目次
関西には鍾乳洞や洞窟が楽しめるスポットが点在しています。行ってみたいけれどどんな場所なのか気になる……という方必見のおすすめスポットをご紹介します。
●関西で子どもも大人も楽しめる洞窟に行きたい
そんな方におすすめの記事になっているので、ぜひチェックしてください。
関西にあるおすすめの鍾乳洞・洞窟スポット10選
本記事では関西にある鍾乳洞・洞窟が楽しめるスポットをご紹介します。
京都でおすすめの鍾乳洞・洞窟スポット
1.【京都】質志鐘乳洞公園
園内で鍾乳洞・アウトドアどちらも楽しめるため、子どもから大人まで幅広い世代に人気のある「質志(しずし)鐘乳洞公園」(京都府船井郡京丹波町質志)。京都府指定文化財であり、京都府内にある唯一の鍾乳洞です。
総延長約52.5mの立穴で、鍾乳洞の中は12度と冷んやりとした気持ちのいい体感温度です。洞内の高低差が大きく上下左右の変化にとんだ洞窟で、急角度の階段の上り下りがあるため動きやすい服装・靴での来園をおすすめします。
【料金】
大人:530円
小人(3歳以上中学生以下):310円
スポット名:「質志鐘乳洞公園」
住所:京都府船井郡京丹波町質志(MAP)
営業時間:9:00〜17:00(4月〜11月毎日、3月・12月は土日祝のみ)
休園日:期間中は無休、1〜2月は休園 ※臨時休園あり
・公式サイト
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兵庫でおすすめの鍾乳洞・洞窟スポット
2.【兵庫】玄武洞公園
園内に5カ所の洞窟がある「玄武洞公園」(兵庫県豊岡市赤石)。160万年前に起こった火山活動で流れ出したマグマが形成され誕生したもので、江戸時代には採石場としても利用されていたのだそう。積み重なったように見える「玄武洞」の景観はダイナミックで、国の天然記念物に指定されています。
柱状節理(岩石が柱のように規則正しい割れ目になること)が美しいと言われている「青龍洞」。石と自然が織りなす絶景を眺めながら、この地に誕生した当時に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。時間の許す限りじっくりと眺めていたい景色を楽しんで。
【料金】
大人:500円
学生:300円 ※学生証の提示を求める場合あり
スポット名:「玄武洞公園」
住所:兵庫県豊岡市赤石1347(MAP)
営業時間:9:00〜17:00(16:30以降の入園不可)
休園日:12月29日〜1月3日 ※臨時休園あり
・公式サイト
奈良でおすすめの鍾乳洞・洞窟スポット
3.【奈良】面不動鍾乳洞
関西にある鍾乳洞の中でも人気のある「面不動鍾乳洞」(奈良県吉野郡天川村洞川)。鍾乳洞内の平均気温8度と夏はひんやり涼しく、冬は暖かく感じます。入り口を抜けると中は開けており、約10分ほどあれば一周することができます。
延長約280m、鍾乳洞はライトアップされていたりと幻想的な景色が広がっています。滑りやすいため足元に要注意! 自然を満喫しながら徒歩で入口に向かうこともできますが、ぜひ「ドロッコ」の愛称で親しまれているモノレールにも乗ってみて。
【料金】
大人(中学生以上):450円
小人(4歳〜小学生まで):200円
3歳以下:無料
【モノレール料金】
大人(中学生以上):片道300円、往復500円
小人(4歳〜小学生まで):片道200円、往復300円
3歳以下:無料
スポット名:「面不動鍾乳洞」
住所:奈良県吉野郡天川村洞川673-89(MAP)
営業時間:9:00〜18:00(夏期8:00~18:00、冬期9:00~17:00) ※入場は終業30分前まで
定休日:年末年始
・公式サイト
4.【奈良】蟷螂の岩屋
「蟷螂(とうろう)の岩屋」(奈良県吉野郡天川村洞川)は、約1,300年前に修験道の第1の行場として開かれたと伝承されている洞窟。蟷螂=カマキリを意味し、修験の行者が天井の低い洞にかかんで入る姿がカマキリに似ていることから名付けられたのだそう。
入場料は1人300円。中は真っ暗な洞窟なので、足元に注意しつつ懐中電灯を照らしながらゆっくりと前へ進んでください。自然に囲まれた山間にあり、ここでしか感じることのできない体験と空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【料金】
1人:300円
5.【奈良】五代松鍾乳洞
「面不動鍾乳洞」に並ぶ奈良県を代表する鍾乳洞が楽しめるスポット「五代松鍾乳洞」(奈良県吉野郡天川村洞川)。アトラクション気分を味わえるトロッコで鍾乳洞に向かい、ガイド同行で中に入るため色々な話を聞きながら見学できるのが嬉しいですね。
鍾乳石は20cm〜4mと小さなものから大きなものまであり、自然が作り出した地底空間に魅了されるはず。ヘルメット装着必須(無料貸出)となっており、狭くしゃがんで通る場所などもあるため頭上注意。見学が終わった後は、鍾乳洞付近の石灰岩相から湧き出ている「ごろごろ水」にもぜひ立ち寄ってみてください。
【料金】
大人:450円
小人:200円
スポット名:「五代松鍾乳洞」
住所:奈良県吉野郡天川村洞川686-139(MAP)
営業時間:9:30~11:30、13:30~15:50
定休日:水曜日、冬期(12〜3月)、荒天時などで臨時休業あり
・公式サイト
6.【奈良】不動窟鍾乳洞
奈良県指定文化財天然記念物に登録されている「不動窟鍾乳洞」(奈良県吉野郡川上村柏木)もおすすめ。全長約140m、平均気温は13度とどの季節も心地のいい体感温度です。鍾乳洞の中には「不動の滝」と名付けられた滝が流れており、力強い水の威力がより涼しさを与えてくれます。
入り口には「母の胎内くぐり」「大天井」「小天井」「三途の川」などの4つの窟があり、時間の許す限りゆっくりと眺めてみてください。受付は「不動窟鍾乳洞」に併設されているお食事処喫茶 「ホラ!あな」にて。
【料金】
大人:600円
小人:300円
奈良のランチスポットはこちらの記事を参考に。
奈良駅でおすすめランチ10選!地元で人気の名物グルメも多数紹介!
滋賀でおすすめの鍾乳洞・洞窟スポット
7.【滋賀】河内の風穴
関西にある鍾乳洞の中でも規模が大きく見応えのある「河内の風穴」(滋賀県犬上郡多賀町河内)。なんと入り口の高さは1m! 子どもでもしゃがまないと入れないほど小さいですが、総面積1,544平方メートルにもなる広さを誇っています。
鍾乳洞内の年間平均温度は12〜13度。3層構造になっており、手すりを頼りにゴツゴツとした岩肌の道を進むため「冒険気分が味わえる!」と県外からもお客さんが訪れる人気のスポット。自然と鍾乳洞が作り出す神秘的な空間でリフレッシュしてみてください。
【料金】
大人:500円
小人(5歳~小学生):300円
スポット名:「河内の風穴」
住所:滋賀県犬上郡多賀町河内(MAP)
営業時間:9:00~17:00(受付は16:00まで)、夏期9:00~18:00(受付17:00まで)
定休日:大雨・積雪時
・公式サイト
和歌山でおすすめの鍾乳洞・洞窟スポット
8.【和歌山】戸津井鍾乳洞
「戸津井鍾乳洞」(和歌山県日高郡由良町戸津井)は、2億5000万年以上前のペルム紀の石灰岩が侵食されてできたといわれています。延長約100mと小さな洞窟ですが、当時から残る貴重な鍾乳洞は一度は見ておきたいもの。
関西にある鍾乳洞の中でも小規模ながら、手の届く位置で鍾乳洞が見られるためスリルのある体験ができるのではないでしょうか。基本的な開園日は土日祝となっており、小中学生の休暇期間中(春休み・夏休み・冬休み)は平日も開園しています。
【料金】
大人:400円
小人:200円
9.【和歌山】三段壁洞窟
和歌山の観光地・南紀白浜にある「三段壁洞窟」(和歌山県西牟婁郡白浜町)。洞窟内は一周約200m、平均時間20分ほどで見て回ることができます。かつて熊野水軍の船の隠し場だったという伝説が残されており、洞窟内通路に再現された「熊野水軍番所小屋」にも注目。
地下36mに広がる洞窟内には、いくつかフォトスポットも点在しています。「潮吹き岩」や「砕ける波」は迫力たっぷりで臨場感あふれる絶景はここならでは! 「三段壁洞窟」で探検気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【料金】
大人(中学生以上):1,500円
小人(小学生):750円
小学生未満:無料
スポット名:「三段壁洞窟」
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52(MAP)
営業時間:8:00~17:00(最終入場16:50)
定休日:無休(12月中旬に洞内点検のため臨時休館する場合あり)
・公式サイト
10.【和歌山】鳥毛洞窟
和歌山の絶景スポットとしても人気のある「鳥毛洞窟」(和歌山県西牟婁郡白浜町日置)。2つの大きな穴があいた不思議な形をした洞窟です。推しどころは干潮の時間帯(目処は潮位80cmぐらいまで)にしか行くことのできないため、洞窟内まで辿り着けるかはその日の潮位次第。
おすすめの夕暮れ時には、洞窟内から美しい絶景を眺めることができますよ。和歌山へのドライブや白浜観光の際、ぜひ立ち寄ってみてください。※来訪の際は潮位の事前確認を
【料金】
無料
関西にある鍾乳洞や洞窟におでかけしよう!
今回ご紹介した鍾乳洞や洞窟はスポットごとに体感できる空間が異なるのが面白いですね。夏はひんやりと涼しく避暑地としても人気があるスポットへおでかけしてみてください。