目次
- 【奈良】紅葉スポット10選!見頃やライトアップ情報も
- 1.【奈良市】奈良公園(例年の見頃:10月下旬)
- 2.【生駒郡】信貴山 朝護孫子寺(例年の見頃:11月中旬~)
- 3.【北葛城郡】馬見丘陵公園(例年の見頃:10月上旬~)
- 4.【桜井市】長谷寺(例年の見頃:10月下旬~)
- 5.【桜井市】談山神社(例年の見頃:11月中旬~)
- 6.【桜井市】等彌神社(例年の見頃:11月上旬~)
- 7.【高市郡】岡寺(例年の見頃:11月中旬~)
- 8.【高市郡】壷阪寺(例年の見頃:11月中旬~)
- 9.【宇陀市】室生寺(例年の見頃:11月中旬~)
- 10.【吉野郡】吉野山(例年の見頃:10月下旬~)
- 奈良で秋だけの絶景を楽しみましょう!
- 奈良のランチやお土産、日帰り温泉情報もチェック!
2023年秋の行楽シーズンの到来!
関西には秋におでかけしたいスポットがたくさんありますが、とくに奈良県は、古刹が多く自然も豊か。秋にしか見られない美しい風景が待っています。
本記事では、奈良県のおすすめ紅葉スポットを10カ所厳選してご紹介します。
●まだ行ったことのない穴場を知りたい
●紅葉ライトアップで夜デートをしたい
そんな方はぜひ本記事を参考にして、奈良の秋のおでかけを楽しんでくださいね。
※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください。
【奈良】紅葉スポット10選!見頃やライトアップ情報も
奈良県内にある紅葉の名所情報をお届けします。
各スポット、例年の見頃時期や2023年の紅葉ライトアップ情報も掲載していますので、おでかけの参考にしてください!
1.【奈良市】奈良公園(例年の見頃:10月下旬)
野生のシカが生息し、「春日大社」や「東大寺」、「興福寺」、「正倉院」など歴史的文化遺産が点在する「奈良公園」(奈良県奈良市春日野町ほか)。約660haもの広大な敷地を誇る「奈良公園」では、イロハカエデが11月下旬~12月上旬にかけて盛りを迎えます。その他、サクラやケヤキ、イチョウなどの紅葉も楽しむことができます。「猿沢池」や「浮見堂」など、見どころも多数あり、各スポットで鮮やかに色づいた木々を満喫できます。
かわいいシカと一緒に紅葉狩りができるのは、「奈良公園」ならではの醍醐味です。ただ、オスのシカは、秋になると発情期に入り、気が荒くなっています。シカを追いかけたり、不用意に触ったりするのは絶対にやめましょう。また、「鹿せんべい」以外の食べ物を与えることや、ゴミを捨てることも厳禁。
「奈良公園」を訪れる際は、事前に公式サイトの「奈良公園のシカとの接し方」をチェックし、ルールを厳守するようにしましょう!
【例年の見頃】
10月下旬~12月上旬
【料金】
入園無料
2.【生駒郡】信貴山 朝護孫子寺(例年の見頃:11月中旬~)
毘沙門天王の総本山「信貴山 朝護孫子寺」(奈良県生駒郡平群町信貴山)は、大きな「張り子の寅」で有名。“寅のお寺”として親しまれています。秋になると、境内を中心に約1,000本もの木々が美しく色づきます。
広々とした境内は豊かな自然と清々しい空気に包まれており、美しい紅葉を見ながらゆっくり散策すれば、日頃のストレスが浄化されるようなひとときを過ごすことができます。近隣にはお食事処や天然温泉が有名なホテルも。思い切って1泊して、のんびりと紅葉を満喫するのもおすすめですよ。
【例年の見頃】
11月中旬~12月下旬
【拝観料】
無料
3.【北葛城郡】馬見丘陵公園(例年の見頃:10月上旬~)
香芝市・広陵町・河合町などにまたがる、標高70メートルほどの低い丘陵地にある都市公園「馬見丘陵公園」(奈良県北葛城郡河合町佐味田)。季節ごとに様々な植物が咲き誇り、家族連れやカップルなどで賑わうのどかな都市公園です。また、見目麗しい花々の撮影スポットとして、カメラ愛好家にも人気。
「馬見丘陵公園」では、秋になるとコキアが真っ赤に色づく様子が楽しめます。ポコポコと可愛らしいフォルムのコキアは本当に可愛らしく、カエデやイチョウなどの紅葉とはまた違った趣がありますね。コキアの紅葉の見頃は10月上旬~下旬と言われていますので、早めに訪れることをおすすめします。
もちろん「馬見丘陵公園」で楽しめる紅葉は、コキアだけではありません。紅葉の中心となる「イロハモミジ」の見頃は、例年11月下旬~12月上旬と言われていますが、気候によって早まる可能性もあるので、公式サイトや公式インスタグラムなどで情報をチェックしておきましょう。
【例年の見頃】
10月上旬~12月上旬
【料金】
無料
スポット名:「馬見丘陵公園」
住所:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202(MAP)
営業時間:8:00~18:00、8:00~19:00(6月~8月)、8:00~17:00(11月~2月)
定休日:なし
4.【桜井市】長谷寺(例年の見頃:10月下旬~)
春は桜に牡丹、夏には紫陽花(あじさい)……と、四季折々のお花が咲き誇り「花の御寺」としても有名な「長谷寺」(奈良県桜井市初瀬)。秋には、美しいグラデーションの紅葉を見ようと、多くの観光客や参拝客が足を運びます。
2023年10月7日(土)~12月10日(日)には、特別拝観が行われます。
通常関係者以外の立ち入りは禁止されている国宝本堂の中に入ることができ、観音様のお御足(おみあし)に直接触れてお参りをすることができる貴重な機会なので、紅葉鑑賞と併せて、ぜひお参りをしてみてはいかがでしょうか。
【例年の見頃】
10月下旬~12月上旬
【入山料】
中学生以上500円、小学生250円
【特別拝観】
期間:2023年10月7日(土)~12月10日(日)
時間:9:30~16:00
料金:1,000円(入山料別途要)
5.【桜井市】談山神社(例年の見頃:11月中旬~)
藤原鎌足公が祀られる「談山神社」(奈良県桜井市多武峰)は、多武峰(とうのみね)の森の中に位置し、世界唯一と言われる「木造十三重塔」が有名です。
春には桜、夏には新緑。秋は紅葉、そして冬には雪化粧と、1年を通して様々な美しさで参拝者を魅了しています。また、縁結びにもご利益があるとして、若い女性の参拝客も多く訪れます。
秋になると、約3,000本ものカエデが鮮やかに色づきます。
例年11月中旬から下旬にかけて、紅葉の夜間ライトアップも開催されます。凛とした夜の神社で、「木造十三重塔」と燃え盛るような紅葉が照らされる様はまさに一見の価値あり! 2023年の最新情報は、公式サイトでチェックしてください。
【例年の見頃】
11月中旬~12月上旬
【料金】
拝観料:大人600円、小人(小学生)300円、未就学児無料
6.【桜井市】等彌神社(例年の見頃:11月上旬~)
鳥見山のふもとに鎮座し、JR・近鉄「桜井駅」から徒歩圏内とアクセスも良好な「等彌神社」(奈良県桜井市桜井)。本殿には御神像の八咫烏(やたがらす・神武天皇を導いたと言われる神鳥)が祀られており、絵馬や御朱印帳などの授与品にもあしらわれています。
「等彌神社」は四季それぞれの景観の美しさを誇りますが、なかでも秋の紅葉は大変見事で、広く知られています。毎年11月20日~11月26日には、「紅葉ライトアップ」と「献灯祭」が開催され、素晴らしい光景を見ることができます。
【例年の見頃】
11月上旬~12月上旬
【料金】
無料
7.【高市郡】岡寺(例年の見頃:11月中旬~)
奈良県明日香村の東にある岡山の中腹に位置する「岡寺」(奈良県高市郡明日香村岡)。正式には「龍蓋寺」といいます。御本尊は、女性の厄除観音として信仰を集める「如意輪観音坐像」。土でできた仏像「塑像」としては日本最大といわれ、日本三大仏にもあげられるとともに重要文化財に指定されています。
「三重宝塔」周辺や本堂の奥など、境内を一周する参道には多くのモミジがあり、秋が深まると一斉に赤く色づきます。まるで“もみじのトンネル”のような参道は、のんびり散策するのにピッタリですよ。
今年「岡寺」は、初めての紅葉ライトアップイベント「もみじ回廊 岡寺紅葉ライトアップ」を開催することが決定。真っ赤に色づく紅葉のライトアップだけでなく、約150本の和傘もライトアップに使用され、プロジェクションマッピングも! 底面に光源が設置された「光るビー玉手水舎」もあり、幻想的な雰囲気に包まれます。
【もみじ回廊 岡寺紅葉ライトアップ】
期間:2023年11月23日(木・祝)~11月26日(日)
※詳細は後日公式サイトやSNSで発表
【例年の見頃】
11月中旬~12月上旬
【料金】
入山料:大人400円、高校生300円、中学生200円
8.【高市郡】壷阪寺(例年の見頃:11月中旬~)
西国三十三所第六番札所の寺院「壷阪寺」(奈良県高市郡高取町壷阪)は、眼病封じのお寺として知られています。
秋には境内一円のもみじ、そして周辺の山の木々が赤や黄色に美しく染まります。春の「桜大仏」があまりにも有名ですが、大仏様が紅葉に包まれる秋の様子もまた絶景です。
例年秋には、期間限定で日没後にライトアップも開催されます。紅葉に包まれた「三重塔」が夜空に照らされる様子は圧巻。2023年のライトアップの最新情報は、公式サイトをチェックしてください!
【紅葉ライトアップ夜間拝観】
2023年11月23日(木・祝)~30日(木)
※紅葉状況により変更あり
※詳細は後日公式サイトやSNSで発表
【例年の見頃】
11月中旬~12月中旬
【料金】
無料
9.【宇陀市】室生寺(例年の見頃:11月中旬~)
別名「女人高野」とよばれ、高野山に参拝できなかった女性の参拝を受け入れ、女性の信仰を集めた「室生寺」(奈良県宇陀市室)。大和路有数の紅葉の名所で、境内のモミジやイチョウが朱色や黄色、茜色に染まります。
注目エリアは、太鼓橋から仁王門にかけての参道、国宝「金堂」へ向かう鎧坂、そして本堂付近。
11月の週末を中心に「龍神さまの縁結び 秋の室生寺 紅葉ライトアップ2023」と題したライトアップイベントが開催されます。プロジェクションマッピングで五重塔に龍神さまが降臨するほか、ライトアップ期間中は、コンサートや太鼓演奏など様々な催しも目白押しです。詳細は公式サイトを是非チェックしてみてください!
【龍神さまの縁結び 秋の室生寺 紅葉ライトアップ2023】
期間:2023年11月3日(祝・金)・4日(土)・5日(日)・11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)・23日(祝・木)・24日(金)・25日(土)・26日(日)
時間:17:00~20:00(最終入山19:30)
料金:入山料大人600円、子供400円(お昼の拝観は別途料金)
※ライトアップ中は五重塔から先は行けません
【例年の見頃】
11月中旬~12月上旬
【料金】
拝観料:大人600円、子供400円
10.【吉野郡】吉野山(例年の見頃:10月下旬~)
「日本一の桜の名所」との呼び声も高い「吉野山」(奈良県吉野郡吉野町吉野山)。秋になると、桜やモミジが紅葉し、山全体が燃えるような紅色に染まります。
「吉野駅」に近い山のふもとから順に「下千本」・「中千本」・「上千本」・「奥千本」と続き、道中では由緒正しき寺社仏閣と紅葉との共演も楽しむことができます。なかでも「上千本」にある「花矢倉展望台」は絶景スポットとして人気なので、ぜひ足を運んでみて。
2023年も、吉野山では紅葉ライトアップが開催されます。約1カ月間と比較的長期に渡って開催されるので、何度も足を運んで、違うスポットから紅葉鑑賞をするのもおすすめです。夜空に浮かぶ紅葉と参道を、思う存分満喫して!
【2023年秋の紅葉ライトアップ】
期間:2023年10月27日(金)~11月30日(木)
時間:16:30(点灯)~21:30(消灯)
場所:下千本公園・二天門跡・妙法殿・大塔の宮・吉水神社参道・銅の鳥居
料金:無料
【例年の見頃】
10月下旬~12月上旬
【料金】
入山無料
奈良で秋だけの絶景を楽しみましょう!
コロナ禍の影響もあり、ここ数年はおでかけを思い切り楽しむことができませんでした。
2023年の秋は行動制限もなく、久しぶりに行楽の秋を満喫できます!
記事内で見頃を紹介しましたが、紅葉の色づき具合はその年の気候に左右されますので、最新の紅葉情報をチェックしてからおでかけしてくださいね。
奈良のランチやお土産、日帰り温泉情報もチェック!
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