目次
京都で楽しめる骨董市5選を厳選し、おすすめポイントを交えながらご紹介します。
●京都にある骨董市の掘り出し物の見つけ方や楽しみ方が知りたい
そんな方におすすめの記事になっているので、ぜひ骨董市に訪れる前にチェックしてくださいね。
京都を訪れたときに行きたい!おすすめの骨董市5選
1.【京都市上京区】天神市(北野天満宮)
全国天満宮の総本社である「北野天満宮」で、毎月25日開催されている「天神市」(京都府京都市上京区馬喰町)。学問の神様として知られている「菅原道真公」が祀られており、菅公がお生まれになられた6月25日と、薨去(こうきょ)された2月25日に由来し、毎月25日に縁日が開催されています。
別名「天神さんの日」としても親しまれており、朝から夕方までは骨董市やアンティーク品、屋台などが所狭しと立ち並んでおり、老若男女で賑わう縁日です。日が落ちる日没からは、350の石燈籠と250の釣燈籠がライトアップされ、昼とは違った雰囲気は1度は見ておきたいもの。ゆったりと縁日を楽しみながら、境内の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
縁日では食器や雑貨、骨董品やレトロなアンティーク品など、さまざまなものが出店されています。お店の出店数が多いほど並んでいる商品も多くなるので、掘り出し物や気になる商品があれば積極的に店主に話しかけてみましょう! どんなものがあるのか、どんな歴史が詰まっているのか……などお話を聞くことで、より骨董市を楽しむことができますよ。
ゆったりとお買い物を楽しみたい方は、午前中が狙い目! 露店が並びだした時間帯は、お客さんも少なく掘り出し物を見つけるにもぴったりなんです。また基本的にお支払いは現金のみの露店が多いため、訪れる前は両替もお忘れなく。京都観光と合わせて「天神市」の縁日にも訪れてみてください。
【開催日】
毎月25日開催
2.【京都市左京区】平安蚤の市
左京区にある「岡崎公園」の園内で、毎月ほぼ10日に開催されている「平安蚤(のみ)の市」(京都府京都市左京区岡崎最勝寺町)。 平安遷都1100年を記念して造営された観光名所「平安神宮」が徒歩圏内にあり、シンボルである大きな朱色の「應天門」を眺めながら、京都ならではの景色とともに骨董市が楽しめるスポットです。
骨董市は月1回の開催なので、毎月の開催を楽しみにしている地元の方や、京都観光に訪れた観光客も多く訪れるのだそう。約100店舗以上が出店しており、骨董品、古道具、古着が集まるアンティークマーケットでは、掘り出し物や歴史を感じる一品と出会える場所。毎月ほぼ10日開催となっていますが、月によっては変動があるため、訪れる前に公式サイトで開催日のご確認を。
“不用なものを次の誰かに繋げる場”として始まった「平安蚤の市」の骨董市。アンティーク品や骨董品など、古きよきものを好む方同士の交流でもあり、風情溢れる京都で開催することで京都から発信する文化交流としても注目されています。
毎月開催されていますが、毎月同じ骨董品やアンティーク品を販売しているとは限りません。その日だからこそ、実際に手にとって出会える物が多く、ぜひ時間の許す限りゆっくりと骨董市巡りを堪能してください。お店がたくさんあるため、気になった商品は早めに買っておくのがポイント! お気に入りの一品を見つけてみてください。
【開催日】
毎月ほぼ10日開催
※開催日は変動があるため公式サイトでご確認を
3.【京都市東山区】豊国さんのおもしろ市
東山区にある「豊国神社」で、毎月8日、18日、28日に開催されている「豊国さんのおもしろ市」(京都府京都市東山区茶屋町)。人と人とのコミュニケーションを大切にしており、店主とお客さんのどちらも「楽しい」「面白い」と感じられるアットホームさが魅力。
招き猫が描かれたのぼりが目印! 参道の左右にお店が並んでおり、自分のペースで人混みを避けて楽しみたいという方におすすめ。開催時間は10:00〜15:00となっており、おでかけの道中や観光と合わせて立ち寄ってみてください。
毎月3日間開催されていますが、日によって出店しているお店の商品が異なります。毎月8日は古布や骨董品、毎月18日は手作りのアクセサリー、雑貨、子供服、毎月28日は手作り中心のフリーマーケットとなっています。それぞれ置いている商品や雰囲気も変わるので、ぜひ気になる開催日に訪れてみてください。
筆者のおすすめは古布や骨董品を中心としたお店が立ち並ぶ8日。骨董品やレトロな掘り出し物だけじゃなく、着物や帯のアンティークなものも手に入るかも!? どんな商品に出会えるかは見てからのお楽しみ。ぜひ1度足を運んでみてください。
【開催日】
毎月8日、18日、28日
4.【京都市南区】ガラクタ市(骨董市、手作り市)・弘法市
世界遺産にも登録されている京都の観光名所「東寺」で、毎月第1日曜日に開催されている「ガラクタ市(骨董市、手作り市)」(京都府京都市南区九条町)。骨董品をはじめアンティーク品などの掘り出し物を探し求めて、朝から夕方までたくさんの来場者で盛り上がる骨董市です。
また、同じく「東寺」で毎月21日に開催されている「弘法市」もおすすめ。約800〜1,200の露店が並び、賑わいを見せる縁日が楽しめます。骨董店ばかりが立ち並ぶエリアもあり、別スポットで開催されている骨董市よりも品揃えが豊富で規模も大きいところが推しどころ! 屋台や食事が楽しめる露店も多く、お祭り気分で気軽に訪れるデートスポットとしてもおすすめです。
「骨董市に行ってみたいけれど、初めて1人で訪れるのは不安」という方でも安心! お店の方は気さくでとても優しく、色々なお話をしながら骨董品選びのお手伝いをしてくれますよ。骨董品だけでなく、アンティーク家具、レトロ雑貨、食器など……。眺めているだけでも楽しめるので、ぜひ開催日に1度訪れてみてください。
午後には撤収してしまうお店も多いため、おすすめの来場時間帯は8:00〜14:00。午前中は人の出入りが少なく、ゆったりとした空間の中でお買い物を楽しむことができます。京都ならではの風情溢れる空間で、魅力溢れる骨董品を1つひとつ眺めながら、「東寺骨董市」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【開催日】
毎月第1日曜日
5.【京都市伏見区】京都アンティークフェア
年3回(春、初夏、秋)のみ開催される「京都アンティークフェア」(京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町)は、全国各地から約300店舗が集まる骨董市。以前は「京都骨董市祭」として親しまれており、さらにパワーアップしたイベントは掘り出し物や1点ものとの出会いがあり、お気に入りの一品が見つかること間違いなし!
2023年春の開催日は3月24日(金)〜26日(日)の3日間。「京都パルスプラザ大展示場」で開催されており、地下鉄烏丸線「竹田」より無料の送迎バスも出ています。屋内での開催なので、天気や気候に左右されずにお買い物が楽しめるのもおすすめポイント! 入場無料なので、「どんな雰囲気か気になる」「気軽に訪れてみたい」という方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「京都アンティークフェア」の魅力は出店店舗数の多さだけでなく、購入できる商品のジャンルも数知れず……。骨董品、古美術、家具、絵画、アジア雑貨、西洋アンティーク品など、さまざまな商品が手に入ります。料金はリーズナブルなものから1点ものまで幅広く、店主との会話を楽しみながらお買い物を楽しんでください。
年3回の開催の時期を楽しみにしているリピーター、海外のバイヤー、アンティークマニア、初めての方などたくさんの方が訪れています。各々が好みの雰囲気のお店でゆったりお買い物をしたり、趣味が合うお友達とでかけたり……。ぜひ開催期間中に、訪れてみてくださいね。
【開催日】
2023年3月24日(金)〜26日(日)の3日間
【入場料】
無料
京都にある骨董市にでかけてみよう!
おすすめの骨董市5選をご紹介しました。風情溢れる街・京都に訪れる際は、ぜひ骨董市におでかけしてみてくださいね。きっとお気に入りの骨董品や、アンティーク品に出会えますよ。