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Osaka Metro 御堂筋線「あびこ駅」から徒歩3分の場所にあるスープカレー専門店『アジアンバー ラマイ』。
本店はスープカレーの発祥地である札幌にあり、ここ大阪でも本場の味がいただけると、土・日・祝は朝から行列ができるほど評判です。
店内にはバリ島から取りよせられた調度品が、あちらこちらに飾られ、落ち着いたオレンジの照明のおかげか南国ムードが漂っています。
カウンターとテーブル合わせ38席あり、テーブル席は廊下側が高い壁で仕切られているので、個室のように落ち着けます。おひとり様での来店も多いのだとか。
厳選の香辛料とたっぷり煮込まれた鶏ガラスープ
スープカレーには相当なこだわりがある同店。調理直前にスパイスを挽いているので、一口目からスパイスの風味が鼻と口の中にガツンときます。
また、出汁も、鶏ガラと野菜やフルーツを長時間煮込んだものがベースになっていて、カレーの香辛料に負けない濃厚なコクがあり、ヤミツキになる旨さです。
辛さの調節やトッピングは何通りもあり、自分スタイルを追求できる
スープカレーの風味をさらに美味しくするのが、辛みです。お店では「少し辛いほうが美味しい」とすすめています。
「カイエンペッパー」と「ガラムマサラ」をミックスした辛みスパイスが10段階で楽しめ、オーダーの時に無料で選べます。
また、「カイエンペッパー」がテーブルに常備されているので、お好みでスパイスを入れて調節もできます。
和泉店長のおすすめは、有料トッピングの「ラマイチリ」(50円~100円)と呼ばれる厳選された生唐辛子。
「ラマイチリ」の中でも初心者向け「スカ」(50円)の辛さに挑戦しました。同店の辛みレベルでは10段階中3~4に値する辛さだそうです。
元来のスープの味は邪魔せず上手く辛さが調和しています。しかし、食べていくうちに徐々に辛さが口にひろがっていき、食べ終わるときには、身体からじんわり汗が出てきました。
また、スープトッピングで「自家製ガーリックオイル」(50円)や「スパイシーココナッツミルク」(50円)も追加でき、香りや味わいも変えることができます。自分の好きなスープカレーを追求してみたい方にはぴったりです。
トッピングも種類豊富!スープカレーとライスの大盛り無料、ジョッキグラスの「ラマッシー」はお得すぎる
スープカレーの種類も豊富で、お店で一番人気は「チキン」(1,100円)です。
その他、ヘルシーな「ヤサイ」(1,000円)、エビの天ぷらが二匹のった「ウダン」(1,100円)、揚げ出し豆腐の「タフゴレン(1,100円)」とカレーの概念をひっくり返す和風メニューもあり驚きです。
スープカレーは大盛りサイズも値段アップなし、大盛りの更に上のサイズの「アンプ~ン」だけはプラス100円です。
また、全てのメニューにココナッツ風味のライス「ナシクーニン」が付き、なんとこちらS(約150g)~L(約450g)の量が追加料金なしで選べます。ライス約1キロ超えの「キンタマーニ」だけがプラス200円で提供されています。
トッピングも「ゆで卵」(50円)や「ロールキャベツ」(170円)など10種類以上あるので、どんどん好きなようにカスタマイズできます。
飲み物で人気なのは、ジョッキに入った「ラマッシー」(200円)という『ラマイ』のラッシーです。
ミルク、ココナッツミルク、ヨーグルトを合わせたドリンク。カレーの辛さを調和して爽やかにしてくれます。
スープカレーの醍醐味は、ゴロゴロ入った大きな具材
おすすめのスープカレー「チキン」には、野菜がいっぱい! かぼちゃ・れんこん・アスパラガス・いんげん・にんじん・ピーマン・なすが大きめにカットされています。
素揚げをされた野菜にはサクッとした歯ごたえもあり、野菜本来の甘さが広がります。
「茹でている野菜もありますよ」と教えてもらい、食べすすめていくとキャベツの大きな葉もゴロゴロ。
更に隠れていたのは、ビッグサイズの骨付きチキン! スープとは別に3時間以上煮込まれていたので、骨付きだけど、スプーンですくいあげると、身はホロホロと崩れて、スープの中へ。
柔らかい肉にからみつくスープの旨みと辛さの一体感がたまりません。
最後に
「2日に1回くる方もいらっしゃいますよ」と和泉店長もびっくりするほど、頻繁に通う常連さんもいるそうです。
香辛料たっぷりのこだわりスープカレー。冬の寒い日には温もりに、夏の暑い日には疲労回復に。本場札幌のスープカレーを食べにきませんか?
●本場札幌のスープカレーを味わいたい
●スープカレーを自分好みにカスタマイズしてみたい
●スープカレーをお腹いっぱい、お得に堪能したい
こんな方は一度訪れてみては!
Writer:中村 千晴
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。