1915年1月1日に開園し、日本で3番目に長い歴史を持つ『天王寺動物園』(大阪市天王寺区)。
昨年度の年間来場者数167万人と、地元大阪府民を中心に、国内外からの観光客にも愛される同園には、子どもたちに大人気のシロクマやゾウ、コアラにチンパンジーなど様々な動物が展示飼育され、来場者を楽しませている。
そんな『天王寺動物園』の売店が10月、ガラリとリニューアル!
「ZOO RESTAURANT」(旧「しろくまレストラン」)、「レッサーショップ」(旧「レッサー売店」)、「ANIMAL SHOP」(旧「南売店」)、その他キッチンカー5台が生まれ変わった。
コンセプトは、「もっとかわいい天王寺動物園」。
絶体絶命のピンチを三度も乗り越え「奇跡のニワトリ」の異名を持つニワトリ・マサヒロ君をイメージした「マサヒロソフト」(500円)や、人気のシロクマをイメージした「しろくまソフト」(500円)、「しろくまカレー」(800円)など、同園でしか食べられない可愛くてフォトジェニックなメニューを100種以上用意。
リニューアルオープン当日には、『天王寺動物園』のマスコットキャラクター「ゴーゴくん」も登場。親友である“串かつのゆるキャラ”「くしたん」も祝福にかけつけた。
マサヒロ君のエピソードを少しご紹介。
2年前、まだヒヨコだったマサヒロ君は、アライグマやタヌキに与えられる“生き餌”としてここ『天王寺動物園』にやってきた。しかし同じ頃、マガモの雛が人工飼育で孵化し、この雛の“教育係”としてマサヒロ君が大抜擢。そうして一度目のピンチを免れた。
その数カ月後、次は鳥類の展示ゾーンに出没するイタチを捕獲するための罠を設置することになり、囮として選ばれたのがマサヒロ君。しかしなぜかパタリとイタチは現れなくなり、マサヒロ君は二度目のピンチも脱した。
餌として『天王寺動物園』にやってきたマサヒロ君。若鶏になれば大型肉食獣の餌として与えられる運命だった。だが偶然にも、大型肉食獣の飼育員から「マサヒロ君を餌として欲しい」という申し出がなかった。
こうして三度の絶体絶命のピンチを生き延びたマサヒロ君は、今や「会えば幸せになれるニワトリ」として『天王寺動物園』のアイドル的存在となった。不定期ながら、職員と園内を散歩するマサヒロ君。運がよければ、抱っこさせてもらえることもあるとか。
マサヒロ君の強運を“おすそ分け”してもらいに、『天王寺動物園』へ足を運んでみては?
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『天王寺動物園』
【住所】大阪市天王寺区茶臼山町1-108
(地下鉄「動物園前駅」1号出口徒歩5分、地下鉄「恵美須町駅」3号出口徒歩5分、南海・JR「新今宮駅」通天閣口徒歩10分、各線「天王寺駅」徒歩5分)
【入園料】大人500円、小・中学生200円、未就学児無料
【営業時間】9:30~17:00(最終入園16:00)
※5月・9月の土日祝は18:00迄開園(最終入園17:00)
【定休日】月曜日(休日の場合は翌平日休)
【問】TEL.06-6771-8401
【HP】http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu170/tennojizoo/
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