目次
京都の夏は暑くてお出かけ先にも困りますよね。できれば涼しく過ごせる場所に行きたいものです。
●京都で涼しく過ごせる場所を知りたい
そんな人は、ぜひ本記事をチェックしてみてくださいね。
※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください。
京都のおすすめ避暑地10選
1.【京都市左京区】貴船神社
「貴船神社(きふねじんじゃ)」(京都府京都市左京区鞍馬貴船町)は京都の奥座敷、貴船山の麓に位置する神社。貴船エリアは昔から避暑地として親しまれており、暑い夏を涼しく過ごせるスポットです。
「貴船神社」は水の神様をご祭神としていて、「水占(みずうら)みくじ」でも知られています。本殿前の石垣からあふれる御神水の水面におみくじの紙を浮かべると、文字が浮かび上がってくるのが特徴です。この「水占みくじ」は「よく当たる」ともいわれているので、ぜひ試してみてくださいね。また、貴船エリアでは川床も有名で、天然のクーラーといわれるほど涼を感じられるので、「貴船神社」とあわせて訪れてみてください。
【拝観料】
無料
スポット名:「貴船神社(きふねじんじゃ)」
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
アクセス:京都バス「貴船」下車徒歩すぐ
拝観時間:〈5/1~11/30〉6:00~20:00、〈12/1~4/30〉6:00~18:00
定休日:無休
電話番号:075-741-2016
・公式サイト
2.【京都市左京区】糺の森
「糺の森(ただすのもり)」(京都府京都市左京区下鴨泉川町)は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」、通称「下鴨神社」の手前にある森です。縄文時代から生き続ける森といわれており、はるか昔の原生林と同じ植生が今に伝えられています。
「賀茂御祖神社」とともに「ユネスコ」の「世界文化遺産」にも登録されており、樹齢数百年の樹木が約600本もあるのだそう。学術分野からもとても貴重な森とされています。そんな「糺の森」には小川が流れ、涼し気に過ごすことができます。森林浴でリラックスしながら暑さをしのいでみてはいかがでしょうか。
【料金】
無料
スポット名:「糺の森」
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
アクセス:京阪「出町柳駅」徒歩約10分
営業時間:6:00~17:00
定休日:無休
電話番号:075-781-0010
・公式サイト
3.【京都市右京区】高山寺
京都市右京区にある高雄は紅葉で有名ですが、避暑地としても人気のスポット。京都の街中より5度ほど気温が低いのだそうです。この高雄にはさまざまな観光スポットがありますが、中でもおすすめのが「高山寺」(京都府京都市右京区梅ヶ畑栂尾町)。「ユネスコ世界文化遺産」にも登録されており、国宝「鳥獣人物戯画」など貴重な文化財を所蔵しています。
また、「石水院」の縁側からは視界が開け、向山を臨む新緑が一望できます。青もみじの濃い緑色がとても美しく、気持ちもリラックスできそうです。この縁側に腰を下ろすと風景が額縁のように切り取られるので、ぜひじっくりと眺めてみてくださいね。
口コミ・レビュー
(@haretokidoki.tripさん)
【拝観料】
〈石水院〉
一般:1,000円
小学生:500円
スポット名:「高山寺」
住所:京都府京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8
アクセス:JRバス「栂ノ尾」下車徒歩すぐ
拝観時間:8:30~17:00
定休日:無休
電話番号:075-861-4204
・公式サイト
・公式Instagram
4.【京都市右京区】嵐山 竹林の小径
人気観光スポットの嵐山エリアにある避暑におすすめのスポットが「竹林の小径(ちくりんのこみち)」(京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町)です。「野宮神社」から「天龍寺」の北側を通って「大河内庭園」までの約400mに渡る竹林で、数万本の竹が生い茂っています。
空に向かって高く伸びた竹が直射日光を遮って暑さを和らげてくれます。また、竹の葉が風に揺れてサラサラと葉音を奏でる時も涼し気に感じられるでしょう。散歩であまり汗をかきたくないなら、人力車を利用するのもおすすめ。車夫の方は周辺エリアの観光スポットにも詳しいので、見どころを聞きながら快適に散策できます。
【料金】
無料
5.【京都市右京区】祇王寺
「祇王寺(ぎおうじ)」(京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町)は、嵐山の竹林を抜けた先に位置しています。「平家物語」にも登場し、悲恋の尼寺として知られていますが、紅葉スポットとしても有名です。
また、夏の間は鮮やかな緑の苔が生える庭園が人気。この苔庭は竹林や青もみじに囲まれていて、日に弱い苔を守るように影になっています。そのため、暑い日でも比較的涼しく過ごすことができる穴場スポットです。鮮やかな緑がまぶしい苔や青もみじの庭園を観賞できるのは夏ならでは。涼しい日陰でゆっくり眺めてみるのがおすすめです。
【拝観料】
大人:300円
小人(小中高):100円
スポット名:「祇王寺(ぎおうじ)」
住所:京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
アクセス:JR「嵯峨嵐山駅」徒歩25分
拝観時間:9:00~16:30(受付終了) ※16:50まで参拝可能
定休日:無休
電話番号:075-861-3574
・公式サイト
6.【京都市右京区】清滝川
「清滝川」(京都府京都市右京区嵯峨清滝)は、透明度が高くて清らかな水が流れる渓流。ホタルやオオサンショウウオなどきれいな水にしか生息しない生物がいるため、天然記念物生息地に指定されています。山の谷あいに位置しており、京都の避暑地としてもぴったりなスポット。川沿いをゆっくり歩いてリラックスするのもおすすめです。
また、水が浅い場所では川遊びも楽しめ、きれいな水に足をつけて涼んでみるのもよさそう。ひんやりとした透明度の高い水は、暑さを和らげてくれます。嵐山からもアクセスしやすいので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
【料金】
無料
スポット名:「清滝川」
住所:京都府京都市右京区嵯峨清滝
アクセス:京都バス「清滝」下車徒歩すぐ
営業時間:24時間
定休日:無休
7.【京都市伏見区】伏見 十石舟
伏見は港町の歴史があり、水運が交通や流通の要となっていました。その時に使われた舟「十石舟」を再現し、現在では遊覧船として運航しています。この遊覧船「十石舟」(京都府京都市伏見区南兵町)は、風情ある景色の中で水辺をゆったり進みながらリフレッシュできるのが魅力。四季折々の風景が楽しめ、暑い夏でも爽やかに過ごせます。
「十石舟」は定員20名のもので弁天橋のたもとから乗船します。江戸時代にタイムスリップした気分で、船旅を楽しんでみてくださいね。
【運航期間】
2024年3月16日(土)~12月8日(日)
※8月は8月1日(木)~12日(祝・月)のみ運航
【料金】
〈十石舟〉
大人(中学生以上)1,500円
小人(小学生以下):750円
スポット名:「伏見 十石舟」
住所:京都府京都市伏見区南兵町247
アクセス:京阪「中書島駅」徒歩約5分
営業時間:10:00~16:20(11月25日~12月8日は15:40が最終便)
定休日:月曜日(祝日を除く、ただし、4・5・10・11月は月曜日も運航)
電話番号:075-623-1030
・公式サイト
・公式Instagram
8.【亀岡市】保津川下り
「保津川下り」(京都府亀岡市保津町下中島)は、亀岡から嵐山まで続く全長約16kmの川下りです。熟練の船頭の方が舟を巧みに操り、激流や巨岩の間をスリルたっぷりにすり抜けていきます。また、知識豊富な船頭の方の貴重なお話が聞けるのもポイントです。激流を下りながら水しぶきを浴び、涼しい谷風も感じられるのでまさに暑い季節にぴったりのアクティビティです。
また、渓谷美を堪能できるのもポイント。山並みや巨岩、変化に富んだ川の流れなどを間近で鑑賞できます。保津川沿いはトロッコ列車も走っており、タイミングがあえば並走する様子も楽しめますよ。
【料金】
大人:6,000円
小人(幼児~小学生):4,500円
スポット名:「保津川下り」
住所:京都府亀岡市保津町下中島2
アクセス:JR「亀岡駅」徒歩約8分
営業時間:〈2024年3月10日~12月8日〉9:00~15:00、〈2024年12月9日~2025年3月9日〉10:00~14:30
※運航時間の詳細は公式サイトを確認
定休日:2024年9月4日(安全点検日) 、年末年始(12月29日~1月4日)
電話番号:0771-22-5846
・公式サイト
・公式Instagram
9.【京丹後市】碇高原
「碇高原(いかりこうげん)」(京都府京丹後市丹後町碇)は、日本海を一望できる標高約400mに位置する高原。「丹後天橋立大江山国定公園」内にあり、その広さは約88ヘクタールもある広大な大草原エリアです。敷地内には遊歩道が整備されており、景色を見ながら爽やかに散策が楽しめます。
また、高級食肉ブランド「丹後牛」を放牧している総合牧場でもあり、ヤギやヒツジ、ポニーなどと触れあうことができます。草を摘んであげることもできるそうですよ。また、高原内には、特選の京都肉ステーキが味わえるステーキハウスがあり、お腹を満たすこともできます。
口コミ・レビュー
(@cho_san.18さん)
【料金】
無料
スポット名:「碇高原(いかりこうげん)」
住所:京都府京丹後市丹後町碇
アクセス:京都丹後鉄道「峰山駅」より車で40分
営業時間:〈ふれあい牧場〉9:00~17:00
定休日:11月下旬~4月上旬
電話番号:0772-72-6070
・公式サイト
・公式Instagram
10.【綴喜郡】正寿院
「正寿院(しょうじゅいん)」(京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上)は、約800年前に創建した高野山真言宗のお寺です。風鈴寺ともいわれており、境内に吊るされている約2,000個の風鈴が大きな見どころ。宇治の茶畑と山と空を背景にして、風鈴が風に揺られて鳴り響く様子は壮大です。また、「正寿院」オリジナルで製作している花風鈴小径もぜひチェックしてみてください。
京都市内よりも夏場は約5度涼しいといわれており、風鈴の涼やかな音色とともに涼を感じるのにぴったりスポットです。また、花と日本をテーマにした160枚の鮮やかな天井画も見ごたえがあり、フォトジェニックな1枚が撮れるはずです。
【2024風鈴まつり 開催期間】
2024年6月1日(土)~9月30日(月)
※8月17日は終日拝観中止
※詳細は公式Instagramを確認
【拝観料】
600円(お茶、お菓子付き)
※「風鈴まつり」期間中は800円(お茶・お菓子付き)
※参道協力金:1組300円(1名の場合は200円)
スポット名:「正寿院」
住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
アクセス:京都京阪バス「奥山田正寿院口」下車徒歩約15分(2024年4月6日~12月8日までの土曜・休日ダイヤのみ「宇治茶バス」運行)
拝観時間:9:00~16:30(最終受付16:15) ※12月~3月は10:00~16:00
定休日:8月17日、12月26日~1月4日、4月第3日曜日
電話番号:0774-88-3601
・公式サイト
・公式Instagram
京都の避暑地で暑い夏でも涼しく過ごそう
今回は京都にある避暑地について紹介しました。盆地の京都は夏の厳しい暑さで有名ですね。少しでも涼しく過ごすなら、涼を感じるスポットへお出かけしてみましょう。市街地よりも気温が低いところや、水辺で爽やかさが感じられるところなど、暑い夏でも涼しく過ごせる場所がたくさんあります。ぜひ本記事を参考に夏の京都へお出かけしてみてくださいね。
Photo by
@haretokidoki.trip @babydoll00529 @sunmee_09 @cho_san.18 @poorboy.12 @andou1992