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大阪「マーベリックコーヒー&ボイド」で自家焙煎コーヒーと華やかスイーツを満喫

大阪「マーベリックコーヒー&ボイド」で自家焙煎コーヒーと華やかスイーツを満喫

「maverick.coffeeandvoid(マーベリック コーヒー&ボイド)」はスペシャルティコーヒーとスイーツの専門店。まるで工場の跡地のような無骨でスタイリッシュな空間で、季節のフルーツたっぷりの華やかなスイーツがいただけます。非日常に包まれておいしい時間を過ごしましょう。

「maverick.coffeeandvoid(マーベリック コーヒー&ボイド)」(大阪府大阪市鶴見区今津中)があるのは、JR「放出駅」から徒歩約10分の場所。こだわりのコーヒーと自家製スイーツが大人気で、SNSでも注目を集めるお店です。

店内窓から外を見る

●特別感のあるコーヒーを飲みたい
●おいしいスイーツをコーヒーとともに楽しみたい
●インダストリアルなインテリアが好き

そんな人にぜひおすすめです!

無骨な雰囲気のスタイリッシュなカフェ

店内カウンターなど

2018年11月にオープンした「maverick.coffeeandvoid」。オーナーの中西さんが「自分が本当においしいと思えるコーヒーを提供したい」との思いでスタートしました。中西さんにとっての”おいしい”の定義は、「キレがよく後味に甘味が感じられる」こと。甘味を残すことでコーヒーのおいしい余韻が続き、水などで口直しをする必要がなくなるのだそう。さらに浅煎りでも深煎りでも、コーヒー豆の元となる果実、コーヒーチェリーが本来持つ風味や甘みを引き出すことにこだわります。

お店入り口から奥を見る
店内奥は焙煎スペースになっています

開店以来同じロースターに焙煎をお願いしているオリジナルブレンド以外、シングルオリジンは全て中西さんの手で焙煎しています。お豆の味を最大限に引き出すことを大切に温度と時間に気を配り、焙煎後は一定期間置いて熟成させることで、豊かなコクの広がりも演出。「豆や焙煎度合いによって熟成期間も異なります。2、3年前に焙煎機を手に入れてから試行錯誤の繰り返しで、ようやくおいしいと思える豆が提供できるようになりました」と中西さんは胸を張ります。

カウンターから入り口方向を見る

空間作りにもこだわり、コンクリートやアイアン、がっしりとしたウッドの存在感が際立つインダストリアルな仕立てに。まるで工場跡地のような特別感のある内装で、ここにいるだけでなんだかワクワク。天井も高く開放感があります!

コーヒーに季節のスイーツプレートを合わせて

コーヒーをドリップ

ブレンドコーヒーは、中煎りの「マイルド」(520円)と中深煎りの「ほろ苦」(520円)の2種類で、すべてハンドドリップで提供されます。ドリップの様子を拝見していると、とっても繊細にお湯を注がれていて丁寧に抽出されていることが分かります。

ホットコーヒー

シングルオリジンは2024年4月時点では6種類があり、浅煎りから深煎りまでバランスよくラインアップ。メニュー表に「フルーティな酸味にナッツ系の風味」や「花の蜜のようなフローラルで甘い香り」など詳しく書かれているので、じっくり読み込んでから選びたいです。

なお、ラテメニューがない代わりに濃いめに抽出したコーヒーで仕立てる「カフェオレ」が楽しめます。まろやかなミルクがじんわり広がる「カフェオレ」も、ぜひご賞味あれ!

イチゴのプレート
「イチゴのプレート」(1,350円)※単品での注文は不可

コーヒーにはやっぱり甘いスイーツがぴったりです。イチオシは季節ごとに変化するスイーツプレート。この日は旬のイチゴをふんだんに使った、とっても可愛い「イチゴのプレート」がお目見えしていました。

イチゴのプレートを真上から
左下から時計回りに「イチゴのブリュレショートケーキ」、「ベリーソースのブランマンジェ」「イチゴのクロワッサン」、「イチゴのチョコディップ」

国産イチゴのフレッシュな甘酸っぱさが存分に味わえる、工夫を凝らした4品。スイーツも全て自家製なので、出来立てならではのおいしさが口いっぱいに広がります。

とくにこだわっているのがカスタードクリームで、新鮮な卵と牛乳をたっぷり使い、滑らかな食感を追求して丹念に炊き上げています。「卵の臭みを抑えながらも濃厚な口当たりは意識」することでフルーツの甘酸っぱさとも調和。ボリュームたっぷりですが、1人でぺろりと食べられます。

大人のための「カスタードプリン」

プリンの横にクリームを添える

そんなこだわりのカスタードクリームを使って焼き上げた「カスタードプリン」(520円)も人気者。オーブンで蒸し焼きにしてじっくり火を通し、“す”の入らないつるんとしたプリンに仕立てます。

カスタードプリン

アクセントは、濃い色になるまで煮詰めたほろ苦いカラメルソース。一般的なプリンよりもたっぷり入れ込んで、甘いだけではない大人のバランスで届けます。

プリンをすくう

カスタードクリーム仕立てだからなのか食感はむっちりもっちりで、噛み締めるごとにカラメルソースの苦味が生きていきます。「アイスクリームにエスプレッソをかけて食べるアフォガードのような感覚で、プリンとカラメルソースを味わっていただけます」と中西さんが言うように、もはやカラメルソースが主役級の存在感!

気軽に特別感を楽しめる、ほかにはないカフェ

maverickの外観

重厚な木の扉やシックなレンガ造り、アイアンをたっぷり使った外観かつ、看板は大きな「COFFEE」の文字ぐらいで、質実剛健な佇まい。筆者も最初は少し緊張しておそるおそる扉を開けましたが、一歩入ってしまえば軽やかな空気感に包まれ緊張なんて一気に吹き飛びます。

それでいて、コーヒーもスイーツも妥協せず、「おいしい」と思うものを追求し続けてくれるうれしさ。2018年のオープン以来、多くの常連客に愛されるのもうなづけます。

マシュマロオレ
期間限定の「マシュマロオレ」(650円)をテイクアウト! 甘くホッとする味わいでした

日常使いできるカフェとしても、わざわざ訪れる特別なカフェとしてもおすすめしたい、とってもすてきな「maverick.coffeeandvoid」。カフェ好きさんも、スイーツ好きさんも、ぜひ一度訪れてみてください!

「maverick.coffeeandvoid」

(マーベリック コーヒー&ボイド)
住所
大阪府大阪市鶴見区今津中1-6-2 森行マンション1F
アクセス
JR「放出駅」から徒歩約10分
営業時間
11:00~17:30(L.O.) ※金・土・日・祝は18:00(L.O.)
定休日
木曜
電話番号
SNS

ライター

木村 桂子

大阪在住のフリーライター。観光情報をはじめ、インタビューやコピーライティングなどさまざまに執筆しています。カメラを片手に旅するのが好きで、その土地のローカル食をいただきつつ英気を養っています。

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