2024年4月13日(土)、「京町家茶房 宗禅」(京都府京都市上京区寺之内通浄福寺東角中猪熊町)が約1年半の休業を経てリニューアルオープン。
オリジナリティあふれる定番メニューに磨きがかかりさらにおいしくなったほか、新メニューである「炙りみたらしわらび餅」も登場。京町家のぬくもりに包まれながら、自分でスイーツを仕上げるという贅沢な時間を過ごせます。
さらにおいしくなった定番メニューの“焼きアイス”!
「京町家茶房 宗禅」の定番メニューである 「春待ち焼きアイス 五山に降る雪」。抹茶と京きな粉、さらにクーベルチュールチョコレートを加え、そこに凍らせたわらび餅を合わせた特製アイスクリームを焼き上げて提供されます。
実は、同店の店主である山本宗禅氏は、「京西陣菓匠宗禅」の創業者であり、「上技物師」でもあります。その熟練の技で作られる「上技物あられ」は、味・見た目ともに美しく、皇室献上品にもなっています。
今回のリニューアルオープンでは定番メニューを1から見直し、さらにおいしさを追求したのだそう。新型コロナウイルスの流行による休業中も磨き続けた山本氏の“職人の技”によって、定番メニューはより深い味わいに生まれ変わっています。
築130年の京町家で“体験”を味わう贅沢な時間を過ごして
築130年の京町家を利用している「京町家茶房 宗禅」は、情緒たっぷりの趣と落ち着いたぬくもりあふれる雰囲気も魅力の1つです。一歩足を踏み入れると、町家ならではの2階まで届く吹き抜けや木でできた窓枠や柱と、優しい明かりやシックなインテリアが心を落ち着かせてくれます。
また、同店のコンセプトは「体験できるカフェ」。カフェを運営する「京西陣菓匠 宗禅」の代表銘菓である「紅白亀甲餅」焼き体験ができる善哉をはじめ、食べるだけではなく“自分で作る楽しみ”も味わえます。
はんなりした雰囲気の中でスイーツを丁寧にいただく時間は、贅沢な気分になれること間違いなしです。
新メニュー!自分で仕上げる「炙りみたらしわらび餅」
リニューアルオープンでは、新メニュー「炙りみたらしわらび餅」が登場。コロナ禍で開発された看板商品「串わらび」を使い、お団子のように串に刺したわらび餅を自分で炙って仕上げてからいただけます。
普段は冷やしていただくことの多いわらび餅ですが、焼くと弾力ととろとろの2つの食感を絶妙なバランスで楽しめます。ありそうでなかった新感覚スイーツ、気になる人はぜひ早めにお店へ行ってみてくださいね。
歴史ある京町家と、伝統的な和菓子と職人技が出会って生み出されるオリジナルスイーツによる“新感覚な体験”。
両方が一度に味わえるほっこり贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
※【画像・参考】「京西陣菓匠 宗禅」
○店舗情報
店名:「京町家茶房 宗禅」
住所:京都府京都市上京区寺之内通浄福寺東角中猪熊町310-2(MAP)
営業時間:店頭販売10:30~18:00、カフェ11:30~18:00(L.O.17:30)
定休日:月曜日、火曜日(祝祭日を除く)
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