目次
Osaka Metro 御堂筋線「あびこ駅」から徒歩3分ほどのところにある、約20年間美味しくてリーズナブルなイタリアンを提供している『トラットリア タケモト』さん。
美味しいだけじゃない地元に愛されるお店の秘密とは?
女性に嬉しい気遣いがいっぱいのお店です。
カウンター席もあり、落ち着いた店内でおひとり様でも気兼ねなく寛げます。
全24席あり、貸切パーティーにも可能だそう。
いつもたくさんのメニューを準備、選べる美味しさ、シェアする楽しみも
「美味しくてお腹いっぱいになるイタリアンがいただける」、「お店のおもてなしの雰囲気が好き」とお客さんからよく聞こえてくる声です。
来年で20周年を迎える同店の人気は衰えず、ランチはいつも満席です。
ランチメニューはお腹のすき具合でカスタマイズ♪
ランチセットでは、「本日のパスタ」をメインにサラダやスープ、肉料理や魚料理などの組み合わせが選べる、「Aランチ」(840円)、「Bランチ」(1,260円)、「Cランチ」(1,890円)、「スペシャルランチ」(2,600円)の4メニューが用意されています。
また、パスタではなくピザがメインの「PIZZAランチ」(1,470円)もあります。
パスタは8種類!
パスタは「ベーコンとトマト味 アマトリチャーナ風」などのトマトソース系が2種類、「スモークサーモンとほうれん草」、「明太子とブロッコリー」のクリームソース系が2種類、アンチョビ風味やペペロンチーニなどのオイルパスタも3種類。そして「ペンネ(ショートパスタ)のアラビアータソース」など、毎日8種類ほどのパスタが用意されています。
「たくさんの中から選ぶ楽しさがあったほうが良いだろう」というオーナーシェフの心配りです。
いちばん人気の「Bランチ」(1,260円)
この日の「Bランチ」は、オードブルの「前菜の盛り合わせ」、「ベーコンとトマト味 アマトリチャーナ風」のパスタ、パン、野菜のたっぷり入った「ミネストローネ」、「パンナコッタのオレンジソース」、「コーヒー」のコースでした。
オードブルに登場する「前菜の盛り合わせ」は、毎回斬新です。
バルサミコ酢のドレッシングで彩られたサラダの下には里芋のクリームソースがけや鳥ハムやピクルスなど工夫を施した野菜がサラダの下に隠れているので「これは何だろう」と語り合いながら食べるのは楽しいです。
また、ディナーで訪れるお客さんの中にも前菜の盛り合わせを必ず注文する人がいるほどの人気ぶりです。
スープは、数種類の野菜がしっかりと煮込まれた「ミネストローネ」。
玉ねぎが甘くてトロトロでした。
トマトソースのパスタ「ベーコンとトマト味 アマトリチャーナ風」。
手打ち麺のパスタは噛むと小麦の香りがするコシのある麺です。ソースの絡み具合も絶妙で色々な種類を全部堪能したくなります。
最後にデザートとコーヒーでホッと一息。この日は「パンナコッタのオレンジソース」です。
すべてが心を込めてひとつひとつ手づくりなのでランチコースを食べ終わればお腹も気持ちも満足に♪
嬉しいシェアのサービスも
同店では、「シェアになさいますか?」と注文時に聞いてくれ、パスタはもちろん、メイン料理も人数分に取り分けて提供してくれます。
友人同士で訪れた際には、お互い違うメニューを選びシェアできるのは嬉しいサービスですね。
居心地のいい空間は、気さくなオーナーの人柄と女性目線の店づくり
実はオーナーの竹元さんは、心斎橋の30年以上の老舗『ピエトラサンタ』で料理長として活躍されていたのだそうです。(現在は閉店)
「地元の人気店として愛されてきた秘訣は?」と伺うと、「女性目線のお店づくりをしていることですかね。その日の気分で食べたいものも違うし、選べるのが多い方がいいでしょう? 見た目の美しいもの、美味しいものでお腹もいっぱいにしてあげたいです」と竹元さん。
この日来店したお客さんも、オーナーと会話を楽しむ姿が度々見受けられました。お客さんと日々コミュニケーションをとり、店の雰囲気やメニューづくりに生かされています。
もちろん、美味しいイタリアワインもワインセラーで20種類以上も取り揃えている同店ですが、イタリア料理店には珍しい、焼酎や日本酒などが並ぶ棚もありました。
「常連さんに、美味しいもんにはやっぱり焼酎も欲しいと言われ」と笑顔で応えるオーナー。
常連さんに合わせたお酒も提供されているなんて、温かみを感じます。
最後に
大阪の中心部から少しはずれていますが、肩肘はらず気取らない本格イタリアン、おひとり様でも仲のよいお友達とでも、気さくなオーナーが出迎えてくれます。また、ディナーには、食べたいものの相談にも応じてくれますのでぜひ!
●ひとりでも、本格イタリアンをお腹いっぱい食べたい
●女子会に、ゆったり安心できる空間で食事したい
●友達や夫婦で料理をシェアして楽しみたい♪
そんな方は一度訪れてみては!
Writer:中村 千晴
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。