmずつほど大きいラグだとちょうどいいでしょう。
(2)素材
ラグを選ぶ時は毛足や材質といった素材感にも注目しましょう。ラグは毛足が長いものと短いものがあります。また、材質もウールやナイロン、綿などさまざま。
毛足の長さや材質によって触り心地はもちろん、踏み心地、手入れのしやすさなども大きく異なります。重視したいポイントを考えて、毛足や材質もチェックしておくことが大切です。
後ほど、毛足・材質の種類とその特徴について紹介します。
(3)デザイン
ラグは部屋の雰囲気をがらりと変えるので、デザインにもこだわって選びましょう。無地タイプも柄入りタイプもあるため、インテリアテイストにあったものを選ぶことが大切です。
また、色にも注目しておきましょう。ソファやカーテンなど大きな面積を占めるアイテムと調和する色のラグを選んでおくと、まとまりのある空間になります。
(4)座り心地・踏み心地
ラグを選ぶ時は座り心地や踏み心地にも注目。シャギーラグはボリュームがあって踏み心地もいいでしょう。また、中材の入った分厚いタイプのラグもあり、低反発ウレタンなどは快適な座り心地です。
ファータイプなら手触りがよく、いつまでも触っていたくなるかもしれませんね。床に直接座るのか椅子に座るのかによってもどんなテイストがいいのか変わるので、ライフスタイルにあわせて選びましょう。
ラグにはどんな種類がある?
ラグは素材や毛足、デザインなどにさまざまな種類があります。それぞれにどのような違いがあるのか紹介していきます。
(1)素材の種類
ラグの素材は大きく分けて天然繊維と化学繊維があります。天然繊維は主にウールや綿などがあげられます。ウールは吸湿性に優れ、オールシーズン使いやすい素材。防炎性もあり、ソファを重ねた時に脚の跡が残っても元に戻りやすいです。コットンはサラッとしていて洗濯できるタイプも多い素材です。
一方で化学繊維にはナイロンやポリプロピレンなどがあり、ナイロンは耐久性が高くで汚れに強いのがメリット。ポリプロピレンはリーズナブルなものが多く、遊び毛がでにくい特徴があります。
(2)毛足の種類
ラグの毛足のことはパイルといい、カットパイルとループパイルの2種類があります。カットパイルは毛先を同じ長さでカットして揃えたタイプで、手触りがやわらかい特徴があります。シャギーラグもカットパイルの1つで、パイルの長さが約25mm以上のものを指します。
ループパイルはタオルのようにパイルが輪っか状に縫いつけられているタイプです。耐久性が高くてへたりにくいので、よく歩く場所に向いています。毛足の短いラグの方が掃除機がかけやすくて、普段の手入れが楽にできますよ。
(3)デザインの種類
ラグの柄には無地を始め、グラデーションや幾何学模様、ボタニカル柄、ボーダー、文字入りなど多様な種類があります。インテリアテイストにあわせて選ぶのがおすすめです。
また、ラグには長方形や正方形のほか、正円・楕円の丸型もあります。丸いラグはおしゃれな印象で、部屋のアクセントにもおすすめです。
ラグを選ぶ時の注意点
ラグを選ぶ時にはいくつかの注意しておきたいポイントがあります。自宅への搬入経路やホットカーペット対応かどうかなどをチェックしておきましょう。
(1)大きいサイズは搬入経路を確認
大きいサイズのラグを買う時は、梱包サイズを必ず確認しておきましょう。折りたたんでいる商品なら大丈夫ですが、丸巻きの商品は要注意。長すぎてエレベーターに入らなかったり、階段を曲がれなかったりする場合もあります。そのため、搬入経路を事前に確認しておく必要があります。
(2)床暖やホットカーペットに対応しているか確認
ホットカーペットや床暖の上にラグを敷きたいのであれば、対応している商品か確認が必要です。耐熱性のあるラグでなければ、ホットカーペットや床暖の上で使用できません。選ぶ時は「ホットカーペット対応」と書かれているかどうか確認しましょう。
(3)家具の下に敷きこむ必要があるか確認
部屋の広さにあわせてラグを選んだ場合、家具の下に敷きこまなければならない場合もあります。また、ラグを敷きこまずに済むように、家具のレイアウトを変える必要があることも。家具を移動させたり、持ち上げてラグを敷きこんだりするのは一人では難しい場合もあります。お店によっては敷きこみサービスをしている場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
シーンにあわせて選ぶおすすめラグ
ラグは機能や素材、デザインに注目しながら、ライフスタイルにあわせて選ぶのがおすすめです。そこで、シーンにあわせたラグの選び方を紹介していきます。
ライフスタイルにあったラグを選べば一人暮らしのお部屋がもっと快適になりますよ。
(1)インテリアにアクセントをつけるなら円形ラグ
円形のラグはインテリアのアクセントにおすすめ。四角いラグにはないやわらかい雰囲気が魅力で、ズレても気になりにくいメリットがあります。
部屋の隅まで覆うことができない分、部分使いすることでインテリアにメリハリが生まれますよ。
(2)ホームパーティーが多いなら手入れしやすいラグ
お家に友人を招いてホームパーティーをすることが多いなら、汚れても手入れしやすいラグを敷いておくと安心。丸洗いできるものなら、みんなでラグの上に座ってローテーブルで食事をする時も、汚れを気にせず楽しめますね。鍋やホットプレートも気軽に使いやすくなるでしょう。また、毛足の短いラグなら掃除機がかけやすく、後片付けが楽になるのでおすすめです。
(3)床に寝転がるなら手触りやクッション性のいいラグ
床にゴロゴロ寝転がって過ごしたいなら、手触りのいいラグを選びたいですね。やわらかいタッチのものや毛足の長いものが向いています。
また、厚みがあってクッション性が高いものなら、寝転がっても身体が痛くなりにくいです。ウレタンなどの中材が入った分厚いタイプや、シャギーラグのようなボリュームのあるタイプが使いやすいでしょう。
(4)ペットがいるならカットパイルのラグ
犬や猫などのペットを飼っているお家なら、カットパイルのラグがおすすめ。毛先を切り揃えているカットパイルなら、ペットの爪が引っ掛かりにくいメリットがあります。
また、ラグを敷いておくことでペットが走り回った時の足音を軽減したり、フローリングで滑るのを防いだりする効果も。さらに、洗えるタイプなら汚した時も手入れしやすくて安心です。
一人暮らしのラグは機能や素材、サイズに注目して選ぼう
今回は、一人暮らしのラグの選び方について紹介しました。ラグを敷くことは寒さ対策や騒音防止など一人暮らしにとってもメリットがたくさんあります。
素材や形などにさまざまな種類があるので、ライフスタイルにあわせた機能を持つラグを選ぶことが大切です。使いやすいラグを選んで、おしゃれで快適な空間を作っていきましょう。
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