『邪宗門』に続く第二詩集『思ひ出』が出版となり、郷愁に満ちた作風が高く評価され一躍人気詩人となった北原白秋(大森南朋)。
得意の絶頂にいた白秋だったが、隣家の美人妻俊子(松本若菜)との逢瀬が俊子の夫に見つかり、姦通罪で逮捕されてしまう。
このスキャンダルで白秋の名声は一気に堕ちてしまった。
大正7年(1918年)、『赤い鳥』を創刊した文学者・鈴木三重吉(柳沢慎吾)を介して、白秋は音楽家の山田耕筰(AKIRA)と出会う。
一度は喧嘩別れしたが、大正12年(1923年)の関東大震災後、耕筰の「僕の音楽と君の詩とで、傷ついた人々の心を癒やす歌ができるはずだ」という言葉で、二人は意気投合。
大正14年(1925年)、日本初のラジオ放送で白秋作詞、耕筰作曲の『からたちの花』が演奏された。
『からたちの花』に続いて発表された『この道』も大評判となり、2人の人気はますます高まるのだが……。
性格も生き方も全く異なる2人の出会いが生んだ、100年歌い継がれる「日本の歌」
日本の子供たちの心を表す新しい童話や童謡を作り出そうと、文学者の鈴木三重吉が『赤い鳥』を創刊したのが1918年。
白秋と耕筰は、ここを舞台に名曲『からたちの花』や『この道』などを発表した。
童謡も、この『赤い鳥』の誕生とともに生まれたことになる。
それまで日本の子供たちの歌は、各地に伝承されてきた「わらべ歌」か、ドイツから入ったメロディーに日本語の歌詞を乗せた「ドイツ童謡」しかなかったそうだ。
もし白秋・耕筰がいなかったら、日本の音楽シーンは全く違っていたかもしれない。
詩人・北原白秋を大森南朋、音楽家・山田耕筰をAKIRAが熱演
“白秋を演じるのは、『ハゲタカ』や『アウトレイジ 最終章』など、日本の映画界に欠かせない存在である俳優・大森南朋。
一方の耕筰を演じるのは、EXILEのパフォーマーとして活躍、俳優としてもドラマ『GTO』や映画『アンフェア the end』などに出演し、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』でハリウッド・デビューも果たしたAKIRA。
メガホンを取るのは、『陽はまた昇る』、『半落ち』、『ツレがうつになりまして。』などを手がけてきた日本映画界の名匠・佐々部 清監督。
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【公式HP】 https://konomichi-movie.jp/
【監督】 佐々部 清
【出演】 大森南朋 AKIRA
貫地谷しほり 松本若菜 小島藤子 由紀さおり 安田祥子・津田寛治 升 毅
柳沢慎吾 羽田美智子 松重 豊 ほか
2019年製作/日本/1時間45分
【配給】 HIGH BROW CINEMA
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2019.1/11(金)公開
【大阪】
TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ なんば、あべのアポロシネマ、TOHOシネマズ 鳳、TOHOシネマズ 泉北、布施ラインシネマ、ユナイテッド・シネマ岸和田、高槻アレックスシネマ、TOHOシネマズ くずはモール、ユナイテッド・シネマ枚方
【京都】
TOHOシネマズ 二条、T・ジョイ京都
【兵庫】
OSシネマズ神戸ハーバーランド、TOHOシネマズ 西宮OS、TOHOシネマズ 伊丹、アースシネマズ姫路
【滋賀】
ユナイテッド・シネマ大津、水口アレックスシネマ
【奈良】
TOHOシネマズ 橿原、ユナイテッド・シネマ橿原
【和歌山】
ジストシネマ和歌山
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◆映画『この道』試写会(大阪)に5組10名を招待!◆
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【日時】12/11(火)18時開場 18時30分開映
【会場】朝日生命ホール
大阪市中央区高麗橋4-2-16 大阪朝日生命館8F
(Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋駅」徒歩1分)
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応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!