目次
- 今タイがアツい!コロナを経て高まった観光地としての魅力
- プーケット旅行は何泊がおすすめ?予算は?
- 編集部が行く!4泊6日のタイ観光モデルコース(パンガー&プーケット)
- 1日目:バンコク経由でパンガーへ
- 2日目:ローカル体験と絶景&おしゃれカフェを満喫
- 【体験】植物のエネルギーに包まれて瞑想
- 【ランチ】タイ南部の料理をおしゃれレストランで
- 【絶景】SNSでも人気のパノラマ展望台
- 【カフェ】絶景を望むおしゃれスポット
- 【ディナー】ミシュラン獲得店でディープなタイグルメ
- 3日目AM:ウェルネスなホテルで体験&ランチ
- 【体験】スパ&ヨガ&サウンドセラピー
- 【ランチ】身体にやさしい食事をアラカルトで
- 3日目PM:プーケットへ!代表的なビーチを満喫
- 【散策】パトンビーチ周辺をお散歩
- 【ディナー】優雅な大人のビーチクラブ
- 4日目:人気スポットでプーケット文化に触れる
- 【ツアー】おしゃれタウンにあるミュージアムへ
- 【エンタメ】人気施設で壮大なショーを鑑賞
- 5日目:午前中はのんびり、夕方の便で帰国
- 6日目:機内泊、翌朝日本へ
- 今回宿泊したホテルはこちら
- 【パンガー】JWマリオット・カオラック・リゾート&スパ
- 【プーケット】ナップ パトン
- 【編集部注目】ちょうど「TTM2024」が行われていたので取材してきた
- タイ観光は3泊5日以上がおすすめ
日常に追われがちな大人女子におすすめしたい、タイへのリゾート旅。
今回は、編集部が実際に巡ったモデルコースをご紹介!
●リゾート気分を満喫したい
●タイならではのローカル体験がしたい
という方におすすめの内容です。
今タイがアツい!コロナを経て高まった観光地としての魅力
日本からタイへの旅行者数は2019年は183万人、2023年は80万人と推移。しかし、コロナ禍を経てタイはより魅力的な街へと変わっています。
伝統的な工芸品や料理の製造・販売、地元の文化や歴史に基づいたツアーや体験型の観光サービスのほか、持続可能な観光やエコツーリズムを重視した取り組みも見られます。地元の自然や文化遺産を活かした新たな魅力が発見できる今のタイ、必見です!
プーケット旅行は何泊がおすすめ?予算は?
日本からプーケットまではタイの首都・バンコクで乗り継ぐため、移動を考えて最低でも3泊5日、もしくは4泊6日がおすすめです。
予算はホテルのランクなどによって変わりますが、10~15万円(航空券を除く)ほどみておくとよいでしょう。
編集部が行く!4泊6日のタイ観光モデルコース(パンガー&プーケット)
今回はアンダマン海に面する「プーケット」と、「パンガー」を中心に満喫してきました。新たな魅力を発見できる6日間の大人女子旅モデルコースです。
1日目:午前中に日本を出発、夜パンガーに到着
2日目:瞑想を体験、映えスポット&カフェとローカルレストランへ(パンガー)
3日目:スパやヨガ・セラピーを体験(パンガー)、代表的なビーチへ(プーケット)
4日目:ミュージアムで伝統文化を学び、人気テーマパークでショーを鑑賞(プーケット)
5日目:ホテルでのんびり過ごし、帰国の途へ
6日目:機内泊、朝日本に到着
それぞれ詳しく紹介していきます。
1日目:バンコク経由でパンガーへ
午前中に「関西国際空港」を出発し、バンコクで乗り継ぎ後プーケット国際空港に到着し、約1時間車で移動して夜パンガーに到着しました。
2日目:ローカル体験と絶景&おしゃれカフェを満喫
午前中はカオラックの5つ星リゾート「デヴァソム・カオラック・ビーチリゾート&ヴィラズ」へ。2019年にオープンした、カオラックのクックカックビーチに位置する高級リゾートホテル。自然に囲まれた絶景のロケーションと充実した施設、サービスが魅力的なホテルです。
【体験】植物のエネルギーに包まれて瞑想
この日体験したのは「Plant Sound Meditation」というアクティビティ(※)。植物の生命力や生物リズムを音楽に変換し、その音に包まれながら意識を落ち着かせる瞑想体験です。青々とした植物がたくさん用意された空間で、リラックスしながら自分自身を見つめる有意義な時間が過ごせました。
※アクティビティは宿泊者以外も参加可能。内容は毎月変わります
【ランチ】タイ南部の料理をおしゃれレストランで
ランチは同ホテル内のレストラン「Takola Restaurant」でいただきました。「ミシュランガイド」の「ビブグルマン」に掲載されているお店です。
タイ料理を中心としつつ、インターナショナル料理も幅広く取り揃えたメニューが特徴。ビーチリゾートならではの雰囲気の中で、様々な料理を楽しめるのが魅力です。内装もおしゃれで大人女子旅にぴったりなレストランです。
メニューは地元・タイ南部の地産地消料理が中心。タイ南部で採れる野菜をディップソースにつけて食べる「ロンプー」や、蟹の身が入ったイエローベースの「ココナッツミルクカレー」など。本来タイ南部では辛い料理が多いのですが、どちらもコクがありつつもマイルドな味で美味しく、辛いのが苦手な方にもおすすめです。
【絶景】SNSでも人気のパノラマ展望台
天気にも恵まれていたので、午後は近年SNSでも話題の新名所「サメットナンシー・ビューポイント」へ。入場料(50バーツ)を支払い、徒歩または有料のシャトルバスで移動し、さらにエレベーターで上にあがるとアンダマン海に面したパンガー湾の絶景が広がります。
建物から張り出ている通路は床も一面ガラス張り! 靴に専用のカバーをつけてぐるっと一周歩くことができます。
通路の真ん中が一押しの絶景ポイント! ここで床に空が映り込む幻想的な画が撮れるのでぜひチャレンジしてみて。日の出や夕日の時間帯に訪れるのもおすすめです。
【カフェ】絶景を望むおしゃれスポット
「サメットナンシー・ビューポイント」の隣にある「Bay View Cafe」は、プーケットからも日帰りで訪れることができる人気のカフェ。このカフェは、パンガー湾を一望できるビューポイントに位置しており、自然に囲まれた絶景の中で自分を開放できる素敵なスポットです。
絶景を眺めながらケーキとジュースでまったり。ケーキは見た目ほど甘くなく、パッションフルーツの酸味が南国の気候にピッタリでした。
【ディナー】ミシュラン獲得店でディープなタイグルメ
夜は2023年、2024年連続で「ミシュランガイド」の「ビブグルマン」を獲得したレストラン「Mon Phochana」へ。新鮮な魚介や香り豊かなスパイスを使った地元・タイ南部の伝統的な料理が、ボリュームたっぷりに楽しめます。
「渡蟹のレモン炒め」とタニシ(南部の川や池で採れる淡水巻貝で、タイ料理の定番食材の一つ)を使った「レッドカレー」が「ミシュランガイド」の評価を受けたメニュー。どちらもタイ南部らしいスパイシーな辛味の中に、レモンの爽やかさやタニシのコリコリ食感がアクセントになっていて、ごはんが進む味わいでした。
3日目AM:ウェルネスなホテルで体験&ランチ
3日目午前中は、アンダマン海に面したパンガー県のナタイ・ビーチに位置する5つ星のラグジュアリーリゾート「アリーンタ プーケット パンガー リゾート&スパ」へ。アクティビティから食事まで総合的なウェルネス体験に力を入れているホテルです。
【体験】スパ&ヨガ&サウンドセラピー
まずはスパを体験。手のひらと親指でゆっくりと体のツボを刺激するメニューでじんわりと深いリラックス状態へ。凝り固まった身体がほぐれていきます。使用するオイルは合成化学物質や添加物を一切使っておらず、全て安心のオーガニック製品です。
続いてヨガ(※宿泊者のみ参加可能)。ウェルネスに関する専門知識豊富な講師のもと、深く吸って深く出す呼吸法でメンタルを整えていきます。ヨガの後はサウンドヒーリングを体験。南国の爽やかな気候に包まれながら、身体も心も深くリフレッシュすることができました。
【ランチ】身体にやさしい食事をアラカルトで
体験後はアンダマン海を一望できるロケーションの絶景レストラン「The EDGE」へ。
地元の食材を活かしたタイ料理やインターナショナルメニューを中心に、シェフによる創造的な料理が提供され、開放的な空間と落ち着いた雰囲気でゆったりとした時間が過ごせます。自分に今足りない栄養をチャージできる種類豊富なドリンクメニューもおすすめです。
3日目PM:プーケットへ!代表的なビーチを満喫
午後はプーケットへ移動しました。
【散策】パトンビーチ周辺をお散歩
プーケットではまず人気の「パトン・ビーチ」を散策。気取りすぎずリラックスした雰囲気が魅力的なパトンは、露店やショッピングモールがあり、買い物も楽しめるエリアです。コロナ以前は砂利道だったのが、きれいに舗装された道に変わっていました。ビーチも毎朝、地元の方々が清掃しており、のんびりとお散歩できました。
日中はパラセーリングなどのマリンスポーツも楽しめるビーチ。透明度が高く約2キロの長い砂浜が続いています。またビーチ沿いの公園エリアには様々なフィットネス器具が設置されていて、気軽にトレーニングもできます。地元の人がのんびり身体を動かす姿が見られてほのぼのしました。
近くの散髪屋さんでシャンプーを体験! 大変心地よかったのでこちらの記事も参考に。
【タイ観光穴場】タイ・プーケット旅行で現地の散髪屋さんに行ってみた(編集部レポ1)
ビーチ沿いの通りは夜になるとさらに賑やかに! バーやクラブで南国ならではの熱い夜を満喫することができます。また、路地では露店なども夜遅くまでやっていて、お土産を買うのにも便利です。
【ディナー】優雅な大人のビーチクラブ
この日のディナータイムは2022年にオープンした「FUGA Beach Club」で過ごしました。「パトン・ビーチ」に面したオーシャンビューが素敵なロケーションで食事ができるお店。DJ音楽やプールもゆったり楽しめる空間です。
日本人に馴染みのあるプーケットの老舗ホテル「ダイアモンド クリフ リゾート&スパ」が運営している同店は、落ち着いた大人の雰囲気。砂浜まで見渡せる席やソファ席、冷房完備の部屋など多彩なシートが用意されていて、全席からキレイな海が見渡せます。
メニューも豊富で、新鮮な刺身や寿司、豪快なシーフード盛りでしっかりお腹もいっぱいに。美しい海を眺めながらおいしいごはんとお酒に満たされて、非日常を思う存分満喫できます。サンセットや夜景もとってもキレイで心が洗われました。
ビーチクラブでの楽しい時間をより詳しく紹介しているこちらの記事も参考に!
【タイ観光】一度は行ってほしい!絶景プーケットのビーチクラブを紹介(編集部レポ2)
4日目:人気スポットでプーケット文化に触れる
4日目は、タイの歴史や文化に触れるカルチャー旅へ。
【ツアー】おしゃれタウンにあるミュージアムへ
カラフルな建物が並ぶフォトジェニックな街「オールドタウン」。どこを歩いてもつい写真を取りたくなるスポットばかり! かわいいカフェや雑貨店が密集しているので、散策が楽しいエリアです。また「プーケットミュージアム」ではプーケットの歴史やオールドタウンの建築様式(シナポルトガル様式)が学べたり、民族衣装などを着て記念撮影できたりと、無料で楽しく歴史が学べます。
今回は、ミュージアムの見学から伝統的なスイーツの試食、料理体験が楽しめるツアーに参加。こちらはココナッツミルクなどを使用したプーケットの伝統的なおやつで、素材の味そのままのやさしい甘さでした。
料理体験では焼きそばの一種「ホッケン・ミー」作りに挑戦! 調味料まで教えてもらえるので自宅で再現も可能。「アポーン」と呼ばれるスイーツ作りも体験し、どちらもおいしくいただきました。
【エンタメ】人気施設で壮大なショーを鑑賞
午後はショーがメインの人気エンターテインメント施設「サイアム ニラミット プーケット」へ。ショーを行う舞台のほかに、100年の歴史をもつタイの村を再現した体験型アトラクションエリアや、タイの芸術的遺産などが飾られた「ナガーの中庭」、カレーやトムヤムなどのローカルフードを屋台形式で楽しめるブッフェレストランがあり、見応えたっぷりです。
「ナガーの中庭」ではタイの伝統的なダンスパフォーマンスも実施! 参加型でお客さんも一体となって楽しめます。
メインのショーは20時半に開演。幅65m、奥行き40m、高さ10mの舞台で、100名の出演者が500着の衣装と100点を超えるセットや背景を使って躍動的なシーンを繰り広げます。テーマはタイの歴史と文化。まるでタイムスリップしたかのような感覚になるほどリアルで楽しく、タイのこれまでの歩みを知ることができました。
5日目:午前中はのんびり、夕方の便で帰国
最終日はホテルでゆっくり過ごし、夕方空港へ。
6日目:機内泊、翌朝日本へ
バンコクからの深夜便で帰国。翌朝日本に到着しました。
今回宿泊したホテルはこちら
【パンガー】JWマリオット・カオラック・リゾート&スパ
パンガーで宿泊した「JWマリオット・カオラック・リゾート&スパ」は、白い砂浜と豊かな緑に囲まれたリゾートホテル。
客室は全室バルコニー付き。プライベートビーチやスパ、日本食レストランを含むダイニングが揃っていて、大人のバケーションにピッタリです。
【プーケット】ナップ パトン
プーケットで宿泊した「ナップ パトン」は、タイ政府が推進する持続可能な観光に寄与する宿泊施設として認証されており、その貢献度を称える賞も受賞しているホテルです。
環境保護などSDGsへの取り組みを率先しておこなっていて、使用しているアメニティも環境に配慮したものを採用。またウミガメの保護に協賛するなど、プーケットの魅力と美しさの維持に尽力している素敵なホテルです。
ちなみに滞在中、客室清掃不要の札を提示するとオリジナルのトートバッグとキーホルダーがもらえます。エコな取り組みに参画した宿泊者へのかわいらしい特典にほっこりしました。
【編集部注目】ちょうど「TTM2024」が行われていたので取材してきた
最後に、編集部がタイを訪れたときにちょうど「TTM(Thailand Travel Mart)2024」というイベントが開催されていたので取材してきました。
2001年から続く、タイの観光地としての発展を推進するためのイベント。世界中から海外バイヤー(旅行会社)が参加し、タイの観光地としての魅力をPRする。今年は50カ国から425名の海外バイヤー(旅行会社)が参加。
今回イベントの開催地となったのは、アンダマン海に面するパンガー県。パンガーはビーチリゾートなどの美しい自然を誇り、島内も約1時間で巡ることができるなど、タイの魅力がギュッと詰まったスポットであると紹介されていました。
タイ観光は3泊5日以上がおすすめ
タイには人気リゾート地プーケットのほか、今回訪れたパンガーなど、周辺にも魅力的なエリアがたくさんあります。
今回のモデルコースを参考に、タイのリゾート地で心身を解放するリフレッシュ旅を楽しんでくださいね。