目次
【まずは確認】洗濯機の音がうるさい原因と対策9つ
はじめに、洗濯機の音がうるさい原因とそれに対する対策を9つ解説します。
簡単に確認できるものばかりなので、修理依頼や買い替える前にチェックしてみてください。
1.洗濯物が片寄っている
洗濯槽内での洗濯物の片寄りが、うるさい音を引き起こす原因になります。パーカーやニットなどの厚手の衣類とハンドタオルなどの小さいもの一緒に洗濯すると、回っている間に大きな塊になってしまいます。衣類の塊に脱水の遠心力がかかると、洗濯槽の中で一部に片寄りやすくなります。
2.洗濯物の量が適量ではない
洗濯物を洗濯槽いっぱいに入れて回すとうるさい音が出る原因になります。特に脱水時は強い遠心力がかかり洗濯槽が中で傾いてしまうため、ガタガタとうるさい音がしやすくなります。
また、洗濯物が少なすぎてもよくありません。洗濯槽の中で重さの均一が取れなくなり、大きな振動音が出る原因になります。
3.水をはじく素材のものを入れている
防水性の高いもの、撥水加工がされているものは脱水がうまくされないケースがあります。脱水されず溜まった水が洗濯槽の一部に片寄ると、洗濯機の回転が不安定になり異音が発生する可能性があります。
4.排水パイプが洗濯機より高い位置にある
すすぎが終わった後の水は排水パイプを通って排出されます。しかし、排水パイプの位置が洗濯機より高い位置にあるとうまく排水されず、洗濯機に水が残ってしまいます。その状態で脱水が始まると、排出されずに残った水が一緒に回ってしまうため、ガタガタとうるさい音がして故障の原因になります。
5.洗濯ネットを使いすぎている
洗濯ネットは衣類を保護しながら洗うのに便利ですが、使いすぎてしまうと脱水の際、一部に重みが集中してしまいます。洗濯槽内が均一に保たれていないと脱水の高速回転がうまくできず、うるさい音とともにエラー表示が出てしまいます。
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6.洗濯機自体が傾いている
洗濯機自体が傾いていると、洗濯時に大きな力がかかるたびにうるさい音が出てしまいます。傾いた不安定な場所だと危険ですし、洗濯機が動くたびに騒音に悩まされることになります。
7.排水口の手入れをしていない
洗濯機から水が排水される際、糸くずや髪の毛などの細かいゴミが排水口に溜まります。放置するとうまく排水されず洗濯機に水が溜まったままになってしまいます。
8.強度の弱い床に設置している
クッションフロアなどの柔らかい床は、洗濯機の重さで水平に保てなくなり、振動音が大きくなるケースがあります。また、水漏れ被害が起きた場合、床の変色やさらなる劣化につながるので直置きはおすすめできません。
9.洗濯機が故障している
洗濯物の量が適正で洗濯機が水平に保たれており、排水パイプも正しい位置に設置されているのにもかかわらず、洗濯機からうるさい音がなる場合は故障の可能性があります。
【それでも解決しない場合】洗濯機のうるさい音を和らげるさらなる対策3つ
紹介した対策をしても洗濯機の騒音に悩まされる場合は、他の対策もプラスしてみましょう。
洗濯機のうるさい音を和らげる効果的な方法をさらに3つ紹介します。
1.防振防音グッズを使う
洗濯機に防振マットや防音ゴムを取り付けて置くと、洗濯機の振動や騒音をかなり軽減できます。また、洗濯機の脚に取り付けて直接床に触れさせないことで、床の劣化を防げるのもメリットです。通販やホームセンターで簡単に手に入るのでぜひ検討してみてくださいね。
2.洗濯槽を清掃する
洗濯槽洗浄用洗剤を使い自分で掃除する方法もありますが、ガタガタと音が出始めている場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。
業者に頼むと洗濯槽裏や回転部分のパルセーターの裏まで洗浄してくれます。故障箇所も見つかるかもしれないので一度試してみるのがいいでしょう。
3.洗濯機を買い替える
国税庁が定める洗濯機の耐用年数は6年といわれています。こまめにメンテナンスをしていればそれ以上使える場合もありますが、6年経過していて洗濯機からうるさい音が出るようであれば買い替えを検討するのがいいかもしれません。
異音やエラーが出るたびに対応していては大変です。新品を購入した方が節水、時間の節約にもつながるのでストレスも減りますよ。
洗濯機の音がうるさい場合は原因に合った方法で対処しよう
洗濯機からうるさい音が出る原因はさまざまです。考えられる原因を一つずつ解消し、それでも解決しない場合は防振防音グッズや専門業者に頼りましょう。
うるさい音が出ているにもかかわらずそのまま使い続けると故障につながります。正しい対策をしてもうるさい音やエラーが続く場合は、無理して使用せず買い替えも検討してくださいね。
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