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花粉が気になる季節はすぐそこ。2023年の花粉飛散量は、前年比で大幅に増えるとの報道もあり、目のかゆみや鼻のムズムズなど、花粉症の方にとっては特につらいシーズンの到来です。
そこで今回は、自分でできる花粉対策について紹介。日常生活に取り入れたい対策グッズもご紹介します。
●花粉シーズンを少しでもスッキリと過ごしたい
●花粉対策グッズを知りたい
そんな方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※ここでご紹介する「対策」とは、症状の治療方法ではありません。「治療」を希望する場合は、耳鼻咽喉科や眼科、アレルギー科など医療機関を受診ください
花粉症とは?
「花粉症」とは、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応のことを言います。
主な症状としては「鼻水」、「涙」、「くしゃみ」などがありますが、それは体が花粉を外に出そうとしているため。花粉を洗い流そうとして鼻水や涙が出たり、花粉を吹き飛ばそうとしてくしゃみが出るのだとか。
2023年春の花粉飛散量は非常に多くなる!?
2022年夏~冬の天候が「花芽」の成長に好条件だったこと、2022年春の飛散量が全国的に少なかったこともあり、2023年春の花粉飛散量は「前年比の2倍以上」の飛散が予想される地域も多いとのこと。例年比で見ても、近畿は「やや多くなる」との見込みなので、今年は入念な花粉対策が必要となりそうです。
2023年は、いつから花粉が飛び始める?
2023年春のスギ花粉の飛散開始は、大阪は「2月22日」と予測されるとの報道がありました。ただ、気温が上がると花粉が飛散する可能性は十分にあるため、飛散開始予測日に至っていなくても対策しておいた方が良さそうです。
【参考】
●「厚生労働省」平成22年度 花粉症Q&A集
●「日本気象協会」花粉飛散情報2023
●「日本気象協会」2023年 春の花粉飛散予測(第3報)
花粉対策は「体内に入れない」・「肌や服につけない」・「室内に持ち込まない」
花粉対策は、主に以下の3つを守ることが大切と言われています。
【2】花粉を肌や服につけない
【3】花粉を室内に持ち込まない
次章で詳しくご紹介します。
【花粉対策1】花粉を体内に入れない
花粉対策としてまず1つ目に紹介するのは、花粉を体内に入れない、すなわち「吸い込まない」ということ。
そこで大切なのが、「マスク」や「うがい」です。
「厚生労働省」の発表によると、マスクは花粉の飛散の多いときには吸い込む花粉を約1/3~1/6にまで減らすことができるので、鼻の不快感を少なくさせる効果が期待できるとされています。
また、今花粉による症状に悩まされていない人も、マスクによって花粉を吸い込む量を少なくすることで、新たに花粉症になる可能性を低くすることも期待できるのだそう。
また、「うがい」は鼻から喉に流れた花粉を除去するのに効果があるので、外出から帰宅した際はしっかりと「うがい」をすることをおすすめします。
コロナ禍により、花粉シーズンに関わらず日常生活でのマスク着用がスタンダードとなりました。また、こまめな「うがい・手洗い」を習慣化している方も多いことでしょう。
花粉対策にも効果が期待できるので、引き続き「マスクの着用」や「うがい」を習慣として行いましょう!
【花粉対策2】花粉を肌や服につけない
続いての花粉対策は「花粉を肌や服につけない」です。
外出していると、花粉は、表面に出ている頭や顔、洋服に付着します。花粉がつきにくくするためのポイントをご紹介します。
まずは洋服について。表面がすべすべした「綿」か「ポリエステル」などの化学繊維のものには花粉が付着しにくいと言われています。逆に、花粉が付着しやすいとされる毛織物(ウールなど)は避けた方が良いでしょう。
メガネの着用もおすすめ。「厚生労働省」によると、眼の症状をどの程度弱くできるのかは明らかではないとしながらも、メガネは花粉の飛散の多い時には「目に入る花粉」を1/2~1/3まで減らすことができるのだそう。
また、先述通り、外出中は花粉は頭や顔につきやすいので、「帽子をかぶる」、「帰宅したら洗顔をする」などの対策もおすすめです。
【花粉対策3】花粉を室内に持ち込まない
最後に紹介する対策方法は「花粉を室内に持ち込まない」です。
部屋には外から持ち込んだ花粉がたまると、不快な症状を引き起こす可能性が高まります。家にいてもくしゃみや涙が止まらず、寝ることもままならない……などは、とても辛く苦しいですよね。
外から花粉を室内に持ち込まないためのポイントは3つ。
1.衣類に付着した花粉は落としてから玄関を開ける
屋外でついた花粉は、屋外でサヨナラしましょう。玄関に入る前に、玄関から少し離れたところで衣類についた花粉を払います。玄関横、ポストの中など、外でも花粉が付かない場所に花粉を落とす衣類用ブラシを置いておくのもおすすめです。
2.換気は朝か夜に行う
1日の中で花粉の飛散が多いのは「日中」と「夕方」と言われています。空気の入れ替えをするなら、夜20時~朝8時の間に済ませると、花粉の飛散量が少ないため、部屋に侵入する花粉量を抑えることができます。
また、窓を開けてレースカーテンだけを閉めたまま換気をすれば、花粉がレースに阻まれて部屋に入ってきにくくなります。
3.洗濯物は部屋干しや浴室乾燥がベター
太陽光にあてて乾かしたい洗濯物ですが、花粉の飛散量の多い時間帯での外干しは避けた方が無難です。部屋干しや浴室乾燥機を使用するなどで対策をしましょう。
どうしても外干しをするなら、換気の時間と同じく、夜20時~朝8時に済ませておきましょう。「日光にあてたい」という場合は、花粉を寄せ付けない柔軟剤や花粉カバーをつけるという方法もあります。
花粉対策に便利なおすすめグッズ13選
続いて、花粉対策におすすめの13アイテムをご紹介します。
暮らしに取り入れて、花粉のシーズンを少しでも快適に過ごしましょう!
【1】花粉を体内に入れないためのアイテム
花粉を体内に入れないための高機能マスクやうがいアイテムをご紹介します。
(1)ユニ・チャーム「超立体マスク 風邪・花粉用」
99%ウイルス飛沫カットフィルタで、小さな微粒子やウイルス飛沫をしっかりブロックしてくれる「超立体マスク 風邪・花粉用」。超立体構造で全面ぴったりフィット。スキマを作らず、花粉を強力に遮断してくれます。耳に負担をかけない形状設計なので、しっかりフィットするのに長時間着用しても痛くないのが嬉しいですね。
サイズも「ふつう」、「大きめ」、「小さめ」があるので、自分にぴったりのものを選べます。
(2)イソジン「イソジンクリアうがい薬M マイルドミント風味」
いつもの水うがいに、ワンプッシュ! 50mlのお水にワンプッシュ(1ml)で、たっぷり200回分の「イソジンクリアうがい薬M マイルドミント風味」。喉のばい菌を殺菌&消毒してくれるほか、寝起きや食後などに使用すれば口腔内をさっぱりと洗浄し、口臭ケアも叶います。
(3)小林製薬「ハナノア 鼻うがい 口から出すしっかりタイプ」
鼻洗浄器と専用洗浄液500mlがセットになった「ハナノア 鼻うがい 口から出すしっかりタイプ」。洗浄液を鼻から入れて口から出すので、鼻の奥に付着した花粉や雑菌をしっかりと洗い流すことができます。専用洗浄液は体液に近い成分でできているので、初めて鼻うがいをする人でも「ツーン」と痛くなりにくいのが特長。鼻の奥までミントの香りが広がり、スッキリさわやか♪
(4)Navage「電動 鼻洗浄器」
電動で水を吸引する機能を備えた、アメリカ発の鼻うがい器のスターターセット。専用生理食塩水「SaltPod」30個入りです。片方のノズルから上のタンクの水(生理食塩水)が鼻腔内に流れ込み、もう片方のノズルが鼻腔内で反対側に流れてきた水を吸引し、下のタンクに排出される仕組み。鼻腔内に入った花粉やハウスダスト、雑菌、空気中に浮遊している粒子などをきれいに洗い流してくれます。
【2】花粉を肌や服につけないためのアイテム
肌や服に花粉をつけないためのグッズをご紹介します。
(5)資生堂薬品「イハダ アレルスクリーン」
お出かけ前、肌と髪にシュッとひと噴きするだけで、花粉・PM2.5をブロックしてくれる花粉防御スプレー「イハダ アレルスクリーン」。特許技術の成分が、花粉を反発・吸着防止。天然温泉水配合で、メイクの上からでも使用できるのが嬉しいポイント!
(6)アース製薬「アレルブロック 花粉 ガードスプレー」
1日1回、顔や髪などにスプレーするだけで、花粉、ウイルス、PM2.5、ハウスダストの体への付着を防ぎ、目や鼻、口への侵入を予防してくれる「アレルブロック 花粉 ガードスプレー」。メイクの上から使えるほか、衣類にも使えます。肌にやさしいヒアルロン酸&セラミド配合。低刺激タイプ(無香料・無着色)で3歳以上のお子さんにも。
(7)アイメディア「静電気&花粉ガードスプレー」
繊維の摩擦で起こる静電気の発生を抑制してくれる「静電気&花粉ガードスプレー」。静電気が帯電しにくくなるので、ほこりや花粉の付着を防ぐことができます。セーター・二ット、スカートなどはもちろん、車のシートにもおすすめです。
(8)JIMMY ORANGE「花粉メガネ」
UVカット、くもり止め、ブルーライトカット、花粉・黄砂・PM2.5・粉塵対応の「花粉メガネ」。鼻パッドはフレーム一体型で、花粉などを96%カット! また、紫外線は99%カット、ブルーライトは35%カットできるので、花粉の季節だけでなく通年の使用もおすすめです。
【3】花粉を室内に持ち込まないためのアイテム
お部屋に花粉を持ち込まないためのおすすめグッズを紹介。さらに、室内に入ってきてしまった花粉を除去するアイテムもピックアップします。
(9)マーナ「毎日の洋服ブラシ」
天然毛を使用しながら、プラスチック柄で水洗いできる「毎日の洋服ブラシ」。毎日のお手入れで、洋服の風合いをキープできるうえ、玄関先での花粉やほこりの除去にもおすすめです。ブラシは豚毛なので静電気が起きにくいのも特長です。
(10)ニトムズ「網戸用 花粉フィルター」
網戸から侵入する花粉やほこりをシャットアウトしてくれる「網戸用 花粉フィルター」。きれいに剥がせる両面テープ付きなので、簡単に取り付けが可能です。また、記事は穏やかな採光性があるので、お部屋が暗くなる心配もなく、目隠し効果もあります。
(11)アイリスオーヤマ「物干し 洗濯物ガード」
「東レ」の「不織布アクスター(R)」を使用した、通気性と防水性の相反する機能を持つ特殊なシート。雨・花粉・黄砂などは通しにくく、洗濯物の水蒸気は通すことができるので、洗濯物を突然の雨や他人からの視線、花粉や黄砂から守ることができます。
(12)Dreamegg「空気清浄機」
18畳まで浄化できる高性能な小型空気清浄機。弱・中・強・ターボの4段階風量調節のほか、花粉運転モードも搭載。強風量と中風量を10分ごとに繰り返して運転、空気に動きを作ることで、花粉やPM2.5などのアレル物質をより効果的に取り除きます。2リットルのペットボトル3本分ほどのコンパクトサイズなので、玄関に置くのもおすすめです。
(13)住化エンバイロメンタルサイエンス「アレルキエール」
カーペット、カーテン、布製ソファなど頻繁に洗えない布製品の毎日の花粉対策やハウスダストケアには、「日本アトピー協会」推薦品の「アレルキエール」が人気。花粉由来、ダニ由来、ペット由来の各種アレル物質に直接働き、アレル物質を低減してくれます。
花粉対策を徹底して、春をスッキリ過ごしましょう
今回は、自分でできる花粉対策の方法と、便利なアイテムをご紹介しました。
目のかゆみや鼻のムズムズなどの不快な症状を少しでも軽減できるよう、日々の基本的な対策をしっかり意識しましょう。
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