目次
- ベランダは狙われやすい?防犯対策が大切な理由2つ
- (1)見通しが悪く死角ができやすいから
- (2)侵入するための足場が確保しやすいから
- 一人暮らしの女性注目!ベランダの防犯対策
- 【1】基本中の基本!鍵をかける癖をつける
- 【2】洗濯物を室内に干す
- 【3】レースカーテンは外から見えにくいタイプを採用
- 【4】クレセント防具を活用する
- 【5】補助錠を取りつける
- 【6】窓ガラスに防犯フィルムを貼る
- 【7】ベランダになるべく物を置かない
- 【8】ベランダからの風景をSNSにアップしない
- あわせて取り入れたい日常の防犯対策
- 1.ドアスコープにカバーをつける
- 2.玄関を二重ロックする
- 3.ポストに鍵をかける
- 4.突然の玄関チャイムは慎重に対応
- 5.自宅に催涙スプレーを備えておく
- 6.夜は人通りが多い道を選ぶ
- 一人暮らしの女性はベランダの防犯対策を
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ベランダは狙われやすい?防犯対策が大切な理由2つ
自宅への侵入経路として、ベランダは狙われやすいと考えられます。ベランダの防犯対策が重要な理由を2点紹介するので、セキュリティ面を見直す際の参考にしてみてください。
(1)見通しが悪く死角ができやすいから
入居者の安全やプライバシーへの配慮から、ベランダには高さのある手すりが設置されています。多くの場合、ベランダでしゃがんでしまえば外からは様子がわかりません。
周囲に気付かれずに侵入したい不審者にとって、ベランダの見通しの悪さは好都合です。特に、ベランダに物を雑多に置いている場合、不審者の恰好の隠れ場所になる可能性があるため、より侵入しやすい環境をつくっているといえるでしょう。
(2)侵入するための足場が確保しやすいから
不審者はベランダの柵やエアコンの室外機、ゴミ箱など、ベランダ周辺にあるさまざまな物を足場にして侵入を試みます。2階以上の部屋であっても、よじ登って侵入される可能性はゼロではありません。屋上から狙ってくるケースもあるため、高層階の人も注意が必要です。
一人暮らしの女性注目!ベランダの防犯対策
それでは、一人暮らしの女性におすすめしたい、ベランダの防犯対策を8つ紹介します。空き巣などの被害に遭うリスクを減らすためにも、実践できそうなものから取り入れてみましょう。
【1】基本中の基本!鍵をかける癖をつける
ベランダの鍵をかけることは、防犯対策の基本中の基本です。外出時はもちろん、ゴミ出しなどのちょっとした用事の際や入浴時、就寝時も、ベランダの鍵をかける癖をつけましょう。オートロック付きのマンションであっても、高層階であっても、油断は禁物です。
【2】洗濯物を室内に干す
洗濯物はベランダではなく、できるだけ室内に干すようにしましょう。干している衣類から、どんな人が住んでいるのかがイメージされやすいためです。
室内に干す際には、浴室乾燥機や室内用の物干しが役立ちます。室内で干す習慣ができれば、急な雨で洗濯物が濡れてしまう心配もありません。
どうしても外に干したい場合は、男性物の衣服を一緒に干す、下着だけは室内に干すといった工夫をしてみましょう。
【3】レースカーテンは外から見えにくいタイプを採用
外から見えにくいタイプのレースカーテンを取り入れることも、防犯対策のひとつです。部屋の中が見えてしまうと、一人暮らしの女性を狙う不審者のターゲットになる可能性があります。いつ外出しているのかなど生活スタイルがわかってしまう場合もあるため、防犯面を重視したカーテン選びは大切です。
なお、女性の一人暮らしだと悟られないためには、花柄やピンクなどかわいらしいデザインのドレープカーテンも避けておくほうが良いでしょう。
【4】クレセント防具を活用する
クレセント防具を取りつけることもおすすめです。クレセントとは、ベランダの窓などにある締め金具を指します。
不審者がベランダから侵入する際、クレセント近くのガラスを割って開錠するケースが考えられます。クレセント防具は、クレセントを覆って簡単には動かないようにする仕組みです。もしもの場合でも、侵入を防げる可能性が高まるでしょう。
【5】補助錠を取りつける
ベランダの窓に補助錠を設置することも防犯対策に役立ちます。補助錠の特徴は、ベランダの窓のロック箇所を増やせる点です。
ホームセンターなどのほかに100均でも入手できるので、まずは手頃な対策から取り入れたい人にも向いています。
【6】窓ガラスに防犯フィルムを貼る
窓ガラスに防犯フィルムを貼ることも検討してみましょう。防犯フィルムを貼った部分のガラスは、そのほかの部分に比べて割れにくくなります。クレセントの近くに防犯フィルムを貼っておくと、不審者が侵入しにくい環境をつくれますよ。
ただし、製品によっては剥がす際に跡が残ったり、強力に貼りついて手間取ったりする可能性があるため、製品の説明書をよく確認し、賃貸物件の場合は管理会社にも相談しましょう。
【7】ベランダになるべく物を置かない
ベランダの安全性を高めるためには、なるべく物を置かないことも大切です。
ゴミ箱や植木鉢など、たくさん物を置いておくと、侵入の際の死角や足場をつくってしまいます。場合によってはベランダの窓を割る道具にもなるため、ベランダに置く物は最低限にしましょう。
【8】ベランダからの風景をSNSにアップしない
ベランダからの風景をSNSにアップすると、住まいを特定される可能性があります。ストーカー被害などにつながるリスクがあるため、ベランダから見える景色をSNSに投稿することは避けましょう。
あわせて取り入れたい日常の防犯対策
ベランダだけでなく、日常の防犯対策も意識してみましょう。一人暮らしの女性が注目したい対策は全部で6つです。簡単に始められるものもあるので、ぜひ試してみてください。
1.ドアスコープにカバーをつける
玄関のドアスコープにカバーがない場合は、覗き対策としてカバーを取りつけましょう。ドアスコープとは、ドアを開けない状態で外の様子を確認できるレンズのことです。
基本的に、外から室内を覗くことはできません。ただし特殊な器具を使うと外からでも中の様子が確認できるため、ドアスコープにカバーをつけておくことは大切です。
2.玄関を二重ロックする
不審者が玄関から侵入を試みた場合、ロック箇所が多いほうが手間取る可能性が高いため、玄関が二重ロックになっている物件は被害に遭いにくいとされています。
現状、ロック箇所が1つの場合でも、市販の補助錠を使えばセキュリティ面を向上できます。
また、玄関の外側から内鍵を開錠するサムターン回しを防ぐためのカバーもおすすめです。
3.ポストに鍵をかける
マンション・アパートのポストに鍵がかかっていない場合は、鍵を後付けできないか検討してみましょう。ポストに鍵がかかっていない場合、自分以外の人間も容易に中身を確認できます。個人情報が知られてしまう危険があるため、管理会社と相談のうえ鍵を後付けすることをおすすめします。
4.突然の玄関チャイムは慎重に対応
配達や知人が来る予定がない状況で玄関チャイムが鳴ったときは、慎重に対応しましょう。安易に玄関ドアを開けると、不審者と対面するリスクもあります。特にモニターがついていない場合は、ドアチェーンをつけて対応する、そもそも訪問に対応しないなど、慎重な姿勢が大切です。
5.自宅に催涙スプレーを備えておく
もしもの場合に備えて、自宅に催涙スプレーを備えておくことも防犯対策のひとつです。催涙スプレーには一般的にトウガラシの成分が使われており、目の痛みなどを引き起こします。不審者に侵入された場合は顔にめがけて噴射することで、安全を確保できる可能性が高まるでしょう。
6.夜は人通りが多い道を選ぶ
夜はできるだけ人通りが多い道を歩きましょう。歩きながらスマホに熱中したり、イヤホンをつけて音楽を聴いたりする状況は不審者にとって好都合なため、周囲を警戒する姿勢が大切です。
万が一の場合に備えて、防犯ブザーを携帯するのも良いでしょう。
一人暮らしの女性はベランダの防犯対策を
ベランダは狙われやすいため、一人暮らしの女性は防犯対策を見直し、できることから始めてみましょう。日常でできる対策もあわせて実践してみてくださいね。
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