目次
京都には、ぜんざいの名店がたくさんあるのでぜひチェックしてみてください。
●京都市内で人気のぜんざいのお店が知りたい
●観光地からも行きやすい交通の便がよいお店が知りたい
観光の合間にも立ち寄れるようなお店を厳選しています。どのお店もおすすめですよ。
※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください
京都で人気のぜんざいのお店9選
1.【京都市上京区】鶴屋吉信 本店
織り物のまち京都・西陣の堀川今出川の交差点北西に位置する「鶴屋吉信 本店」(京都府京都市上京区西船橋町)は、約220年前江戸時代の享和3年(1803年)に、創業した京菓子の老舗店です。
1Fにはさまざまな商品が並ぶ広々とした店舗、2Fにはお休み処(喫茶)があり「鶴屋吉信」の和菓子や飲み物を楽しめます。和菓子職人が目の前でできたての生菓子を振る舞う体験型カウンターもあり、職人との会話を楽しんだり、カウンター割烹の臨場感を味わえます。
鶴屋吉信の名物となるのがこの「粟ぜんざい」です。季節限定で秋冬に登場する粟ぜんざいは、もっちりと蒸しあげた粟にあたたかいこし餡を絡めていただきます。くり、お餅、白玉などのトッピングもでき、自分好みにカスタマイズも可能です。販売時期でない夏の期間でも問い合わせがあるという人気のメニューを試してみてはいかがでしょうか。
店名:「鶴屋吉信 本店」
住所:京都府京都市上京区西船橋町340-1 1F
アクセス:地下鉄「今出川駅」徒歩約10分
営業時間:10:00~17:00(L.O.)
定休日:水曜日
電話番号:075-441-0105
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2.【京都市中京区】月ヶ瀬 堺町店
昭和元年(1926年)、京菓子司「若狭屋吉勝」(京都府京都市中京区堺町通御池下る丸木材木町)の一角に併設された小さな茶房から始まった「月ヶ瀬」。糸寒天や丹波大納言で作ったあんみつやぜんざいが評判となり、現在の甘味専門店へとして営業を開始しました。「月ヶ瀬」では材料にこだわり、寒天、餡、豆、黒蜜、求肥、全て一から手作りしており原材料も厳選したものを使用しています。
四代続く、「月ヶ瀬」のぜんざいは2種類です。プチプチと弾ける食感の粟餅に、熱々のこし餡を重ねて作られる「あわぜんざい」と、抹茶をプラスした「抹茶あわぜんざい」。 毎年10月から販売される「月ヶ瀬」の冬の代名詞「あわぜんざい」は寒くなってきた時期にぴったりです。こだわりの材料で作られたぜんざいをぜひ試してみてください。
店名:「月ヶ瀬 堺町店」
住所:京都府京都市中京区堺町通御池下る丸木材木町675 1F
アクセス:地下鉄「烏丸御池駅」徒歩4分
営業時間:12:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:水曜日、木曜日 (祝日の場合は翌日)
電話番号:075-212-1959
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3.【京都市中京区】大極殿本舗 六角店 栖園
「大極殿本舗 六角店 栖園」(京都府京都市中京区堀之上町)は、四季のおもむき、自然の風情をお菓子に託し、常に先取の気持ちと独創的な味、雅味ある形を目指す創業明治18年の和菓子の老舗です。
和菓子販売のほかイートインもできる店内は、落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせます。
社名にもなっている平安神宮献上菓「大極殿」や、寒天を用いて作られている「琥珀流し」は月替わりでさまざまな味を楽しめます。
「大極殿」では「お多福ぜんざい」と呼ばれる、くるみ、よもぎ、白の三種類の自家製のお餅と丹波大納言がたっぷり入ったぜんざいが人気です。お餅にくるみやよもぎを練り込み、自家製で提供しています。緑の色がかわいい、見た目も味も楽しめるぜんざいです。
店名:「大極殿本舗 六角店 栖園」
住所:京都府京都市中京区堀之上町120
アクセス:地下鉄「烏丸御池駅」徒歩約7分
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日、不定休
電話番号:075-221-3311
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4.【京都市左京区】茶寮 宝泉
京都下鴨エリアにある和菓子店「茶寮 宝泉」(京都府京都市左京区下鴨西高木町)では、築100年以上の数寄屋造りのお座敷で、名物のわらびもちや季節の生菓子、おぜんざいなどの甘味がいただけます。
上生菓子は作り置きを一切せず、毎朝その日の分を手作りしており、原材料にもこだわり抜き、厳選した最高級の丹波黒大豆や丹波大納言小豆を使用しています。体に不要な添加物は使用せず、一つずつ丁寧に仕上げた和菓子を提供しています。
最高級の丹波大納言小豆をふんわりやわらかく炊き上げ、自家製の焼き餅を添えて作られた「丹波大納言小豆ぜんざい」は、上質な味わいで小豆の旨みを感じる自慢のぜんざいです。
また、「茶寮 宝泉」では生産数も少なく稀少な白小豆を使った「白小豆ぜんざい」もいただけます。くせがなく、さっぱりとした味わいが特徴の「白小豆ぜんざい」は、他店ではあまり見られないので、ぜひお店を訪れたら試してくださいね。
店名:「茶寮 宝泉」
住所:京都府京都市左京区下鴨西高木町25
アクセス:市バス「下鴨東本町」下車徒歩3分
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
定休日:水曜日、木曜日
電話番号:075-712-1270
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5.【京都市東山区】eXcafe 祇園新橋
「eXcafe(イクスカフェ)祇園新橋」(京都府京都市東山区元吉町)は、「祇園四条駅」より徒歩5分ほどの場所にある、昔ながらの京都らしさを残す京町家カフェです。京都屈指の観光地・嵐山で行列ができることも少なくない人気店「eXcafe 京都嵐山本店」の姉妹店で、カウンター席と小さな坪庭がある個室を備えた造りとなっています。
ねこの形をしたキュートな「食パン」と、同店一番人気の「お団子」がセットになった「イクスカフェの朝ごはん」でも話題のお店です。
「eXcafe」のぜんざいはおひとり様サイズの七輪を使って、つきたてのお餅を自分で焼いて仕上げるのが特徴です。冬季限定の「ほっこり、ぜんざいセット」には、京都伝統の彩り鮮やかな「京生麩」も付いており、ふわふわもちもちの口当たりを楽しめます。自分好みに焼いてあずきと絡めていただくぜんざいは、同店ならではの組み合わせです。
店名:「eXcafe(イクスカフェ)祇園新橋」
住所:京都府京都市東山区元吉町57-1
アクセス:京阪「祇園四条駅」徒歩約4分
営業時間:8:00~18:00 (L.O.17:30)
定休日:無休
電話番号:075-533-6161
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6.【京都市東山区】鍵善良房 四条本店
江戸時代創業の、京菓子の老舗「鍵善良房」(京都府京都市東山区祇園町)。平成10年に建物をリニューアルしていますが、暖簾をくぐるとそこには長い「鍵善良房」の歴史がつまった風情ある空間が広がっています。
「鍵善良房」では、吟味した素材を代々伝わる製法で職人が一つひとつ丁寧に手作りしており、なんと言っても「葛きり」が有名なお店です。葛粉と水だけで作られる葛きりは、弾力のあるもっちりとした食感とつるりとした喉越しが人気で、喫茶を利用する方の7割が注文するのだとか。
葛きりに引け劣らない人気があるのが、こちらの「きび餅ぜんざい」です。ぷちぷちの食感とほのかな甘味が美味しいきび餅と、ぽってり濃厚な舌触りの餡を絡めていただきます。塩昆布と一緒に提供されるので、時々塩気を混ぜつつ交互に食べるのもおすすめです。
きびを使用した「鍵善良房」の珍しいきび餅ぜんざいは、冬季限定での販売です。冬に訪れた際にはぜひお試しあれ。
店名:「鍵善良房 四条本店」
住所:京都府京都市東山区祇園町北側264
アクセス:京阪「祇園四条駅」徒歩3分
営業時間:10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)
電話番号:075-561-1818
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7.【京都市東山区】ぎおん徳屋
「京都の情緒溢れる花見小路にある「ぎおん徳屋」(京都府京都市東山区祇園町)は、素材の質を大切にした和菓子店です。国産にこだわって作る食感がたまらない本わらび餅や、丹波産大納言小豆を丁寧に炊き上げて作るぜんざいなどが人気のお店で、長蛇の列ができていることもある有名店。18:00までの営業ですが、完売次第終了になるため、早めに来店することをおすすめします。
「ぎおん徳屋」のぜんざいは、テーブルのコンロで自分で焼いたお餅を入れて完成させる新しいスタイルになります。焼きたてのお餅を上質な丹波産大納言をじっくり炊き上げて作られた餡に入れて、ぜんざいを楽しみます。
「花見こもち」は、小豆のほかにきな粉、甘しょうゆ、海苔、山海煮の5つの味を味わえる御膳となっており、ぜんざいかおしるこを選ぶことができます。さまざまな味を楽しめる、「ぎおん徳屋」で人気の商品ですよ。
店名:「ぎおん徳屋」
住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-127
アクセス:京阪「祇園四条駅」徒歩約7分
営業時間:12:00~18:00
定休日:不定休
電話番号:075-561-5554
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8.【京都市東山区】かさぎ屋
二寧坂にある「かさぎ屋」(京都府京都市東山区桝屋町)は、大正3年(1914年)創業の昔ながらの作りたてのおはぎや、おぜんざいが人気の甘味処です。大正ロマンの画家・詩人としても有名な竹久夢二も通っていたとされるお店で、店内には夢二からの直筆の色紙が飾られています。創業以来メニューはほぼ変わらず、吟味した材料で伝統の味を一つひとつ手作りしているのが特徴です。
「かさぎ屋」には、「京都ぜんざい」というしるこ風ぜんざいと、「亀山」という餅の上に小豆が大量に乗った汁なしぜんざいがあります。ぜんざいで使用する餡は、最高級の丹波大納言を3時間以上かまどにかけて、ゆっくり炊き上げられており、七輪で焼いた餅と絡めていただきます。
「かさぎ屋」のぜんざいはつぶあんを使用しているのも特徴です。たっぷりの小豆を使用したあんこ好きにはたまらない一品ですね。
9.【京都市西京区】御菓子司 中村軒
京都の「桂離宮」のすぐ南側に佇む「御菓子司 中村軒」(京都府京都市西京区桂浅原町)は130年以上の歴史のある和菓子店です。すべて国産の厳選した素材を使用した和菓子は、饅頭をはじめ、夏のかき氷や冬のおぜんざいなども人気を集めています。昔から続く製法を守り、甘過ぎない上品な甘さと代を超えても変わらない味を今に伝えています。
つきたての餅で小粒の餡を包み、きなこをまぶして提供される「麦代餅」が有名なので、訪れた際には試してみてくださいね。
冬に人気のアツアツのおぜんざいは粒あんにお餅2個が入っています。お餅は炭でじっくり丁寧に焼き上げており、北海道産のあずきは昔ながらのおくどさん(かまど)で上木(くぬぎの割り木)を燃やしてじっくり炊き上げたものです。期間限定の「栗ぜんざい」や季節ごとの旬メニューも人気ですよ。
店名:「御菓子司 中村軒」
住所:京都府京都市西京区桂浅原町61
アクセス:阪急「桂駅」徒歩約15分
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日
電話番号:075-381-2650
・公式サイト
・公式Instagram
京都で人気のぜんざいを満喫しよう
今回は京都市内でぜんざいが食べられる人気のお店を紹介しました。すべて京都市内に位置しており、観光の合間にも立ち寄りやすいおすすめのお店ばかりです。行列ができる人気店も多いので、早めの時間に訪れてみるのも良いですね。冬の寒い日にはぜんざいを食べてあたたまりましょう。
Writer:なつみん