目次
一人暮らしで服をすっきり収納するポイント3つ
はじめに、一人暮らしの限られたスペースで服をスッキリ収納するポイント3つを解説します。どこにどの服が収納されているかすぐにわかるようにしておくと、毎日の出し入れがしやすいですし、管理がしやすくなるので、必要以上に服を持たなくて済みますよ。
以下の3つのポイントに気をつけながら、収納場所を決めましょう。
(2)収納場所を細かく採寸する
(3)最低限の服だけ「見せる収納」にする
順番に解説します。
(1)服の量を把握して整理する
一人暮らしの収納スペースには限りがあります。その中で服をきれいに収納するには、収納場所に収まる量の服しか持たないことが重要です。収納方法を考える前に、手持ちの服の量を把握して、しばらく着ていないものや、ほつれや汚れがあるものは思い切って処分を検討することも大切。着ていて気持ちの良い服だけを残し、丁寧に収納しましょう。
(2)収納場所を細かく採寸する
服の整理が終わったら、次は収納場所を細かく採寸しましょう。
服の量を把握すれば、収納グッズの数がどれだけ必要かを決められます。どこに何を収納するのかイメージしながら収納場所の幅、高さ、奥行きをミリ単位で採寸します。細かく採寸せず、収納グッズを先に買うと、入ったはいいがドアが閉まらないなどのトラブルが起きる可能性もあります。そのようなことがないように、先にしっかり採寸するのをおすすめします。
(3)最低限の服だけ「見せる収納」にする
備え付け収納に全ての服が入りきらない場合、ハンガーラックやシェルフを使って、「見せる収納」にするのもおすすめです。その場合は、空間をすっきり見せるために最低限の服だけを収納するのが重要。お気に入りの服をお店のディスプレイのように収納すると、インテリアとしても楽しめて、おしゃれな空間に仕上がりますよ。
部屋に備え付け収納がある場合の服の収納方法4選
本章では、部屋にクローゼットなどの備え付け収納がある場合の服の収納方法を4つ解説します。どれも限られた収納スペースを有効活用するのにぴったりのアイデアですので、ぜひ参考にしてください。
2.隙間収納にはカゴを活用する
3.吊り下げ収納を活用する
4.衣類収納アップハンガーで収納力を上げる
一つずつ見ていきましょう。
1.上段、中段、下段で使い分ける
クローゼットの中は、使用頻度と物の大きさや重さを考え、上段、中段、下段に分けて配置するのがおすすめです。
帽子などの小物やシーズンオフの服など、使用頻度が低く軽めのものは上段、使用頻度が高いものや丈が長いワンピースなどハンガーにかけるものは中段、小さく畳めるものはケースに入れて下段に収納するとスッキリまとまります。
重いものを上段に置くと、取り出しにくいばかりか、地震発生時に落下する危険性があるので避けて。
2.隙間収納にはカゴを活用する
中段のハンガーにかけた服と下段の微妙な隙間も、収納場所として有効活用できます。
浅めのカゴを使うとハンカチや靴下、ベルトなどの小物を収納するのに役立ちます。カゴの種類は違っても色味を合わせれば統一感が出て、見た目もかわいくなるのでインテリアとしてもおすすめです。
3.吊り下げ収納を活用する
ハンガーにかけると型崩れしてしまうセーターや、使用頻度の多いカットソーなどは吊り下げ収納に畳んで収納するのがおすすめです。どの服がどこにあるのか一目でわかりやすく取り出しやすいので便利ですよ。重ねて収納すると一カ所に数枚入るので、収納力もアップします。直接服を収納するのはもちろん、カゴやケースを入れて小物収納に活用もできます。
4.衣類収納アップハンガーで収納力を上げる
クローゼットスペースの収納力を上げるのに有効なのが、「衣類収納アップハンガー」です。ハンガーをかける場所を前後に確保でき、通常の1.5倍の服を収納できる優れものです。
ワンピースやシャツなど、畳まずハンガーで保管したい服が多い方には特におすすめです。
部屋に備え付け収納がない場合の服の収納方法4選
本章では、部屋に備え付け収納がない場合の服の収納方法を4つご紹介します。「見せる収納」を適度に取り入れたら、おしゃれでスッキリした空間に仕上がります。お気に入りのデザイン家具や収納ケースを取り入れ、素敵な空間に仕上げましょう。
(2)チェストを使う
(3)シェルフを使ってディスプレイのように収納する
(4)ピクチャーレールを利用する
順番に解説していきます。
(1)ハンガーラックを使用する
使用頻度の高い服や、シーズンものをかけるのに便利なのがハンガーラックです。部屋の雰囲気や、他の家具に合わせてカラーを選ぶと統一感が生まれ、まとまった空間に仕上がります。ハンガーラックは高さがあり、縦の空間を利用できるので、限られたスペースに置いても圧迫感が出にくいのが特徴です。服の丈の長さを短いものから長いものへ順番にかけると、下に別の空間が生まれて他のものを収納する場所として活用できますよ。
(2)チェストを使う
畳んで収納できる衣類や小物の収納場所には、チェストがおしゃれで便利です。空間を占める面積が大きめなので、圧迫感を抑えるために部屋の色味に合ったものを選ぶのがおすすめです。既製品でちょうどいいサイズが見つからない場合は、オーダーでぴったりのサイズを作ることも可能。チェストの上は見せる収納として服を畳んでディスプレイするのもいいですし、お気に入りのインテリアを飾るのもいいですね。
(3)シェルフを使ってディスプレイのように収納する
シェルフは服が見える状態になるので、見せる収納にしたい方にはぴったりの収納方法です。見た目もおしゃれで、服をインテリアの一部として収納できますよ。好きなデザインの収納ケースと組み合わせてお気に入りの収納スペースに仕上げましょう。
シェルフの上段に好きな小物を飾ってインテリアを楽しんだり、アクセサリーや時計などのファッション小物を一箇所に管理するとより使いやすくなりますよ。
(4)ピクチャーレールを利用する
特にデザインが気に入っている服や、毎日使うアウターはピクチャーレールにかけて収納するのもおすすめです。好きな服はあえて見せる収納にして、インテリアの一つとして活用するのもいいでしょう。季節ごとにかける服を変えれば、季節感のあるインテリアとファッションをどちらも楽しめますよ。
部屋にピクチャーレールがついていても使い道がわからずそのままにしている方は、ぜひ服の収納場所としても使ってみてください。
一人暮らしの服収納は、スペースの有効活用がカギ!
一人暮らしで服をすっきり収納するには、収納スペースをどの程度確保できるのかを考え、その場所に収まるように手持ちの服の量を見直す必要があります。汚れやほつれのある服は思い切って処分し、まずはこれからも袖を通したいと思えるお気に入りの服だけを残すようにしましょう。
備え付け収納がある場合は、収納場所の採寸をしっかりしてイメージを膨らませてから収納グッズを購入を。限られたスペースを有効活用し、適度に「見せる収納」も取り入れつつ、いつ見ても整っていておしゃれな収納を目指しましょう!