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今回、取材に伺ったのは、京阪中之島線「渡辺橋駅」直結、『中之島フェスティバルタワー・ウェスト』1階にある『FIFTH SEASON(フィフスシーズン)』。
フレンチやイタリアンの技法を取り入れ、ニューヨーク・ブルックリンの街角にあるような誰もが楽しめるファインダイニングをイメージした、多国籍料理レストランです。
「堂島川」と「土佐堀川」に挟まれた水辺の美しい立地、犬も一緒に楽しめるテラス席もあるので散策がてら、ふらりと立ち寄るのもいいですね。
洗練さと活気が入り混じった空間が、非日常を演出
店内に足を踏み入れると広がるラグジュアリーな空間、臨場感溢れるオープンキッチンとフレンドリーなスタッフが迎えてくれます。
そんな高級感たっぷりの内装と、肩ひじ張らずに楽しめる演出のギャップも『FIFTH SEASON』の魅力のひとつです。
店内はいくつかのテーマが違うセクションにわかれており、メインのダイニングエリアは座り心地のいいソファや椅子がゆったりと配されています。
特筆すべきはオープンキッチン内に作られたガラス張りの個室!
リズミカルな調理の音さえもまるでBGMのような、ライブ感たっぷりの特別席です。
まるでエンターテインメント!形式に捉われない料理とは
「技法や形式に捉われない料理を提供する」をコンセプトのひとつとし、ブルックリンの街角にあるお店のような、ピザやパスタ、がっつりステーキやヘルシーなサラダなど、食べたいものが国籍やカテゴリー問わず揃うという、懐の大きな一軒!
仕上げは目の前で!
看板メニュー「チョップドサラダ」
看板メニューでもあるニューヨーク発祥の「チョップドサラダ」は、注文してから色とりどりの野菜がぎっしり詰まった特製ワゴンをスタッフがテーブルまで押してきてくれて、目の前で「チョップ」してくれるというパフォーマンスが人気です。
またメニューごとの野菜のリストはあるものの、「苦手なものは?」などスタッフがどんどんコミュニケーションを取りながら作ってくれるので嬉しいですよね。
5種あるサラダの中で、お店のイチオシは「メキシカンコブ」(1,300円)だそう。
近畿の農家を中心に仕入れたフレッシュな野菜や素材がずらり!
半月ナイフでレタスを「チョップ(カット)」していきます。
レタスは大きく2種類。トレビスやグリーンリーフなどの柔らかい質感のものとロメインレタスなどのシャキシャキのものを混ぜることで、より楽しい食感になるそうです。
食感に変化を加えるためキュウリを投入します。
燻製にした唐辛子を使ったメキシコでお馴染みの香辛料、ピリ辛の「チポトレ」をたっぷりかけます。
「スパイシーな『チポトレ』のおかげで、サラダなのにお酒も進みます」とは、作ってくれたスタッフの方。
ベースのサラダにまんべんなく味付けするので、どこを食べても美味しい仕上がりに!
どんどん色付けされていきます。見ていても楽しい♪
ドレッシングをかけて、思わず歓声が上がるボリュームたっぷりのサラダができました!
野菜の重さでずっしり!
こちらの量は3~4名ほどでシェアするのがおすすめだそうです。
「近江牛」100%パテのハンバーガー
またニューヨークといえば外せないのが、ハンバーガーでしょう!
こちらは人気の「近江牛バーガー」(1,850円)。
柔らかく口中でとろけるような味わいが特徴の、滋賀県のブランド牛「近江牛」100%のパテが、ご近所の『ブランジェリータカギ』より毎朝届くバンズで挟まれています。
パテ、レタスや玉ねぎ、ピクルスをギュッと詰め込んだ高さのあるバーガーを一気に頬張り、溢れ出る肉汁とソースと格闘すればまるでニューヨーカーの気分に♪
横に添えられたフライドポテトもアメリカンなボリュームでテンションが上がります。
スイーツも海外要素たっぷり♪
もちろんスイーツも海外要素たっぷりで、楽しませてくれます。
真っ赤なビジュアルに一瞬ひるみそうになるこちらのケーキ、赤色の正体はビーツパウダー!
アメリカらしく原色に近い色にチャレンジされたそうですが、実際はビーツなので体にも優しそうですね。
しかも写真映りにもインパクトが期待できます♪
地産地消を大切にした素材選び
「農場からテーブルへ」をモットーのひとつに掲げ、大阪・兵庫・淡路島を中心に近畿の農家を開拓し「地産地消」を心掛ける仕入れを行っているそうです。
「地域に根付いた店を目指し、中之島から大阪を元気にしたいですね。行くと元気になれそう!と思ってもらえる、そんな存在が理想です」と広報担当部長の土佐英彦さん。
こちらは一周年記念の際の一枚。
お話を伺った土佐さん(中央)と企画・広報担当スタッフ李侑眞さん(右)。楽しそうな空気が伝わってきます♪
さらに毎月「食と学び」をテーマとしたイベントを開催するなど、食に対する取り組みやアイデアをどんどんカタチにされています。
最新情報は、Instagramを要チェック!
豊富なドリンクの種類を誇る!ワインからカクテルまで幅広く
地産地消に沿って、琵琶湖のワインをはじめ世界各国から集められたワインや、オリジナルカクテルまで豊富なメニューリストを誇ります。飲みたい一杯にきっと出会えるはず!
お酒を楽しむのに適したバースタイルの空間は、ダイニングとは別にあるのでバー使いのみでも気軽に立ち寄れますよ。
最後に
スタッフが皆、自然体でフレンドリーなのも心地いい空間の理由のひとつでしょう。その場にいるだけでなんだか気持ちが前向きになる、そんな魅力を持っているお店でした。
●海外のトレンドに興味がある
●洗練された空間で特別な時間を過ごしたい
●海外要素たっぷりの多国籍料理を楽しみたい
そんなあなたはぜひ足を運んでみてください!
Writer:榎田 京
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。