目次
- ヘアアイロンで髪が傷んでしまう理由とは?
- 摩擦でキューティクルがダメージを受けるから
- 熱で髪のタンパク質変性が起こるから
- ヘアアイロンで髪が傷まないようにするコツ
- (1)適切な温度・短時間での使用を
- (2)乾いた状態の髪に使う
- (3)熱がまんべんなく伝わるようにする
- (4)ヘアアイロン用のスタイリング剤で保護してから使う
- ヘアアイロンで髪が傷まない使い方
- (1)しっかり髪を乾かす
- (2)ブラッシングする
- (3)ブロッキングする
- (4)ヘアアイロンで髪を挟んで熱を入れていく
- 【ストレートタイプ編】おすすめヘアアイロン3選
- (1)【パナソニック】ナノケア
- (2)【サロニア】ストレートヘアアイロン
- (3)【リファ】ビューテックストレートアイロン
- 【カールタイプ編】おすすめヘアアイロン3選
- (1)【テスコム】マイナスイオン2WAYスチームヘアーアイロン
- (2)【サロニア】2WAYストレート&カールヘアアイロン
- (3)【リファ】ビューテック カールアイロン
- ヘアアイロンの傷まない方法を知ってダメージの少ない髪へ
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ヘアアイロンで髪が傷んでしまう理由とは?
そもそも、ヘアアイロンを使っているとなぜ髪が傷んでしまうのでしょうか? まずはその理由を知っておきましょう。
摩擦でキューティクルがダメージを受けるから
ヘアアイロンは髪を挟んで巻いたり引っ張ったりするので、摩擦が起きやすいです。髪に摩擦が起こると、キューティクルが剥がれてダメージを受けてしまいます。
キューティクルは髪の毛内部の水分やタンパク質を外に逃さないためのもの。そのキューティクルが傷むことによって髪の水分が逃げやすくなり、乾燥してしまう恐れがあります。
熱で髪のタンパク質変性が起こるから
髪の毛は大部分がタンパク質でできています。卵を加熱調理する時と同様に、タンパク質は熱を加えることで固くなる特徴(タンパク質変性)があります。このタンパク質変性は乾いた髪で約130度、濡れた髪で約60度からはじまります。
タンパク質変性が起こると、髪のタンパク質がゆがんで硬くなり、キューティクルも開いた状態に。また、中は空洞ができて、髪に必要な水分などが流れ出やすくなってしまいます。ヘアアイロンで熱を加えると、このようにタンパク質変性によって髪の毛がダメージを受け、パサつきやゴワつきにつながってしまう可能性があるのです。
ヘアアイロンで髪が傷まないようにするコツ
ヘアアイロンで髪の毛がダメージを受けてしまうといっても、毎日のスタイリングには欠かせない存在ですよね。そのため、少しでもダメージを少なくできるよう、上手にヘアアイロンを使いましょう。髪の毛が傷まないようにするポイントをまとめました。
(1)適切な温度・短時間での使用を
ヘアアイロンの熱で髪が傷むのが心配になり、低温で使おうとする人もいるかもしれません。しかし、低温だとクセづけがしにくくなり、何度も繰り返しヘアアイロンを使用することになります。結果として長時間熱を加え、摩擦も増えてしまうのでダメージを受けやすい状態に。
ヘアアイロンは髪の状態や髪質にあわせて適切な温度設定にし、短時間で済ませることが大切です。傷んでいる髪ややわらかくて細い髪質なら120~130度程度、硬い髪質や毛量が多いなら140~160度程度を目安にしましょう。また、カールアイロンの場合は髪を巻き付けて数秒キープするので、目安温度からさらに20~30度低い方がおすすめです。
(2)乾いた状態の髪に使う
濡れた状態の髪の毛は、約60度からタンパク質変性がはじまります。また、髪が濡れているとキューティクルが開いていてやわらかい状態です。
この濡れた状態の髪にヘアアイロンで熱を加えると、タンパク質変性が起こってやわらかいキューティクルも傷つけてしまいます。パサつきやゴワつきにつながる恐れがあるので、ヘアアイロンは必ず髪の毛を乾かしてから使用するようにしましょう。
(3)熱がまんべんなく伝わるようにする
髪の毛の同じ箇所にアイロンの熱を長時間加えると傷みやすくなってしまいます。そのため、ヘアアイロンに挟む髪の量は少しずつにし、熱がまんべんなく伝わるようにすることが大切です。たくさんの髪を挟むと熱の伝わり方にムラが出るためです。
くせの強い髪や硬い髪の場合は、特に仕上がりがうまくいかないこともあるでしょう。そんな時も、毛束を細かく取ってヘアアイロンを使用することで、均一に熱が伝わりやすくなってうまくスタイリングできるようになります。
(4)ヘアアイロン用のスタイリング剤で保護してから使う
ヘアアイロンを使う前には専用のスタイリング剤を使って髪を保護するのがおすすめです。熱や摩擦から受けるダメージを軽減してくれます。
ヘアアイロン用のスタイリング剤には髪の毛を熱から守る成分が含まれているものも多くあるので、よく確認してから購入しましょう。
ヘアアイロンで髪が傷まない使い方
それではヘアアイロンでスタイリングする際に髪が傷まない使い方を紹介します。しっかり手順を踏んで髪がダメージを受けないようにすることが大切です。
(1)しっかり髪を乾かす
髪の毛が濡れている場合はドライヤーを使ってしっかり乾かします。濡れているとタンパク質変性が起こりやすくなるので注意しましょう。
また、ヘアアイロンは乾いた髪の方が仕上がりも長持ちします。ヘアアイロン用のスタイリング剤を使用する場合はドライヤーで乾かす前に馴染ませておきます。
(2)ブラッシングする
髪の毛が絡まった状態だとヘアアイロンを使用する時に摩擦が起きやすく、ダメージにつながります。そのため、ヘアアイロンを使う前にはブラッシングをして毛の流れを整えておきましょう。
(3)ブロッキングする
髪の毛を複数の毛束に分ける「ブロッキング」をしておくと、ヘアアイロンの熱を均一に加えられます。
耳の位置を基準に髪の毛を上下に分けて上の束をクリップなどで固定し、下は左右と真ん中に分けておきます。毛量が多い人はさらに細かく分けると熱が均一に伝わりやすくなります。
(4)ヘアアイロンで髪を挟んで熱を入れていく
ブロッキングした髪の束ごとにヘアアイロンで熱を加えていきます。まずは下の髪から。ストレートの場合もカールの場合もブロッキングした下の髪から行いましょう。
下が終わったら留めていた上の毛束をおろしてヘアアイロンで挟んでいきます。
【ストレートタイプ編】おすすめヘアアイロン3選
(1)【パナソニック】ナノケア
こちらの「ナノケア」ヘアアイロンは、1回すべらせるだけでも効率的にストレートにできるのが特徴。3つの温度コントロール機能と3D密着プレートがムラなく熱を伝え、髪に隙間なくフィットします。
また、プレート部分のコーティングで摩擦を抑え、髪のダメージを軽減してくれるメリットもあります。
(2)【サロニア】ストレートヘアアイロン
「サロニア」のストレートヘアアイロンは、3種類のプレート幅が選べるのが特徴。髪の長さや量にあったものが使えます。
また、カラーバリエーションも豊富で、期間限定カラーもあるので、好みのデザインを選べる点も魅力。リーズナブルなのでストレートヘアアイロンを始めて使ってみたいという人にもおすすめです。
(3)【リファ】ビューテックストレートアイロン
「リファ」のストレートアイロンは、70以上のトップサロンとの共同開発によって生まれた、美容師からも人気の高いアイロンです。カーボンレイヤープレートが熱をマイルドに伝えるため、髪の水分を飛ばしすぎず、毛先までしっとりまとまりやすいのが特徴。
また、プレートに低反発コートを施しているため、挟んだ時の圧を吸収し、髪をつぶさずまっすぐにすることができます。
【カールタイプ編】おすすめヘアアイロン3選
(1)【テスコム】マイナスイオン2WAYスチームヘアーアイロン
こちらはカールとストレートの2wayで使える「テスコム」のヘアアイロン。スチーム機能搭載で、しっかりクセづけできるのが特徴です。
ゆるめの仕上がりにしたい時はスチームオフにするなど、スタイルにあわせて使い分けられます。両面ダブルヒーターで約25秒の高速加熱を実現。忙しい朝にもスピーディーに使えて便利です。
(2)【サロニア】2WAYストレート&カールヘアアイロン
ワンタッチでカールアイロンとストレートアイロンを切り替えられる、「サロニア」の2wayヘアアイロン。100~220度の間で5度単位で温度調節が可能。髪の状態や髪質にあわせて調節することができます。
また、温度表示はデジタルなので一目で確認しやすいです。カラーバリエーションが豊富でリーズナブルなのも「サロニア」の魅力です。
(3)【リファ】ビューテック カールアイロン
「リファ」のカールヘアアイロンは髪にムラなく熱を伝えるので、1回で美しいカールに仕上がるのが特徴。繰り返し熱を加えずに済むのでダメージを抑えるのに役立ちます。
また、カーボンレイヤープレートが水分を飛ばしすぎないため、時間が経っても崩れにくいみずみずしいカールが作れるのも魅力です。32mm幅と26mm幅の2サイズから選べるのもポイント。軽量なので疲れにくくて扱いやすいです。
ヘアアイロンの傷まない方法を知ってダメージの少ない髪へ
ヘアアイロンで髪が傷まない方法について紹介しました。
ヘアアイロンは間違った使い方をすると髪にダメージを与えてしまいます。乾いた髪に使用したり、熱がまんべんなく伝わるようにしたりと、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、ダメージを抑えることができます。正しい使い方や手順を知って、ヘアアイロンを上手に使いこなせるようにしましょう。
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