京都府の北部に位置する福知山市。明智光秀が築いた城下町として知られ、「福知山城」や鬼伝説が残る「大江山」など、魅力的なスポットも多数あります。今回は、冬の福知山で楽しめる雪景色が美しいおすすめスポット4つを紹介していきます!
「美しき命の源流うぶやの里・大原」
京都府指定有形民俗文化財に指定されている古来のお産の習俗を今に伝える建物「産屋(うぶや)」をはじめ、852年の創建と伝わる「大原神社」など、昔の風景が残る「うぶやの里」。「大原神社」は、安産祈願の神様として多数の参拝客が訪れ、本殿などが府の有形文化財に指定されている古社です。冬には、全国的にも珍しい産育習俗を伝える文化財が雪に覆われる様子が楽しめます。
「福知山城」
城下町・福知山のシンボル「福知山城」は、小高い丘の上に建っています。昭和61年に復元された天守閣からは、城下町と由良川を一望。雪化粧を施した「福知山城」を下から見上げるのはもちろん、城の望楼から見下ろす城下の雪景色も楽しめます。
「やくの玄武岩公園」
「京都府自然 200選」や「京都府指定天然記念物」に指定されている公園。京都府唯一の火山といわれる「田倉山」の火山活動により流出した溶岩が冷えて固まる時に出来た、六角形の「柱状節理」を見ることができます。冬になると一帯が雪で白く覆われ、幻想的な光景が広がります。
「日本の鬼の交流博物館」
鬼伝説の本場・大江山のふもとにある博物館。地元の鬼伝説の紹介はもちろん、全国各地に残る鬼にまつわる伝統芸能、世界の鬼面などが展示されています。冬には、雪が降り積もった高さ5m、重さ10tの「大江山平成の大鬼」の迫力ある光景が楽しめます。
古き良き風景が多数残る福知山の雪景色は、風情にあふれ心が洗われます。
この冬は福知山の雪の魅力を体験しに、おでかけしてみてはいかがですか?