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洗濯機の音がうるさい原因を解説!自分でできる簡単な対策方法も紹介

洗濯機の音がうるさい原因を解説!自分でできる簡単な対策方法も紹介

「洗濯機からガタガタうるさい音がする……」、「エラーが出るけどこのまま使い続けても大丈夫?」と悩んでいませんか。今回は、洗濯機からうるさい音が出る原因と対策についてご紹介。正しい対策方法を取ることで、快適に洗濯機が使えるようになりますよ。

【まずは確認】洗濯機の音がうるさい原因と対策9つ

洗濯物を入れる

はじめに、洗濯機の音がうるさい原因とそれに対する対策を9つ解説します。
簡単に確認できるものばかりなので、修理依頼や買い替える前にチェックしてみてください。

1.洗濯物が片寄っている

洗濯槽内での洗濯物の片寄りが、うるさい音を引き起こす原因になります。パーカーやニットなどの厚手の衣類とハンドタオルなどの小さいもの一緒に洗濯すると、回っている間に大きな塊になってしまいます。衣類の塊に脱水の遠心力がかかると、洗濯槽の中で一部に片寄りやすくなります。

対処法:細かいものは洗濯ネットにまとめて入れましょう。エラー表示が出た場合は、一度蓋を開けて洗濯物を均一にほぐしてから再度回してください。何度もエラーが出ると故障の原因になるので注意が必要です。

2.洗濯物の量が適量ではない

ドラム式洗濯機に洗濯物を入れる女性

洗濯物を洗濯槽いっぱいに入れて回すとうるさい音が出る原因になります。特に脱水時は強い遠心力がかかり洗濯槽が中で傾いてしまうため、ガタガタとうるさい音がしやすくなります。
また、洗濯物が少なすぎてもよくありません。洗濯槽の中で重さの均一が取れなくなり、大きな振動音が出る原因になります。

対処法:洗濯物は洗濯槽の6〜8割程度におさめるのが理想です。少量を洗濯したい場合は手洗いにするか、バスタオルなどの大きめのものを数枚追加して回すのがいいでしょう。洗濯槽の中で片寄りを抑える工夫をするのが重要です。

3.水をはじく素材のものを入れている

防水性の高いもの、撥水加工がされているものは脱水がうまくされないケースがあります。脱水されず溜まった水が洗濯槽の一部に片寄ると、洗濯機の回転が不安定になり異音が発生する可能性があります。

対処法:防水機能があるトレーニングウェアやシーツなどを洗う場合は、洗濯とすすぎまでにして脱水をせず干しましょう。どうしても脱水が必要な場合は、コインランドリーで大型の洗濯機を利用するのがおすすめです。

4.排水パイプが洗濯機より高い位置にある

すすぎが終わった後の水は排水パイプを通って排出されます。しかし、排水パイプの位置が洗濯機より高い位置にあるとうまく排水されず、洗濯機に水が残ってしまいます。その状態で脱水が始まると、排出されずに残った水が一緒に回ってしまうため、ガタガタとうるさい音がして故障の原因になります。

対処法:排水パイプの位置が洗濯機より下にくるように調整しましょう。また、パイプ内にはゴミがたまりやすい環境です。定期的に詰まりが起きていないか確認し、メンテナンスをしましょう。

5.洗濯ネットを使いすぎている

網目の細かさの異なる洗濯ネット

洗濯ネットは衣類を保護しながら洗うのに便利ですが、使いすぎてしまうと脱水の際、一部に重みが集中してしまいます。洗濯槽内が均一に保たれていないと脱水の高速回転がうまくできず、うるさい音とともにエラー表示が出てしまいます。

対処法:洗濯ネットの使いすぎは避け、デリケートな素材や型崩れしやすいものを洗いたい時にだけ使用しましょう。

▼洗濯ネットを上手に使うコツはこちら!

6.洗濯機自体が傾いている

洗濯機自体が傾いていると、洗濯時に大きな力がかかるたびにうるさい音が出てしまいます。傾いた不安定な場所だと危険ですし、洗濯機が動くたびに騒音に悩まされることになります。

対処法:洗濯機には水平かどうかを確認するための”水準器”が取り付けられています。水準器の気泡が中心からずれている場合は、支える脚の4箇所の高さを整え、気泡が真ん中に来るように調整してください。水準器が付いていない場合は、スマートフォンアプリの水準器でも計測可能です。

7.排水口の手入れをしていない

汚れた洗濯機の排水溝

洗濯機から水が排水される際、糸くずや髪の毛などの細かいゴミが排水口に溜まります。放置するとうまく排水されず洗濯機に水が溜まったままになってしまいます。

対処法:年に2回は排水口のメンテナンスを実施しましょう。排水口の位置が手の届きにくい場所にある場合は、排水ホースに“糸くずボックス”を取り付けるのがおすすめです。排水口の手前で細かいゴミをキャッチしてくれるので便利ですよ。

8.強度の弱い床に設置している

クッションフロアなどの柔らかい床は、洗濯機の重さで水平に保てなくなり、振動音が大きくなるケースがあります。また、水漏れ被害が起きた場合、床の変色やさらなる劣化につながるので直置きはおすすめできません。

対処法:洗濯機を置く場所には、専用の洗濯機設置台を取り付けましょう。キャスターがついた可動式のものや、床に固定するものまでさまざまなタイプがあるので使いやすいものを選びましょう。

9.洗濯機が故障している

洗濯機のふたをあける女性

洗濯物の量が適正で洗濯機が水平に保たれており、排水パイプも正しい位置に設置されているのにもかかわらず、洗濯機からうるさい音がなる場合は故障の可能性があります。

対処法:そのまま使い続けると修理不可の状態になる場合もあるので、早めにお使いのメーカーの修理窓口に問い合わせましょう。

【それでも解決しない場合】洗濯機のうるさい音を和らげるさらなる対策3つ

洗濯槽の修理

紹介した対策をしても洗濯機の騒音に悩まされる場合は、他の対策もプラスしてみましょう。
洗濯機のうるさい音を和らげる効果的な方法をさらに3つ紹介します。

1.防振防音グッズを使う

洗濯機に防振マットや防音ゴムを取り付けて置くと、洗濯機の振動や騒音をかなり軽減できます。また、洗濯機の脚に取り付けて直接床に触れさせないことで、床の劣化を防げるのもメリットです。通販やホームセンターで簡単に手に入るのでぜひ検討してみてくださいね。

2.洗濯槽を清掃する

洗濯槽洗浄用洗剤を使い自分で掃除する方法もありますが、ガタガタと音が出始めている場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。
業者に頼むと洗濯槽裏や回転部分のパルセーターの裏まで洗浄してくれます。故障箇所も見つかるかもしれないので一度試してみるのがいいでしょう。

3.洗濯機を買い替える

国税庁が定める洗濯機の耐用年数は6年といわれています。こまめにメンテナンスをしていればそれ以上使える場合もありますが、6年経過していて洗濯機からうるさい音が出るようであれば買い替えを検討するのがいいかもしれません。
異音やエラーが出るたびに対応していては大変です。新品を購入した方が節水、時間の節約にもつながるのでストレスも減りますよ。

洗濯機の音がうるさい場合は原因に合った方法で対処しよう

きれいなドラム式洗濯機

洗濯機からうるさい音が出る原因はさまざまです。考えられる原因を一つずつ解消し、それでも解決しない場合は防振防音グッズや専門業者に頼りましょう。
うるさい音が出ているにもかかわらずそのまま使い続けると故障につながります。正しい対策をしてもうるさい音やエラーが続く場合は、無理して使用せず買い替えも検討してくださいね。

▼洗濯機の「ニオイ」が気になる方はこちら!


▼重曹を使った洗濯機掃除の効果的な方法はこちら!


ライター

マリエ

カフェでバリスタをする傍ら、ライターとして活動する2児の母。自然、コーヒー、インテリア好きで、整理収納や暮らしを快適にする方法を考えるのが得意です。豊かなライフスタイルを送るための情報をお届けします。

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