カテゴリをみる
コンテンツをみる
taiwan taiwan magazine
MAIL MAGAZINE
新着記事を受信。限定プレゼントも♪
【住吉】カナダ仕込みの焼き菓子がずらりと並ぶ「Wa coffee」

【住吉】カナダ仕込みの焼き菓子がずらりと並ぶ「Wa coffee」

「住吉大社」のほど近くにある「Wa coffee(ワ コーヒー)」(大阪府大阪市住吉区東粉浜)は、焼き菓子とコーヒーの専門店。12時45分のオープン時から常連さんが詰めかけ、イートインやテイクアウトでおいしい焼き菓子を楽しんでいます!

「Wa coffee(ワ コーヒー)」(大阪府大阪市住吉区東粉浜)があるのは、阪堺「住吉駅」から徒歩すぐの場所。飲食店やマンションがひしめく路地に、ひっそりと佇んでいます。

ワコーヒーのある路地

●住吉大社参拝の帰りに立ち寄りたい
●おいしい焼き菓子と巡り合いたい
●グルテンフリーなおやつを探している

そんな人にぜひ訪れていただきたいお店です。

オープン時からお客さんが絶えない人気店

ワコーヒーの外観

「Wa coffee」がオープンしたのは2016年の頃。それまでカナダのベーカリーでブーランジェとして勤務していた店主が、帰国後、北米や欧州の焼き菓子を中心に据えたお店ができないかと立ち上げました。

ワコーヒーの看板

「Wa coffee」の店名は、まさに「輪」から取られたもの。食を通して国や人との輪が広がるように、との思いで名付けられています。

入って真ん前にあるショーケースには、その日焼き上げたばかりのお菓子がずらり。タルトにチョコレートケーキにクロワッサンにスコーンに……どれもおいしそうな焼き色が付いていて、あれもこれもと選びたくなります。

ワコーヒーのショーケース

焼き菓子のレシピはカナダで提供していたものをベースにしつつ、甘さは少し控えめに。砂糖は保水性があるため量を抑えるとパサつきがちになるところ、粉の種類や量を絶妙に調整しながら、理想の食感へと仕上げています。

ショーケースを上から見る

ちなみに、焼き菓子のキーポイントとなる粉類は、小麦粉のほか、米粉やアーモンド粉、コーンフラワーなども場合によって使います。結果として小麦粉を使用していないグルテンフリーのお菓子も増えたことで、制限のある人もない人にもうれしいお店となりました。

ワコーヒーの内観

イートインスペースは、手前のカウンターに加えて奥にテーブルが2席と、合計3組のみが利用可能。イートイン・テイクアウトともに開店直後から客足が途切れず、この日もオープン後すぐに全席が埋まる形となっていました。

サクサクのタルト生地と濃厚ガナッシュ

ガナッシュタルト
「コーヒーと蜂蜜 アーモンドのガナッシュタルト」(550円)

そんな「Wa coffee」でぜひ食べておきたいのが、多彩な素材を見事に組み合わせたケーキ類です。こちらは、コーヒーと蜂蜜で仕立てたフィリングにアーモンドをたっぷり加え、ガナッシュを華やかに絞り出した、スペシャルなタルト。さまざまな食材を組み合わせることで、いわゆる“ショコラタルト”ではない、重層的な味わいを演出します。

ガナッシュタルトを食べる

チョコレートたっぷりのガナッシュは、濃厚で食べ応えしっかり! 丁寧に焼き上げられたタルト生地も、ごろごろアーモンドとはちみつが香るフィリングも、一つひとつが調和しておいしい余韻を残します。

「はちみつで甘味をつけたり粉の種類を吟味したり、ひとつのケーキでもいろんな素材を使うのがうちの特徴かもしれません。北米やヨーロッパの焼き菓子をおいしく食べてもらいたいという気持ちで、さまざまな素材を試しながら手作りしています」(店主)。

その他ケーキ

ケーキ類はほかにも、「粒あんとかぼちゃあんのアーモンドタルト」「ココナッツといちごのクリームタルト」、アメリカ南部発祥の「ハミングバードケーキ」など、日替わりで5、6種類ほど用意。イートインなら塩キャラメルアイスがサービスで付いてくるのもうれしいです。

いつでも食べたい、定番「アップルパイ」

アップルパイとコーヒー
「アップルパイ」(420円)、「ドリップコーヒー」(480円)

定番メニューは「アップルパイ」「クロワッサン」「スコーン」など。今回は手作りのパイで仕立てた、フレンチスタイルの「アップルパイ」を選びました。

アップルパイを横から見る

横から見たときの、幾重にも重なった層には驚くばかり。照り感のある表面も美しく、食欲がぐいぐい湧きます。また、手のひらと同じくらいのボリューム感ながら、ひとつ420円というリーズナブルな価格もうれしいところ。

アップルパイを切る

中にはリンゴのコンポートがぎっしり入っていて、これまたうれしい驚きです。ことこと炊き上げたリンゴは甘さ控えめで、バター香るパリパリのパイ生地ともマッチ。おなかにするすると収まっていき、あっという間に食べ終えてしまいました。

テイクアウトした際には、食べる直前にオーブントースターかオーブンで軽く焼くのがおすすめとのこと。リンゴがとろっと溶けて、焼きリンゴのような風味が楽しめるのだそうです。

クッキー類も変わり種ばかりで楽しい

焼き菓子ラインナップ

手土産にぴったりなクッキー各種も、ほかではあまり見たことのないラインアップで楽しいです。玄米粉やアーモンド粉を使ったグルテンフリーのクッキーもあり、小麦粉が気になる方へのプレゼントにも◎。

クッキー2種類
「アーモンドとカルダモンクッキー」(5枚入・600円)、「フロランタン」(5枚入・650円)

ほんのりとした塩気とカルダモンの爽やかな余韻が後を引く「アーモンドとカルダモンクッキー」は、甘さをぐっと抑えて素材の味が引き立つ仕立てに。キャラメリゼしたアーモンドスライスとチョコレートの濃厚なハーモニーが楽しめる「フロランタン」は、午後のティータイムにうってつけのコクのある甘味に酔いしれます。

毎日のおやつにも、おもてなし用にもぴったりな「Wa coffee」の焼き菓子たち。ショーケースを吟味しながら、ぜひいろんな味を試してみてくださいね。

※撮影:ライター

Wa coffee

ワ コーヒー
住所
大阪府大阪市住吉区東粉浜3-30-17
アクセス
阪堺電車「住吉駅」より徒歩1分
営業時間
12:45〜19:00
定休日
月曜・木曜・日曜
電話番号
SNS

ライター

木村 桂子

大阪在住のフリーライター。観光情報をはじめ、インタビューやコピーライティングなどさまざまに執筆しています。カメラを片手に旅するのが好きで、その土地のローカル食をいただきつつ英気を養っています。

このライターの記事をもっと読む

関連記事