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奈良の避暑地で暑い夏も快適に!屋内施設から大渓谷まで納涼スポット10選

奈良の避暑地で暑い夏も快適に!屋内施設から大渓谷まで納涼スポット10選

盆地の奈良県は夏の暑さが厳しいことで知られていますが、奈良県内にも涼しく過ごせる避暑地があるのをご存じでしょうか。今回は、奈良県にある「涼」を求められる避暑地をピックアップしてご紹介します。暑い夏を快適に過ごせる避暑地にぜひ出かけてみてください。

気温が高くなる夏は、日焼けや熱中症のリスクなどを考えると、お出かけ先選びが難しくなりますよね。
今回は、奈良県内にある避暑地をピックアップしてご紹介します。涼しく感じられる場所から、実際に夏でも気温が低めの場所までバリエーション豊富に避暑地を集めました。

●暑さが苦手な方
●夏でも快適にお出かけできる場所を探している方
●奈良のお出かけスポットを知りたい方

そんな皆さんは、ぜひ参考にしてみてください♪

※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください

涼しく過ごせる奈良の避暑地10選

1.【奈良市】奈良金魚ミュージアム

アート空間で楽しむ金魚

金魚の三大産地と言われる奈良県にある「奈良金魚ミュージアム」(奈良県奈良市二条大路南)は、プロジェクションマッピングやフラワー、テラリウム、ミラーボールなどの要素と金魚を合わせて展示をしているユニークなスポット。展示がとてもアーティスティックなので、一般的な水族館とはひとあじ異なる楽しみ方ができますよ。

金魚奈良ミュージアムの一角

全体的に奈良のイメージに合う和の印象にまとまっており、涼しげな金魚が優美でとっても華やか! 生体展示だけでなく、トリックアートコーナーもあり、話題になるような写真が撮りたい方にもぴったりです。室内なので天候を気にせずお出かけできるのもおすすめポイント♪

【料金】
大人(中学生以上):1,300円
小学生:800円
幼児(4歳~小学生未満):300円
3歳以下:無料

○スポット情報
スポット名:「奈良金魚ミュージアム」
住所:奈良県奈良市二条大路南1-3-1 ミ・ナーラ4F
アクセス:近鉄「近鉄奈良駅」、JR「奈良駅」から無料シャトルバス
営業時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
※2024年7月20日~8月25日は10:00~19:00(入場は18:30まで)
定休日:無休
電話番号:0742-36-5111
公式サイト
公式Instagram

2.【生駒市】信貴生駒スカイライン

信貴生駒スカイライン

奈良県と大阪府の県境、生駒山と信貴山の尾根を走るドライブウェイが「信貴生駒スカイライン」(奈良県生駒郡三郷町南畑)です。全長は約20.9kmあり、途中にある駐車場の海抜はなんと約600m! 標高が高いため夕方から夜は夏でも涼しく、ドライブデートにもぴったりですよ。

信貴生駒スカイラインからの夜景

「信貴生駒スカイライン」は、夜景が楽しめるスポットとしても人気があります。駐車場や展望台から眺める大阪のパノラマビューは、とてもロマンチックで言葉を失ってしまうほどの美しさ! スカイライン周辺には、「宝山寺」や「生駒山上遊園地」、「信貴山のどか村」などがあり、観光やレジャーと一緒にスケジュールを立てるのもおすすめです。

【料金】
阪奈道路・登山口から普通車
宝山寺方面:〈片道〉370円
生駒山上方面:〈往復〉740円
信貴山方面:〈片道〉1,360円、〈往復〉1,950円
フリーパス:3,120円

○スポット情報
スポット名:「信貴生駒スカイライン」
住所:奈良県生駒郡三郷町南畑1108(阪奈道路・登山口)
アクセス:
営業時間:〈3月1日~10月31日〉6:30~24:00、〈11月1日~2月末日〉6:30~23:00
定休日:無休
電話番号:0743-74-2125
公式サイト
公式Instagram

3.【橿原市】おふさ観音 風鈴まつり

おふさ観音の風鈴まつり

「おふさ観音」(奈良県橿原市小房町)は、橿原市の住宅地に佇む高野山真言宗・別格本山のお寺です。毎年夏の3カ月間に「風鈴まつり」が開催され、2024年8月現在も開催中です。境内では2,500を超える風鈴がぶら下げられ、目や耳で涼が楽しめるとても幻想的な世界が広がっていますよ。

「風鈴まつり」は、ただ風鈴を見て楽しむだけでなく、「奈良風鈴」や「南部風鈴」など日本各地の特徴ある風鈴の即売会も開催されています。風鈴まつりで気に入った音色や形の風鈴を見つけたら、お土産として買って帰るのもおすすめ。夜にランプの明かりで風鈴がライトアップされる「夜まつり」も開催されます(詳細は公式Instagramにて)。一風変わった涼しい夜のお出かけにぜひどうぞ!

【料金】
無料

【開催期間】
2024年7月1日(月)~9月30日(月)

○スポット情報
スポット名:「おふさ観音 風鈴まつり」
住所:奈良県橿原市小房町6-22
アクセス:近鉄「大和八木駅」徒歩25分
営業時間:7:00~16:30(17:00閉門)
定休日:無休
電話番号:0744-22-2212
公式サイト
公式Instagram

4.【宇陀市】龍王ヶ渕

龍王ヶ渕

神秘的な景色が見られることで知られる「龍王ヶ渕」(奈良県宇陀市室生向渕)。山の中腹にあるとは思えないほど水量が豊富な池で、風がないときは周囲の木々が水面に映りこみ、ヨーロッパの景色を彷彿とさせる美しい姿を見せてくれますよ。青い空とのコントラストは見事です。

池の周囲は散策ができるように遊歩道が整備されています。湧水のせいか部分的にぬかるむ場所もあるため、歩きやすい靴でお出かけくださいね。山腹なので涼しいですが、虫や日除け対策は忘れずに。駅から歩くと遠いため無料駐車場(8台)を利用した、車でのお出かけがおすすめです。

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「龍王ヶ渕」
住所:奈良県宇陀市室生向渕
アクセス:近鉄「室生口大野駅」徒歩約1時間30分(ハイキング・登山)
電話番号:0745-82-2457
公式サイト

5.【宇陀郡】曾爾高原

曽爾高原のススキ

「倶留尊山(くろそやま)」のふもとに広がる約40ヘクタールの高原が「曾爾高原」(奈良県宇陀郡曽爾村太良路)です。ススキが群生し、辺り一帯が銀色や金色の柔らかい光に包まれる秋は、その景色を一目見ようと、県内外から多くの観光客が訪れます。

夏の曽爾高原

毎年3月に山焼きが行われ、夏は緑一色の景色に様変わり。山間の高原なので、都市部よりも気温が低いのが過ごしやすくて良いですよね。周りに遮るものが何もない牧歌的な風景は、日常で疲れた心と体を開放するのにぴったり。時間を忘れてゆったり過ごせる涼しい場所を探している方におすすめです。「曾爾高原」行きのバスの運行期間が限られているため、車でのお出かけが便利です。

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「曾爾高原」
住所:奈良県宇陀郡曽爾村太良路
アクセス:近鉄「名張駅」から三重交通バス「太良路」下車徒歩45分(10月~11月は曽爾高原行きバスあり)
電話番号:0745-94-2106
公式サイト
公式Instagram

6.【吉野郡】蜻蛉の滝

蜻蛉の滝と看板

落差約50m、豊富な水量で見るからに涼しげなのが「蜻蛉(せいれい)の滝」(奈良県吉野郡川上村西河)です。滝の上・中間地点・下の3カ所に、滝見台が設置されています。水しぶきが顔にかかるほどの距離感で、滝ならではの迫力ある音や振動が楽しめるのがおすすめポイント。天気が良ければ滝に虹がかかる幻想的な景色も期待できます。

蜻蛉の滝

「蜻蛉の滝」から歩いて20分程度の場所に「あきつの小野公園」があり、川遊びも楽しめますよ! 屋根付きの休憩スペースやきれいなトイレ、大きな駐車場などが完備され、「蜻蛉の滝」と合わせたお出かけ計画を立てるのもおすすめです。

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「蜻蛉の滝」
住所:奈良県吉野郡川上村西河
アクセス:近鉄「大和上市駅」から奈良交通バス「西河」下車 徒歩30分
電話番号:0746-52-0111
公式サイト

7.【吉野郡】みたらい渓谷

みたらい渓谷

「みたらい渓谷」(奈良県吉野郡天川村北角)は、天川村のハイキングコースとして人気があります。自然が織りなすダイナミックな渓谷美は、一度は見ておきたい景色です。透明度が高くエメラルドグリーンに見える淵、大小の滝や巨石や奇石など、都会では見ることのできない壮大な景色が待っていますよ! 

「みたらい渓谷」そのものに駐車場はなく、渓谷内は道も狭くなります。「みたらい休憩所」やその付近の駐車場を利用することになるため、車でお出かけの際にはカーナビの設定に注意が必要です。川沿いに遊歩道が整備され、ハイキング初心者さんでも安心して散策できます。たくさん歩きまわれるよう、履き慣れた歩きやすい靴でのお出かけがおすすめです。

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「みたらい渓谷」
住所:奈良県吉野郡天川村北角
アクセス:近鉄「下市口駅」から奈良交通バス「天川川合」下車徒歩40分
電話番号: 0747-63-0999
公式サイト

8.【吉野郡】面不動鍾乳洞

面不動鍾乳洞

「面不動鍾乳洞」(奈良県吉野郡天川村洞川)は、天川村の「桐川温泉」の近くにある鍾乳洞です。延長は280mあり、洞内は平均気温が8度程度と低く、夏でも羽織るものが欲しくなる涼しさです。ライトアップされた鍾乳洞は幻想的で異世界のようです。足場が濡れている部分もあるため、滑らないよう気を付けて散策してくださいね。

面不動鍾乳洞のドロッコ

「面不動鍾乳洞」へはバス停から歩いていくこともできますが、「ドロッコ」と呼ばれる丸太をモチーフにしたユニークなデザインのモノレールが運行しています。洞窟入口までドコドコ揺られる体験も「面不動鍾乳洞」ならではの楽しみのひとつ。ぜひ利用してみてくださいね。

【料金】
大人:450円
子ども:200円
※モノレール利用時は別途必要

○スポット情報
スポット名:「面不動鍾乳洞」
住所:奈良県吉野郡天川村洞川673-89
アクセス:近鉄「下市口駅」から奈良交通バス「洞川温泉」下車徒歩20分
営業時間:9:00〜18:00 〈夏期〉8:00~18:00、〈冬期〉9:00~17:00(最終入場は終業30分前まで)
定休日:年末年始
電話番号:0747-64-0352
公式サイト

9.【吉野郡】谷瀬のつり橋

谷瀬の吊り橋全景

十津川村の観光名所として知られている「谷瀬のつり橋」(奈良県吉野郡十津川村上野地)は、現在でも生活道路として地元の方に利用されている鉄線のつり橋です。長さは約297mあり、谷からの高さはなんと約54m! 高層マンションに匹敵する高さです。橋は歩くたびにゆらゆらと揺れ、スリルで手に汗をにぎり、夏の暑さも忘れてしまいますよ。

谷瀬の吊り橋

空中から眺める山々や、橋の上から見るきれいな川の流れなどは、ほかではなかなか見られないものです。渡ることに意識が集中してしまいがちな「谷瀬のつり橋」ですが、ぜひその雄大な景色も楽しんでみてくださいね。

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「谷瀬のつり橋」
住所:奈良県吉野郡十津川村上野地65-2
アクセス :JR「五条駅」から奈良交通バス「上野地」下車徒歩約2分
電話番号:0746-63-0200
公式サイト

10.【吉野郡】瀞峡

瀞峡

奈良県・三重県・和歌山県の県境に位置する「瀞峡(どろきょう)」(奈良県吉野郡十津川村神下)は、太古の時代にタイムスリップしたような雄大な景色が楽しめる大渓谷。切り立つ断崖と深みのあるコバルトブルーの静かな川面の対比は、思わず写真を撮りたくなる美しさです。階段が設置されているため、簡単に水辺まで降りられますよ。

ひとあじ違った瀞峡の景色を楽しみたい方には、断崖絶壁を下から眺められる観光船のクルージングもおすすめ。瀞峡脇に佇む「瀞ホテル」のカフェから、景色を眺めながら焼き菓子やコーヒーを楽しむのも人気です。都会や日々の喧騒から離れて涼しい夏を過ごしたい方には、「瀞峡」がぴったりです。

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「瀞峡」
住所:奈良県吉野郡十津川村神下405
電話番号:0746-62-0004
公式サイト

奈良の避暑地に出かけよう!暑さを避けて快適にお出かけ

奈良県内でおすすめの避暑地を10カ所、ピックアップしてご紹介しました。暑さが厳しくなる夏ですが快適にお出かけしたい方は、屋内施設や気温が低めの場所を上手に活用してみてくださいね。避暑地へ行く際でも、熱中症のリスクを避けるためにも、こまめな水分補給や日焼け対策などは忘れずに!


ライター

コバヤシトモコ

おいしいものを求めて全国各地を車で行脚。アクティブ系フリーライター。

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