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春の味覚「たけのこ」を味わう♪新生活応援ダイエットレシピ

春の味覚「たけのこ」を味わう♪新生活応援ダイエットレシピ

「たけのこ」の香り豊かなダイエットレシピをご紹介!特有の歯応えと爽やかな香りが魅力のたけのこは、春の訪れを感じさせてくれる味覚の1つです。豊富な食物繊維とカリウムで、冬に溜め込んだ老廃物をデトックス。身も心もスッキリさせてダイエットに弾みをつけましょう♪

たけのこのダイエットに役立つ栄養素3つ

たけのこ

春の訪れと共に土の中からひょっこりと顔を出すたけのこは、3月~5月の今がまさに旬。和・洋・中さまざまな料理に使われ、とても馴染み深い食材ですが、実はダイエットの味方でもあります。カロリーは可食部100gあたり26kcalと低く、ダイエットに役立つ栄養素である「食物繊維」「カリウム」「アスパラギン酸」を1度に摂ることができるからです。以下では、そんな3つの栄養素の働きについて解説していきます。

(1)ぽっこりお腹を解消する「食物繊維」

シャキシャキした食感からも想像できるように、たけのこには食物繊維が豊富に含まれています。中でも不溶性食物繊維が多く、胃腸内で水分を吸収して便のカサを増やし、腸を刺激して便通を促します。腸内環境を改善してくれるので、美肌や免疫力の向上も期待できます。

(2)むくみを予防する「カリウム」

たけのこのカリウム含有量は、可食部100gあたり520mgと野菜の中でもトップクラス。余分な塩分や水分を排出する働きがあり、むくみの予防と改善に役立ちます。身体がスッキリするとダイエットに弾みがつきますね。カリウムは調理によって失われやすい栄養素ですが、たけのこのカリウムは茹でてもあまり減らない特徴があります。

(3)代謝を上げる「アスパラギン酸」

たけのこにはアミノ酸の1種でうま味成分となるアスパラギン酸が含まれています。アスパラギン酸は糖質の代謝を促しダイエットをサポートしてくれるだけでなく、疲労に対する抵抗力を高め、スタミナをつけるのに役立ちます。心身ともに疲れが溜まりやすい春先にピッタリな食材です。

たけのこの節にある白い粒の正体は?

たけのこ

茹でたたけのこの節に見られる白い粒の正体は、「チロシン」というアミノ酸が結晶化したものです。うま味の素となる成分であり、食べても問題ありません。チロシンはドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の材料となるため、ストレスの緩和や集中力を高める効果が期待できます。まさにたけのこは、新生活のやる気スイッチを押してくれる食材と言えますね。

【300kcal以下】たけのこを味わうダイエットレシピ3選

特有の歯応えと爽やかな香りがクセになるたけのこ。春の風物詩として楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。今回はそんなたけのこを堪能できるダイエットレシピをバリエ豊かに3つご紹介します。

【1】たけのこと桜海老の塩麹炊き込みご飯

たけのこと桜海老の塩麹炊き込みご飯
(1膳)エネルギー297kcal 塩分1.1g

塩麹を入れるとご飯のうま味が増してふっくら炊きあがります。
ほんのり桜色の上品な色合いが春の行楽弁当にもピッタリ!

◆材料(4~5人前)

  • 米……2合
  • たけのこ水煮……150g
  • 干し桜海老……10g
  • 油揚げ……1枚(約70g)
  • 刻みねぎ……少々
  • 【A】
  • 塩麹……大さじ2
  • 料理酒……大さじ1
  • みりん……大さじ1
  • 薄口醤油……小さじ2

◆作り方

  • 1.米は洗ってザルにあげておく。
    たけのこと桜海老の塩麹炊き込みご飯工程1番
  • 2.たけのこは軽く流水で洗い、薄切りにする。油揚げは必要があれば熱湯をかけて油抜きし、短冊切りにする。
    たけのこと桜海老の塩麹炊き込みご飯工程2番
  • 3.炊飯釜に米と【A】の調味料を入れ、2合の目盛りまで水を注ぎ、軽く混ぜる。たけのこ、油揚げ、桜海老をのせて炊飯する。
    たけのこと桜海老の塩麹炊き込みご飯工程3番
  • 4.炊きあがったら底からしっかり混ぜ、茶碗に盛り、刻みねぎをトッピングする。

【2】たけのこと豚バラのめんつゆバター炒め

たけのこと豚バラのめんつゆバター炒め
(1人前)エネルギー285kcal 塩分2.3g

めんつゆバターのコクと豚バラのうま味がたけのこの美味しさを引き立てます。
スナップエンドウで春らしさをプラスしました♪

◆材料(2人前)

  • 豚バラ薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)……100g
  • たけのこ水煮……200g
  • スナップエンドウ……6個
  • 糸唐辛子……お好みで
  • 有塩バター……7g
  • 塩……適宜
  • こしょう……適宜
  • 【A】
  • めんつゆ(2倍濃縮)……大さじ3
  • 砂糖……小さじ2
  • にんにくチューブ……1cm

◆作り方

  • 1.たけのこは軽く流水で洗い、食べやすい大きさ(厚みは5mm程度)に切る。スナップエンドウは筋を取り、斜め半分に切る。豚バラ肉は4cm幅に切る。
    たけのこと豚バラのめんつゆバター炒め工程1番
  • 2.【A】の調味料を合わせておく。
  • 3.フライパンを中火で熱し、たけのこを並べ、両面に焼き目をつける。
    たけのこと豚バラのめんつゆバター炒め工程3番
  • 4.豚バラ肉を加えて炒め、肉に火が通ったらスナップエンドウも加えてさっと炒める。
    たけのこと豚バラのめんつゆバター炒め工程4番
  • 5.バター、【A】の合わせ調味料を加え、全体に絡める。塩こしょうで味をととのえ、お皿に盛り、お好みで糸唐辛子をトッピングする。
    たけのこと豚バラのめんつゆバター炒め工程5番

【3】たけのこのハムチーズ春巻き

たけのこのハムチーズ春巻き
(1人前)エネルギー216kcal 塩分1.3g

素材の味を活かした風味豊かな春巻きです。
そのままスナック感覚でお召し上がりください♪

◆材料(2人前)

  • たけのこ水煮……50g
  • とろけるスライスチーズ……2枚
  • ロースハム……4枚
  • 大葉……4枚
  • 春巻きの皮(ミニサイズ)……4枚
  • サラダ油……大さじ1
  • 【皮ののり付け用】
  • 薄力粉……小さじ1
  • 水……小さじ1

◆作り方

  • 1.春巻きの皮は常温に5分程おいておく。薄力粉を水で溶かしてのりを作る。
  • 2.たけのこは軽く流水で洗い、薄切りにする。スライスチーズは半分に切る。
  • 3.春巻きの皮を広げ(ザラザラな面を上に)、大葉、ハム、チーズ、たけのこの順にのせて巻く。巻き終わりは(1)で作ったのりでとめる。
    たけのこのハムチーズ春巻き工程3番
  • 4.フライパンにサラダ油を熱し、巻き終わりを下にして並べ、全体がこんがりするまで3~5分焼く。
    たけのこのハムチーズ春巻き工程4番

まとめ

春の味覚「たけのこ」は、ダイエットや新生活を元気に乗り切るために欠かせない栄養がたっぷり含まれています。低カロリーかつ特有の歯ごたえが満足感を与えてくれるので、ダイエット中「あともう1品」欲しい時にもおすすめです。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考に、春ならではの美味しさを楽しんでくださいね♪


ライター

藤田 彩実

腸活を研究しているフリーランスの管理栄養士です。コラムの執筆や料理教室の講師、ミスコンテスト出場者の食事サポートなど幅広く活動中。体質改善に役立つお手軽レシピを提案します。

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