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今回取材に伺ったのは、JR大阪駅より徒歩3分にある『ザ シティ ベーカリー 梅田』。『グランフロント大阪』南館にある『うめきた広場』の地下1階。
店内にパン売り場とカフェが併設されていることが特徴!
店内を紹介! 購入したパンはカフェスペースで食べられる♪
こちらはパン売り場。毎日、惣菜パンから甘~い菓子パンまで、店内の奥にある厨房で焼かれたパンが約80種類並んでいる。
食パンだけでもサイズや枚数が違う8種類を常備し、昼夜問わず常に人で溢れかえっているほどの人気ぶり。
どのパンも美味しそうだから、ついたくさん買ってしまいそう!
こちらはカフェスペース。大きな窓の向こうに流れる滝とたくさんの自然光で、ゆったりとしたモーニングタイムを過ごせそう。
中央の大きなテーブルと窓側のカウンター席にはコンセントが完備されているので、昨晩つい充電をし忘れてしまった日にもありがたい。
まずは同店で大人気のモーニングセットを2つ紹介!
ニューヨークで20年以上愛されている『THE CITY BAKERY』。
ここでは、シンプルなメニュー構成ながらもパンの存在感に圧倒される「CB BREAKFAST」と、毎日売り切れ必至の「EGGS BENEDICT」、2つの定番モーニングセットを紹介!
多くのニューヨーカーたちを唸らせてきた自慢のメニューで、いつもの朝をもっとおいしく過ごそう♪
その密度とボリュームに驚き!安定の定番メニュー「CB BREAKFAST」
最初に紹介するのは「CB BREAKFAST」(1,037円)。
通常のパンはトーストとバターだけど、+90円で「ホールウィートクロワッサン」に変更できる。このクロワッサンは本場ニューヨークの本店でも定番かつ人気のメニューなのだそう。
そのため「CB BREAKFAST」をオーダーするお客様は、パンを「ホールウィートクロワッサン」に変更される方が多いのだとか。
構成はパン、ベーコンエッグ、サラダのプレートに、1ドリンクがセット。
シンプルなモーニングセットながらも、しっかりボリュームがあるので食べ応え◎。
クロワッサンは、ナイフを入れて断面を見てみるとビックリ!
表面はパリッと軽やかなのに、中身がギュッと詰まっていて、どっしりとした佇まい。
「通常、クロワッサンは中に空洞を作ることで軽さを出していますが、当店はあえて中身をギュッと詰めることで、しっかり1つの食事としての食べ方を提案しています」(大阪エリアマネージャー・星沢義宣さん)
形も通常のクロワッサンのような三日月型ではなく、プレッツェル型なのが新鮮。
実は、食べる箇所によって食感や味わいが変わるのも、「ホールウィートクロワッサン」の面白いポイント!
結び目の部分はしっかり固めにこねられているので、ハードな噛み応えが特徴的。
対してボディ部分はふっくらとやわらかく、バターの甘みや風味をしっかりと堪能することができる。
クロワッサン一品で異なる味わいを楽しめるのは、少しお得感がありますね!
ベーコンエッグの卵はトロッとした半熟が嬉しい!
シンプルにブラックペッパーで味付けされた卵とベーコンは、素材を楽しめる朝のおかずの主役。安定のおいしさに、ホッと安心できる。
サラダはフレンチドレッシングで味付け。朝からしっかり野菜が取れるので、バランスもいい。
溢れる卵黄が止まらない!売り切れ必至の人気メニュー「EGGS BENEDICT」
次に紹介するのは、「CB BREAKFAST」にも引けを取らない人気を誇る「EGGS BENEDICT」(1,037円)。
ニューヨーカーたちが愛して止まないこの「EGGS BENEDICT」は、本場のエッグベネディクトのベーシックな形をそのまま提供。
あえて日本人向けのアレンジを加えないことで、"本場ニューヨークの朝を感じてもらいたい"という想いがあるそう。
付け合わせは、「CB BREAKFAST」と同じサラダに紫キャベツのマリネ。
エッグベネディクトに少し重みがある分、付け合わせを軽くすることによって、全体のバランスを整えている。
上に乗っているポーチドエッグにナイフを入れた瞬間に、溢れる卵黄!
トロ〜ッと流れてくるその様子から、どれだけ濃厚かが予想できるはず。
装飾をほとんど加えないスタンダードな「EGGS BENEDICT」だからこそ、素材や作り方にはこだわっているそう。
ポーチドエッグを絡めたほうれん草、ベーコン、イングリッシュマフィンを一緒にパクッ!
味わいは想像通りすっごく濃厚だけど、しつこ過ぎないのがポイント。
味付けに使用するオランデソースは卵黄、バター、レモンをベースに作られているので、酸味があってさっぱりとした味わいを堪能できる。
濃厚メニュー独特の舌に残るしつこさが苦手な方でも、おいしく食べられる一品。
付け合わせの「紫キャベツのマリネ」は自家製!
濃厚ながらもすっきりとした味わいのエッグベネディクトにふさわしい、強過ぎない酸っぱさがたまらない。
サラダもあっさりとしているので、プレート全体で濃厚さだけ一人勝ちすることがないのも特徴的。
テイクアウトも可。特に人気の3種をピックアップ!
同店が誇る朝の人気者は、モーニングプレートだけじゃない!
ある人はカフェスペースで朝食に、ある人はランチで食べるためにテイクアウトされる自慢のパンたちは、他にもたくさん。
ここではその中でも特に人気がある
◆「プレッツェルクロワッサン」
◆「クロックムッシュ」
◆「ベーカーズマフィン」
の3種を紹介!
同店の人気No.1!「プレッツェルクロワッサン」
「CB BREAKFAST」で味わえる「ホールウィートクロワッサン」にゴマをかけ、塩気を追加したのがこちらの「プレッツェルクロワッサン」(334円)。
実は同店において、販売数1位を誇る看板メニューのこちら。「ホールウィートクロワッサン」よりも食事向けで、ランチに購入されていくお客様が非常に多いのだそう。
中の焼き方は「ホールウィートクロワッサン」と同じでも、味わいは少し違う!
バターの香りはしっかりあるものの、ゴマの風味や塩のツンとしたおいしい辛みが相まって、食事としてのクロワッサンの印象をより強くさせる。
かなりボリュームがあるので、ランチにこれひとつでも十分お腹いっぱいになれそう。
カンパーニュ素材で食べ応え◎!「クロックムッシュ」
惣菜パンの中でも、とくに人気の声が絶えない「クロックムッシュ」(594円)。
その理由は、何といってもこのビジュアル。まるでナイアガラの滝を彷彿させるように溢れたチェダーチーズに、食欲をわかさずにはいられない。
朝にこの「クロックムッシュ」を食べれば、1日を乗り切るエネルギーの充電はバッチリ!
中にはクロックムッシュの定番のハムと、ドライトマトが。
濃厚なチーズと旨味がギュッと凝縮されたドライトマトが絶妙にマッチ!
土台のパンはカンパーニュを採用しているので、食べ応えも◎。
サクッと、しっとり!ふたつの食感を欲張れる「ベーカーズマフィン」
10cm弱ほどの高さが目を引く「ベーカーズマフィン」(496円)。
人気の「ホールウィートクロワッサン」と同じ生地を使っていることがポイントで、甘みのある味に“サクサク”と“しっとり”のふたつの食感を楽しめるのが人気の秘密。
上の部分は、まるでクルトンのような軽さやサクサク感があって◎!
下のしっとりした部分はシロップが染み込んだパウンドケーキのように弾力もあって、噛んだ瞬間に甘さがじわっと溢れてくる。
アップルジャムとレーズン、そしてくるみで味付け。
控えめな甘さはモーニングにもぴったり。
最後に
カフェスペースでゆったりモーニングを楽しむのも良し、テイクアウトをして職場や自宅で気兼ねなく楽しむのもよし。
同店から始まる1日は、ニューヨーク気分になれることで、普段よりきっと楽しくなるはず。
●バランスのとれた朝食でしっかりエネルギーチャージしたい!
●梅田でゆったりモーニングを楽しめるお店を探している!
●とにかくおいしいパンが好き!
そんなあなたは、ぜひ足を運んでみてね。
Writer:近藤
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。