2024年11月16日(土)~12月15日(日)、「渉成園(枳殻邸〈きこくてい〉)」(京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町)にて「2024年夜間特別拝観 渉成園秋灯り」が開催されます。
ライトアップされた園内にて広大な印月池を和舟で周遊したり、通常非公開の書院「ろう風亭」にてワークショップやイベントが行われます。秋の夜長におでかけしてみてはいかがでしょうか。
月明りとライトアップによる幻想的な秋の夜間特別拝観
JR「京都駅」から徒歩約10分ほどでアクセスできる「渉成園(枳殻邸)」は、東本願寺の飛地境内です。300年を超える歴史ある日本庭園は、中央に印月池が広がる池泉回遊式庭園で、四季折々の変化に富む景観は「十三景」とも呼ばれています。
秋の夜間特別拝観では、広大な園内がライトアップされ、幻想的な空間に。鏡のような水面に、見頃を迎える紅葉や夜空に浮かぶ月がゆらめきながら映る情緒あふれる景色は、秋の深まりをしっとりと感じさせてくれます。
水面からライトアップを楽しむ体験も
秋の夜間特別拝観では、庭園の開放に加えて、さまざまな体験やワークショップも開催されます。
和舟に乗って印月池を周遊する「夜の舟旅体験」では、岸から見るのとは異なった眺めを楽しむことができます。水の音やきらめくライトアップの明かりを間近に感じながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。
「夜の舟旅体験」は、12月7日(土)を除く夜間特別拝観期間中の毎週木・金・土曜日の開催で、事前予約と参加費が必要です。詳細は公式サイトを確認ください。
通常非公開の書院でワークショップやイベントも開催
さらに、夜間特別拝観期間中は、通常非公開の書院「ろう風亭(ろうふうてい)」が無料で開放されます。書院内では「東本願寺」オリジナルグッズの販売やマルシェが出店する日もあるほか、イベントも行われます。
能登復興支援法座「能登節の夕べ」では、能登の方言を交えながら時折抑揚をつけた伝統的な説教を行う節段説教(ふしだんせっきょう)を聞くことができます。
また、ハスの花のようなオブジェを作成する「オリガミランプワークショップ」も開催。「東本願寺」の紋が入った特別なデザインの「オリガミランプ」を会場に飾ったり、持ち帰ったりできる内容となっています。
秋ならではの庭園の美しさや、通常非公開の書院でのイベントを体験しに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
期間:2024年11月16日(土)~12月15日(日)
時間:17:30~21:30(最終受付21:00)
会場:渉成園(枳殻邸)(MAP)
料金:大人1,000円、高校生・中学生500円、小学生以下無料
※「ろう風亭」の「ろう」は門構えに「良」
※【画像・参考】「TSP太陽」
○企業情報
企業名:「真宗大谷派(東本願寺)」
・公式サイト