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花のサブスクとは?
花のサブスクとは定額料金で生花を届けてくれるサービス。1回の料金や花のボリューム、見た目など、各サービスによって異なる特徴がいろいろあります。コロナ禍で部屋に花を飾る人が増えたこともあり、近年ではインテリアとして花を生ける人が多くなりましたよね。
そんな中で花のサブスクは、お花屋さんに行けなくても簡単に生花を手に入れられるのがメリット。自宅に届けるだけでなく、ギフト配送に対応しているサービスもあります。お花のプロが選んだ季節の花が数本まとめて届き、毎回異なる種類なので開ける時のワクワク感が楽しめるのも魅力です。
季節やコンセプトにあった花が届くので、インテリアに変化が出るのもポイントですね。そんな花のサブスクは今ではたくさんのサービスが登場しています。それぞれの特徴を把握して、自分の希望にあったサービスを選ぶことが大切です。
花のサブスクを選ぶ時のポイント
花のサブスクは種類が多いので、どこのサービスにすればいいか迷ってしまいますよね。そこで選ぶ時に役立つチェックポイントを紹介します。
【1】配送方法をチェック
花のサブスクでは配送方法が主に2種類あります。配送業者や花屋さんが届けるものを直接受け取る通常配送とポスト投函です。通常配送の方がより新鮮な状態で受け取れ、大きなサイズも可能なので鉢入りのものやボリュームのある大きい花を受け取ることができます。
一方でポスト投函は受け取り不要なので、仕事などで日中は外出していることが多い人におすすめです。ただし、ポストに入る大きさの梱包になっているので小さめの切り花であることが多いです。
【2】お届け頻度をチェック
花のお届け頻度は毎週、隔週、毎月などから選べるところも多いです。切り花はきちんと手入れをして生ければ、季節にもよりますが1週間~10日ほど楽しめます。そのため、1週間ごとの配送だと早いと感じる人もいるかもしれません。
ただし、前週届いた花に今週の花を追加してボリュームアップさせて飾ることもできますよ。
2週間に1回であればちょうど花が枯れた頃に届くので、花のある暮らしを気軽に続けたいという人にぴったりでしょう。また、鉢植えの花が届くプランであれば、切り花より長持ちするので1か月に1回の配送でもいいですね。
【3】料金と花のボリュームをチェック
花のサブスクは各サービスによって料金が異なりますが、1つのサービスの中でもいくつかの料金プランを用意していることが多いです。その場合、花の本数やボリュームに応じて料金が変わってきます。
気軽に楽しみたいなら、1回のお届けで切り花が3~5本程度届くプランがいいでしょう。リビングや玄関、寝室など家のあちこちに飾るためにもっと本数が欲しい場合や、来客時にボリュームのある花を飾りたい場合などはもっと本数の多いプランがいいかもしれません。
金額と花の本数が希望にあっているかバランスを考えながら決めていきましょう。また、途中でプランを変更したくなる場合に備えて、途中変更可能かどうかほかのプランがたくさんあるかどうかもチェックしておくと安心です。
【4】花の鮮度を保つ工夫がしてあるかチェック
生花は生鮮食品と一緒で鮮度が大切。また、とてもデリケートなので手元に届くまで傷まないような工夫がされているかどうかもチェックしておきましょう。基本的にはどこのサービスでも花がしおれてしまわないようにジェルやペーパーなどで保水処理をしています。
ポスト投函ですぐに受け取れないようなら、その間もしっかり保水状態がキープされるか確認しておきましょう。また、花がつぶれたり通気性が悪くて傷んだりしないように梱包材にこだわっているかどうかもチェックしておくことをおすすめします。
花のサブスクで失敗しないための注意点
生花を届けるサブスクなので、届いたものが傷んでいたり受け取りのスケジュール調整が難しかったりすることもあります。また、解約したくなった時にすぐやめられない条件になっている場合もあるかもしれません。そんな困った事態にならないためにも、契約前に確認しておきたい注意点をまとめました。
解約方法を確認しておく
花のサブスクは継続して花を届けてもらうサービスです。そのため、花の購入をやめたくなった時は、解約手続きが必要になります。サービスによって半年や1年などの継続利用を条件にしている場合があるため、契約前には解約方法についてもしっかり確認しておきましょう。
気軽に花のサブスクを試してみたいなら、いつでも途中解約ができたり継続利用期間が短かったりするサービスを選ぶのがおすすめです。
花が傷んでいた時に交換可能かどうか
花のサブスクでは配送時に花の傷みや水切れがないように工夫して届けてくれますが、季節や配送期間、花の品種などによっては傷んでしまうこともあるようです。そんな時のために、届いた花が傷んでいた場合の対応についてもチェックしておきましょう。
もしもの時は返品や交換の対応をしてくれるサービスだと安心ですね。電話や画像添付でのメールなど、問い合わせ方法もあわせて確認しておくといいでしょう。
配送の日時指定やポスト投函ができるかどうか
配送される花は鮮度が大切。受け取ったらなるべく早く花瓶に生ける必要があります。そのため、花が発送されてから受け取るまでに時間がかかるとその間に傷んでしまう恐れも。
なるべくスムーズに受け取れるように、配送日時の指定ができるサービスを選ぶと安心です。特に日中は仕事で不在にしていることが多い人は、花を受け取るタイミングが難しいこともあるでしょう。日時指定かポスト投函ができるサービスを選んでおくと安心です。
おすすめの花サブスク5選
それではここで、おすすめの花のサブスクを紹介します。それぞれのサービスで特徴が異なるので、自分にあったプランが用意されているものを選びましょう。
(1)bloomee(ブルーミー)
「bloomee」は契約数が10万世帯を突破した、花のサブスクの中でも知名度の高いサービスです。気軽に始めたい人におすすめで、届く花のボリュームが異なる3つのコースが用意されており、どれも単品購入が可能。まずはどんな花が届くのか試してみたいという人にも安心です。継続コースなら単品購入よりもお得になりますよ。
小さいサイズの花が届くのでポスト投函が可能で、受け取り方法が心配な人にも安心です。スタートから4回目までの間に解約すると手数料が発生しますが、4回目を受け取った以降は配送間隔の変更や停止・再開ができるようになります。
●ポスト投函
●4回受け取るまでに解約する場合は手数料が必要
(2)HitoHana(ヒトハナ)
「HitoHana」は花のボリュームごとに異なる5つのプランを用意しています。花の本数や長さがそれぞれ異なるので、どんな飾り方をしたいのかにあわせて選べます。
また、花のカラーも選べるのが特徴。6色+おまかせの7パターンから選べ、配送の度に色が変更できるのも嬉しいポイント。専用ボックスに入れて宅配業者が配送するので花の傷みが心配な人におすすめです。プラン料金は通常配送料が含まれているのもわかりやすいポイントです。
●花のカラーが選べる
●宅配業者が手渡しで配送
(3)hanameku(ハナメク)
「hanameku」は受け取り方や花のボリューム、飾り方などが異なる3つプランが用意されています。最も手軽なライトプランはポスト投函で花やグリーンが3~4本届くタイプ。リーズナブルで初心者にもおすすめです。
セルフアレンジプランは宅配業者から直接受け取るプランで、自分好みに花を生けてみたい人におすすめ。ボリュームもあります。スタンダードプランはパッケージが特徴的で、ふたを開けるとそのまま花瓶として飾ることができます。花にあう花瓶がなくてもおしゃれに飾れますよ。
●プランによってポスト投函と手渡し配送がある
●パッケージが花瓶になったプランもある
(4)&flower(アンドフラワー)
「&flower」は1つのプランのみ用意しているシンプルでわかりやすい花のサブスクです。いろいろなプランから自分にあったものを選ぶのが難しいという人は「&flower」が始めやすいかもしれません。1回あたり880円(別途送料385円)で4~5本の花がポスト投函で届く、気軽なプランなのも魅力。
配送頻度は毎週・隔週・毎月と3パターンから選べます。またポスト投函ながら、お届け曜日を指定できるのがメリット。平日や週末が選べるので、ライフスタイルにあわせやすいです。
●配送頻度が選べる
●配送日時を週末と平日から選べるポスト投函システム
(5)medelu(メデル)
「medelu」は創業100年以上の老舗花屋さんが手掛ける花のサブスクです。長い歴史がある花屋さんの生産者や市場との関係を活かし、直前に摘んだ花が届きます。フレッシュな花が受け取れるので、鮮度が気になる人におすすめです。
また、老舗の花屋さんだからこそ、取り扱う花の種類も実に豊富で、その数はなんと5000種類以上。プロが季節にあった花を毎回選んでくれるので、おしゃれに飾ることができます。サブスクプランの数も豊富で、モダンやナチュラルなどインテリアにあわせて花のテイストが選べるのも特徴です。
●花の種類が豊富
●インテリアにあわせたプランが選べる
サブスクを利用して「花のある暮らし」を始めてみませんか
今回は、花のサブスクの選び方やおすすめサービス5選を紹介しました。部屋を明るく彩る花を届けてくれるサブスクは、自分のライフスタイルにあったプランを選ぶことが大切。
受け取り方法や配送頻度、花のボリュームなどを考えながら、気軽に続けられるプランを見つけてみましょう。また、契約前には解約条件や花の鮮度保障などについても確認しておくと安心です。ぜひこの機会に花のサブスクを始めて、花のある素敵な暮らしを楽しみましょう。