目次
- 店内はヨーロッパのバルのように、どこかムーディな雰囲気を取り入れて
- 女性に人気のアラカルトメニューを4つ紹介!
- 甘みと塩気の絶妙なハーモニーが堪らない!「山梨の桃とアンジェレトマトのカプレーゼ」
- 水茄子の食べ方をアップグレード!「泉州水茄子とズッキーニのセルクルサラダ パルミジャーノとシシリアの塩」
- パスタメニューで圧倒的な人気!「海老とアボカドのカッペリーニ」
- 珍しい牛肉を堪能できる!「パリで食べた思い出の味。希少なフランス産シャロレー牛みすじ」
- 元ソムリエのオーナーが仕入れた厳選ワインを3種紹介!
- ワイン初心者にはコレ!イタリア産辛口白ワイン「DA MAGGIO」
- 肉料理以外にも合う!スペイン産フルボディ赤ワイン「HONORO VERA」
- ガツンと飲みたいならコレ!カリフォルニア産フルボディ赤ワイン「INTO ZIN」
- 最後に
今回取材に伺ったのは、2017年4月にオープンし、梅田・曽根崎エリアにひっそりと佇む『Ateteria pinot(アテテリア ピノ)』。
Osaka Metro 谷町線「東梅田駅」より『泉の広場』へ移動し、兎我野町を抜けた先に立地。同じく谷町線「南森町駅」からも伺いやすい。
店内はヨーロッパのバルのように、どこかムーディな雰囲気を取り入れて
少し照明を落とした雰囲気のある店内。壁の至る所に、オーナー・西田誠さんが海外で撮影した写真や、好きな映画の写真が飾られている。
「ヨーロッパのバルでは、店内にたくさん写真が飾られているんです。あの雰囲気が好きで取り入れました」(オーナー・西田さん)
大阪・梅田にいながらヨーロッパの臨場感を楽しめる同店なら、普段のデートもより新鮮に。雰囲気も相まって、恋人との時間がいつもよりロマンチックに。
カウンター席で隣に座って過ごすのもいいけど、やっぱりデートなら向かい合って、目を見てゆっくり話したい。そんなあなたには、テーブル席の利用がおすすめ。
テーブルの上には、ほんのりと淡く光るランプがひとつ。薄暗く映る恋人の姿に、少しドキッとしちゃいそう。ふたりだけの時間をゆったり過ごしたいなら、事前予約をしておくのがベター。
女性に人気のアラカルトメニューを4つ紹介!
同店は、オーナーの西田さんがしっかり味見をして、「本当においしい!」と思った食材だけを使ったメニューを展開。
野菜や果物を中心に、素材本来の味を壊さない繊細かつシンプルな味付けが好評で、曽根崎界隈で長く飲食店を営まれている多くのオーナーたちをも唸らせるほど。
今回はそんな同店のメニューから、女性のお客様から人気がある4種のメニューを紹介。
ヘルシーかつ味わい深い品々を、ぜひ堪能して!
甘みと塩気の絶妙なハーモニーが堪らない!「山梨の桃とアンジェレトマトのカプレーゼ」
彩りやツヤ感が綺麗な「山梨の桃とアンジェレトマトのカプレーゼ」(1,200円)。
イタリアンバルのカプレーゼの形に、もともとチーズとの相性がいいと言われているフルーツを追加。
今回は桃を採用しているけど、季節が変わればまた旬の果物になるのだそう。
こちらはカプレーゼらしく、オリーブオイルと岩塩でどうぞ。
口の中いっぱいに広がるのは、桃とトマトの持つみずみずしい食感と香り。噛んだ瞬間に絡まる、溢れんばかりの桃の果汁とトマトの甘み。そこに岩塩の塩気が乗ることで、絡まった甘みがグッと前に出て、さらに深い味わいへ。
イタリアから直接取り寄せているモッツアレラチーズは、新鮮さ故の弾力と主張しすぎない控えめな味わいが特徴。
「調味料はあくまで引き立て役で、お客様には素材本来の味をしっかり楽しんでいただきたいですね」(オーナー・西田さん)
新鮮なバジルの香りが鼻から抜け、飲み込んだ後に舌に残る余韻は病みつきに。手に持つグラスワインが止まらなくなるので、注意してね。
水茄子の食べ方をアップグレード!「泉州水茄子とズッキーニのセルクルサラダ パルミジャーノとシシリアの塩」
フレンチ料理のような綺麗なビジュアルが、とてもおしゃれな「泉州水茄子とズッキーニのセルクルサラダ パルミジャーノとシシリアの塩」(600円)。
食材は水茄子、ズッキーニ、トマトという構成。
味付けはシシリアの塩とパルミジャーノレッジャーノ、そしてオリーブオイルという、これまたシンプルな内容。
さっぱりとした味わいがおいしいこちらのメニュー。水茄子に含まれる苦味も、チーズを入れることで中和されるので、独特のクセを感じないまま食べられる。
パルミジャーノの持つアミノ酸と、トマトの酸味が合わさることで、さらに旨味成分を引き出すように計算された一品。
もちろんそのままでもおいしいけど、もし味のリズムを変えたい時は、まわりのバルサミコソースと一緒に召し上がれ。
パスタメニューで圧倒的な人気!「海老とアボカドのカッペリーニ」
「素材の味を楽しんでもらいたいから」という理由から、トマトソース系のラインナップはあえて少なくした同店で、圧倒的な人気を誇る「海老とアボカドのカッペリーニ」(1,400円)。
海老とアボカドという女性が大好きな黄金ペアから、さらに素材の旨味を優先した形で提供。綺麗な見た目を楽しんだ後は、濃厚なアボカドソースに絡めて味わって。
氷水でしっかり冷やされて、キュッと引き締まったカッペリーニ。
中に少し芯がありつつも、茹でてやわらかくなった外側はしっかりアボカドソースを吸い込んでいるので、噛んだ瞬間にアボカドの旨味がジュワッと溢れるような構造に。
プリッとした海老は、期待通りアボカドとの相性ばっちり。
カッペリーニも長すぎず、フォークで巻いた時に一口サイズを調整しやすいのも◎。
珍しい牛肉を堪能できる!「パリで食べた思い出の味。希少なフランス産シャロレー牛みすじ」
フランス産シャロレー牛を使った「パリで食べた思い出の味。希少なフランス産シャロレー牛みすじ」(2,800円)。
牛肉の輸入に厳しい日本では、海外で高く評価されていてもまだまだ味わえない牛肉がたくさん。
こちらのフランス産シャロレー牛は、2015年にようやく日本への輸入が認められた希少なもの。旬の野菜や果物と一緒に堪能してみて。
日本に入ってきたばかりの希少なシャロレー牛が伝えてくれる味の特徴は「上品さ」。
控えめにこみ上げてくる旨味と甘み、そして柔らかさ。
スジの部分は噛み応えがあり、ひとつのプレートでふたつの表情を楽しむことができる。
グッと味の強いフルボディワインと合わせると、さらに味わい深さが増す。
ここでも付け合せには、旬のフルーツを。今は旬のいちじくをトッピング。柔らかい身から溢れるジューシーな食感と味は、オーナーの目利きによって選ばれたものだけあっておいしさが違う。
フルーツは季節ごとに変わるので、マンネリなく楽しむことができるよ。
元ソムリエのオーナーが仕入れた厳選ワインを3種紹介!
もともと、ソムリエとして活躍されていたオーナーの西田さん。同店は、おいしいワインに合う料理を提供し、ワインをもっと楽しめるお店を作りたいという思いでオープンされたそう。
その経験を活かし、現在でもワインの試飲会に直接出向き、実際に味わったワインだけを厳選して仕入れている。
今回はそんな厳選されたワインから、女性のお客様におすすめしているラインナップを3つ紹介!
ワイン初心者にはコレ!イタリア産辛口白ワイン「DA MAGGIO」
シャルドネ100%で、フルーティだけど甘すぎず、すっきりとした味わいが特徴の「DA MAGGIO(ダマッジオ)」(800円/グラス)。
シャキッとした味わいは甘みとの相性がいいので、紹介した「山梨の桃とアンジェレトマトのカプレーゼ」と合わせて飲むとよりおいしく楽しめる。ワイン初心者が飲みやすい味わいも人気。
肉料理以外にも合う!スペイン産フルボディ赤ワイン「HONORO VERA」
いちごやラズベリーといった赤みの果物の風味が評判の「HONORO VERA(オノロ ベラ)」(800円/グラス)。
フルボディなので重みはあるものの、チャーミングな味でスッと受け入れることができる一杯。
赤のフルボディといえば肉料理と合わせるイメージだけど、どんな料理にも比較的合わせやすいので、自分好みの合わせ方を探してみてね。
ちなみにオーナーの西田さんおすすめは、同店で提供しているメニュー「パテドカンパーニュ」との組み合わせだそう。
ガツンと飲みたいならコレ!カリフォルニア産フルボディ赤ワイン「INTO ZIN」
存在感のある真っ黒なボトルが特徴の「INTO ZIN(イントゥ ジン)」(1,000円/グラス)。
こちらはフルボディらしくドッシリとした味わいで、肉料理に合わせるとその旨味をストレートに堪能することができる。
スジ煮込み系メニューや、紹介した「パリで食べた思い出の味。希少なフランス産シャロレー牛みすじ」と合わせることがオススメ。
最後に
オープンからたった1年で、長く曽根崎界隈で食べ飲み歩いてきた食通をも唸らせる味から人が絶えない『Ateteria pinot』。
ソムリエとしてイタリア、フランス、スペインを渡り歩いたオーナー西田さんによって厳選されたお酒と、素材の味を活かした形で調理された料理は、いつものデートにささやかな喜びと感動を与えてくれるはず。
●せっかくのデートだから、料理は外したくない!
●雰囲気のあるお店で恋人との時間を楽しみたい!
●普段行くエリアとは少し変わったエリアでお店を探している!
そんなあなたは、ぜひ足を運んでみてね。
Writer:近藤
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。