目次
- 冷蔵庫掃除を放置するとどうなる?
- 冷蔵庫掃除に使える洗剤は?
- 食器洗い用などの中性洗剤がおすすめ
- 重曹やセスキ、クエン酸、アルコールはNG?
- 冷蔵庫掃除の方法と頻度
- 【普段】サッと手早く拭き掃除
- 【1週間に1度】製氷機の給水タンクや製氷室の掃除
- 【1カ月に1度】ドア表面・持ち手・パッキンの拭き掃除
- 【3カ月に1度】棚板やトレイなどを外して洗う
- 【3カ月に1度】冷蔵庫の中身を取り出して拭き掃除
- 【1年に1度】冷蔵庫周囲の掃除
- 冷蔵庫掃除を楽にするコツ
- 食材が少ない時が掃除のタイミング
- 食材を外に出す場合は気温の低い日がおすすめ
- 食材保存は容器や袋に入れて汚さないように
- 庫内ではトレイやカゴ、紙袋を活用して
- 冷蔵庫を正しく掃除して清潔に使えるようにしよう
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冷蔵庫掃除を放置するとどうなる?
冷蔵庫の中は保存している食品の汚れがつきやすいです。肉や魚のドリップ、野菜のクズや土、こぼれた調味料などいろいろな汚れが付着しています。掃除せずに放置すると雑菌が繁殖したり悪臭が発生したりする恐れも……。
また、冷蔵庫は庫内温度が上昇してしまわないように気密性が高くなっているため、通気性が悪くてカビが発生する可能性もあります。冷蔵庫が清潔でないと、保存している食品に影響してしまうかもしれません。そのため、冷蔵庫はこまめに掃除して、清潔を保つことが大切です。
冷蔵庫掃除に使える洗剤は?
冷蔵庫を掃除するにはクロスを使って拭き掃除するのが手軽にできる方法です。ただし、その際に使用する洗剤には注意が必要です。どんな洗剤がいいか紹介しましょう。
食器洗い用などの中性洗剤がおすすめ
冷蔵庫を掃除するのにおすすめなのは中性洗剤です。アルカリ性洗剤や酸性洗剤、研磨剤入り洗剤は、冷蔵庫を傷つけたり変色させたりする恐れがあるので注意しましょう。
食器洗い用の洗剤は中性なので、ぬるま湯で薄めると冷蔵庫掃除に使うことができます。食器洗い用洗剤なら油汚れも落としやすく、除菌効果も期待できます。また、マルチクリーナーの「ウタマロクリーナー」も中性洗剤なのでおすすめです。「ウタマロクリーナー」は油汚れや水垢など家中の汚れ落としに使えるので、この機会に用意しておくのもいいでしょう。
重曹やセスキ、クエン酸、アルコールはNG?
キッチンで活躍することの多い重曹やセスキ炭酸ソーダはアルカリ性洗剤なので冷蔵庫への使用は注意が必要です。冷蔵庫のメーカーによっては使用を推奨していない場合もあります。同様にクエン酸も酸性のためおすすめできません。
また、アルコールも除菌するために使ってしまいがちですが、使用NGになっていることがあります。掃除を始める際には、先に冷蔵庫の取扱説明書を確認し、どの洗剤がNGなのか確かめておくのがおすすめです。
冷蔵庫掃除の方法と頻度
冷蔵庫の全ての場所を頻繁に掃除するのは難しいですよね。そのため、こまめに掃除するところ、1カ月に1回や1年に1回掃除するところといったように場所ごとに掃除の頻度を決めておくのがおすすめです。
【普段】サッと手早く拭き掃除
食料品の買い出しへ行く前など、冷蔵庫の中身が少なくなっているタイミングでサッと庫内を拭いておきましょう。特に土や野菜クズで汚れやすい野菜室、肉・魚のドリップがつきやすいチルド室などを中心に拭いておきます。
冷蔵室の棚も料理の汁や油などで汚れやすいので、食材を端に寄せて拭きましょう。食器洗い用の中性洗剤をぬるま湯で薄め、布につけて拭き掃除します。
布巾などどんな布でも問題ありませんが、マイクロファイバークロスなら細かい繊維が汚れをからめ取ってくれるのでおすすめです。最後に洗剤残りがないよう水拭きしておきましょう。
【1週間に1度】製氷機の給水タンクや製氷室の掃除
冷蔵庫で作った氷は口の中に直接入るため、製氷機は清潔に保つ必要があります。タンクは取り出してパーツを全て外し、丸洗いするようにしましょう。スポンジを使ってこすりながら水道水で洗い流します。
製氷室や付属のスコップも取り出して洗っておきましょう。お使いの機種によっては、自動で製氷室を掃除する機能が搭載されている場合もあるので、事前に取扱説明書を確認しておくのがおすすめです。
【1カ月に1度】ドア表面・持ち手・パッキンの拭き掃除
ドアの表面や、持ち手部分は手垢やホコリなどで汚れています。1カ月に1回を目安に拭き掃除をしておきましょう。
また、ドアについているパッキンも汚れが溜まりやすいです。放置すると変形して、しっかり閉まらなくなる恐れもあるので定期的に掃除しておきましょう。ぬるま湯で溶かした中性洗剤を使い、クロスを使ってパッキンを拭いていきます。溝に入り込んで取れにくい場合は、綿棒や歯ブラシを使うのがおすすめです。
【3カ月に1度】棚板やトレイなどを外して洗う
冷蔵庫は取り外せるパーツがいくつかあります。棚板やトレイ、ドアポケット、野菜室のケースなどは外して水洗いすることが可能です。ただし、機種によっては水洗いができない場合もあるので、事前に取扱説明書を確認しておいてください。
食器用中性洗剤とスポンジを使って洗い、しっかり流して乾かしたら冷蔵庫に戻します。野菜室のケースなど、パーツが大きくてシンクで洗いにくい場合は、浴室でシャワーを使うと洗いやすいですよ。
【3カ月に1度】冷蔵庫の中身を取り出して拭き掃除
棚板やドアポケットなどのパーツを取り出して洗うタイミングで、食材を外に全部出して冷蔵庫を空っぽにし、拭いておきます。
この時も、マイクロファイバークロスなどの布と、ぬるま湯で薄めた食器用中性洗剤を使って拭き、仕上げに水拭きしておきましょう。
【1年に1度】冷蔵庫周囲の掃除
冷蔵庫周りはホコリが溜まりやすいので、1年に1回を目安に掃除をしておきます。まず電源プラグを抜いて脚カバーを外し、調整脚を回して冷蔵庫を少し浮かせます。冷蔵庫を手前に引っ張って背面との隙間ができたら、掃除機でホコリを吸い取りましょう。クロスで背面や側面の汚れも拭き取っておきます。
電源プラグにホコリがついていたら火災の原因になるので、きれいに拭き取ってください。また、冷蔵庫の天面も拭き掃除しておきます。
この部分は、キッチンの油汚れがホコリと混ざってこびりついている場合があるため、中性洗剤をつけてお湯で絞ったクロスで拭き取るのがおすすめです。
冷蔵庫掃除を楽にするコツ
冷蔵庫掃除をする時は、タイミングを見計らうことでスムーズに作業できるようになります。また、普段の使い方に気をつけることでも、汚れにくくなって掃除が楽になりますよ。そんな掃除を楽にするコツを紹介します。
食材が少ない時が掃除のタイミング
冷蔵庫の掃除をする時は扉を開けたままにするので、保存している食材が十分に冷えなくなります。そのため、食材が少なくなってきたタイミングで掃除をするのがおすすめです。買い出しに行く直前なら冷蔵庫の食材も減っているので、掃除のベストタイミングです。
食材を外に出す場合は気温の低い日がおすすめ
冷蔵庫内を念入りに掃除する時は、食材を外へ出す必要があります。保冷バッグやクーラーボックスに入れておくと安心ですが、冷凍食品なら徐々に溶けていってしまいます。
掃除をしている間になるべく食材の鮮度が落ちないようにするには、気温が低い日に作業するのがおすすめです。真夏は室内でも温度が高くて食材が傷みやすいので避けましょう。
食材保存は容器や袋に入れて汚さないように
普段から冷蔵庫に食材を入れる時は、保存容器やポリ袋などを使うようにしましょう。特に肉や魚は、購入したままのトレイだとドリップがラップの隙間から漏れる場合もあります。冷蔵庫内にドリップが付着しないようにするためにはポリ袋を使うのがおすすめです。
密閉できるチャック付き保存袋ならさらに安心ですね。また、野菜も土や葉が落ちやすいので、袋に入れておくと汚れ防止に役立ちます。作り置きのおかずなどは密閉タイプの保存容器に入れて、汁漏れがないようにしておきましょう。
庫内ではトレイやカゴ、紙袋を活用して
冷蔵庫内に汚れが直接付着するのを防ぐために、食材はトレイやカゴなどに入れて保存するのがおすすめです。汚れた場合もそのトレイやカゴだけを洗えば済むので、掃除が楽になります。食材の種類ごとに仕分けておけば、冷蔵庫内がすっきりと見やすくなって管理しやすくなるメリットもあります。また、野菜は紙袋に入れておくと、土などで汚れても簡単に取り換えられます。
冷蔵庫を正しく掃除して清潔に使えるようにしよう
今回は、冷蔵庫の掃除方法について紹介しました。食材を保存しておく冷蔵庫は清潔な状態をキープすることが大切。そのためには、定期的な掃除が欠かせません。
冷蔵庫の場所ごとに掃除の頻度を決めておくと、汚れも溜まりにくくなるはずです。取扱説明書をチェックして使用可能な洗剤も確認しながら、正しく掃除していきましょう。
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