目次
- 衣替えしない収納とは?
- 衣替えしない収納はどんな人に向いている?
- まずは手持ち服の見直しから
- 限られた収納スペースに収められる量に
- 服が多い人は無理せず「衣替えの手間を減らす」方法へ
- 【クローゼット】の衣替えしない収納方法
- (1)クローゼットの収納位置にあわせて服をジャンル分け
- (2)使用頻度の高いものを手に取りやすい位置に
- (3)機能的なハンガーを活用して
- 【クローゼット以外】の衣替えしない収納方法
- (1)押入れで衣替えしない収納にするなら奥行きを活用して
- (2)タンスに収納する時は引き出しの中をケースで仕切ると便利
- (3)押入れやクローゼットがないならハンガーラックがおすすめ
- 衣替えしない収納でオールシーズンの服を見やすく収納しよう!
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衣替えしない収納とは?
衣替えしない収納とは、手持ちのオールシーズンの服を一カ所にまとめて収納すること。
服の収納は、季節ごとに衣替えをして収納場所を入れ替えるのが一般的ですね。そんな季節ごとに服を入れ替える作業を減らし、通年でほとんど同じ状態の収納にするのが“衣替えしない収納方法”です。服の管理が楽になり、手持ちの服の全体が見やすくなるのでコーディネートが考えやすいのもメリットといえます。
衣替えしない収納はどんな人に向いている?
衣替えしない収納は、クローゼットや押入れなど限られたスペースにオールシーズンの服をしまうので、基本的には「よく着る」服ばかりを収納することになります。
そのため、洋服をあまりたくさん持っていない人に向いている収納方法ともいえます。「着るかどうかわからないけれど、とりあえず置いている服」などが多い人は、“衣替えしない収納”にするとスペースが足りなくなる可能性があります。
また現状、シーズンオフの服を別の場所にしまっているようであれば、オールシーズンの手持ち服をまとめて一カ所に収納するのが難しいといえるでしょう。これから“衣替えしない収納”にしたい人は、まずは着ない服を手放すことから始めるのがポイントです。
まずは手持ち服の見直しから
「衣替えしない収納」にするためには「よく着る服」ばかりにすることが大切。そのためには手持ち服の見直しをはじめましょう。
限られた収納スペースに収められる量に
「衣替えしない収納」では、礼服や仕事用の服など以外は「よく着る服」ばかりを収納します。そのため、収納方法を変更する前に、まずは手持ちの服の見直しをしていきましょう。
数年着ていない服があるようであれば思い切って処分し、手持ちの服が普段からよく着ているものばかりになるようにします。そして収納スペースに収まる量にすることが大切です。
服が多い人は無理せず「衣替えの手間を減らす」方法へ
どうしても服が多くて「よく着る服」ばかりにしても一カ所の収納スペースにすべて収まりきらないという人は、無理せず「衣替えの手間を減らす方法」を考えるのがおすすめです。
例えば、アウターやニット、スウェットなどのかさばる服だけ別の場所にあるタンスに入れる、ボトムスだけ収納ケースにしまうなど、持っている服の量やジャンルにあわせて臨機応変に収納場所をプラスするのもいいでしょう。
衣替えを全くしなくて済むわけではないけれど、入れ替え作業の手間が少なくなる方法を考えるのがポイントです。
【クローゼット】の衣替えしない収納方法
それではここで、衣替えしない収納方法のポイントを紹介します。まずはクローゼットに収納する場合から。クローゼットにオールシーズンを服をしまう場合、ハンガーを使った吊るす収納がメインになるため、畳む手間がなくなるのが大きなメリット。
服の収納をなるべく楽にしたいという人に向いています。また、扉を閉めれば部屋がすっきりするのもポイントです。
(1)クローゼットの収納位置にあわせて服をジャンル分け
クローゼット内は、上段・中段・下段で収納位置を分けて考えるのが基本。収納位置ごとにジャンル分けしたアイテムをしまっていきましょう。上段の棚にはバッグや帽子、冠婚葬祭用の小物類などを収納します。ファイルボックスを使えばバッグも立てて収納できますよ。
そしてほとんどの服はハンガーパイプに吊るして収納しましょう。そうすることで手持ちの服がサッと見渡せ、コーディネートも考えやすくなります。
ハンガーパイプに服を吊るした下の空間には、タンスやオープンラックなどを設置して収納スペースを追加します。ここには、畳んで収納するアイテムをしまいます。インナーやルームウェア、ハンガー収納しにくいアイテムなどをしまうのがおすすめです。
(2)使用頻度の高いものを手に取りやすい位置に
特に頻繁に着るアイテムは、クローゼット内の手に取りやすい位置にしまいましょう。上段や下段よりも、目線の高さにあるハンガーパイプの方が手の届きやすい位置です。
また、ハンガーパイプの中でもより手前となる位置へ使用頻度の高い服を収納しましょう。奥の方や手を伸ばす位置はシーズンオフのものや礼服などにしておきます。頻繁に着る服はワンアクションで出し入れできるような収納にするのがポイントです。
(3)機能的なハンガーを活用して
ハンガーにはたくさんの種類があります。機能的なハンガーを駆使すれば、いろいろなアイテムを吊るして収納できるようになるので、衣替えしない収納に役立つでしょう。例えばニットは滑らない素材でアーチ型になったハンガーを使うことで、型崩れを防ぎながらハンガーパイプに吊るせます。
パンツやストールはバータイプのズボンハンガーを使えばサッと取ることができ、見た目もすっきり。ハンガーをスリムなタイプで統一すれば省スペースになるので、収納スペースに余裕が生まれます。
【クローゼット以外】の衣替えしない収納方法
押入れやハンガーラックなど、クローゼット以外で衣替えしない収納にすることもできます。その際にも、基本はハンガーを使って吊るすことで、使い勝手のいい衣類収納にすることができます。
(1)押入れで衣替えしない収納にするなら奥行きを活用して
押入れは布団を収納しやすいように奥行きがあるのが特徴。そのため収納位置を前後に分けるのがおすすめです。例えば、手前には押入れ用のハンガーラックを置き、奥にはカラーボックスなどオープンタイプの収納棚を置くと、スペースを無駄なく使えます。
ハンガーラックには半分~7割くらいの量を掛けるようにすれば、服をよせて奥のアイテムも無理なく取り出せます。この時も、頻繁に着る服は手の届きやすい位置に収納するのが大切です。
(2)タンスに収納する時は引き出しの中をケースで仕切ると便利
タンスに服を畳んで収納する場合は、アイテムの種類ごとに収納ケースやボックスで仕切るのがおすすめ。例えば、冬物と夏物とでケースごとに分けておけば、季節が変わった時も取り出しやすい位置へ入れ替えるだけで済みます。
仕切ることで中身がごちゃごちゃにならないメリットもあります。押入れやクローゼット内にタンスを置く場合にもおすすめですよ。
(3)押入れやクローゼットがないならハンガーラックがおすすめ
押入れやクローゼットがなかったり、スペースが小さすぎたりする場合はハンガーラックを部屋に置く方法もあります。丈夫で大きなものならたくさんの服を掛けられるので、クローゼットのように全体の服を一目で見ることができるでしょう。
キャスター付きなら移動ができるので掃除もしやすく、見た目やホコリや気になる時はカバーを掛ければOKです。棚付きタイプならバッグや帽子の収納もしやすくなりますよ。
衣替えしない収納でオールシーズンの服を見やすく収納しよう!
今回は、衣替えしない収納について紹介しました。オールシーズンの手持ちの服すべてを一カ所にしまう「衣替えしない収納方法」は、よく着る服ばかりに絞ることが大切。
手持ちの服を見直して、使用頻度の高いものばかりにしてから収納方法を考えるのがおすすめです。
ハンガーを使った吊るす収納をメインに、クローゼットや押入れなどの収納スペースにあった方法で片付けましょう。服を減らして収納をすっきりさせたいという人は、ぜひこの機会に衣替えしない収納にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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