目次
今回、取材にうかがったのは、賑わう心斎橋にひときわ落ち着いた佇まいの『季節料理 ままごとや』。地下鉄「心斎橋駅」から徒歩すぐ、ホテル日航大阪の西側のビル5Fにある。
扉の先に広がる洗練された和風空間
暖簾をくぐり、靴を脱いで上がると、和風の内装にカウンター席が15席。
目の前で調理の様子を見られるオープンキッチンでは、気さくな女将や料理長、スタッフとの対話を楽しめるのが魅力の一つ。リピーターも多く、「今日は何がオススメ?」「どのお酒がいいの?」など、注文の度に会話が弾み、笑顔が広がる♪
「きちっとした料理だけれど、寛いで食べて欲しい」と話す女将の寺田郁子さん。
上品さもありつつ、初めて来ても親しみやすい空間を心掛けているのだそう。
掘りごたつ式の座敷は、4人席と6人席。こじんまりと落ち着ける座敷は、友人との集まりや家族と楽しむのにオススメ。
座敷は、仕切りの簾(すだれ)を取ると最大10名まで着席が可能になる。宴会などの大人数での利用もOK。
旬の食材を使った四季折々の料理
昭和63年にオープン、2015年の今年で、創業27年目となる『季節料理 ままごとや』。
日々変わる約60種類の一品メニューは、料理長が毎日市場を回り、季節や産地を吟味して仕入れている。
「生産者の思いを、料理で伝えていくのが料理人の仕事」と話す料理長の西浦禎祥(さだよし)さん。生産者のこだわりも大事にして、食材の持ち味を活かした調理を心掛けている。
コース料理は、「月コース」(8,000円)、「花コース」(10,000円)の2コース。
『季節料理 ままごとや』の味を思う存分堪能したい人には、その日仕入れた食材の中でも、より厳選した食材で構成される「花コース」がオススメ♪
今回は、一品メニューからオススメの料理を紹介!
女性に人気の「蓮根まんじゅう」
擦り下ろした蓮根に、ダシを加えて練って作った「蓮根まんじゅう」(1,296円)。
蓮根は、でんぷん質が多く粘りが強いのが特徴の加賀蓮根を使っている。片栗粉などのつなぎを使わなくても、独特の粘りの強さで固まるのだそう。
もっちりとした蓮根まんじゅうの中には、細かく切り刻んだ蓮根が混ぜ合わせてあって、サクサク感を楽しめるのもポイント。蓮根の甘みに、とろみの付いただし汁を合わせた、優しい風味がGood!!
食材の持ち味を活かした焼物「のどぐろの炭火焼」
「魚なら、炭火焼きが一番美味しく焼けますね」と話す西浦さん。遠赤外線の効果で、中から火が通り、身がふっくらと仕上がるのだそう。絶妙な焼き加減で、箸を入れた時に溢れる脂に食欲がそそられる♪
焼き上げられた魚の香ばしい香りと閉じ込められた旨みを堪能できる焼物は、時期や仕入れにより魚が変わるので、ぜひ旬の魚を楽しんでもらいたい。
さっぱり感が◎「松葉蟹の土佐酢ジュレ」
甘みのある身が特徴の松葉蟹と濃厚な蟹味噌を合わせた「松葉蟹の土佐酢ジュレ」(1,944円)。柔らかな酸味の土佐酢のジュレで、さっぱりとした味わい。
下に敷いてあるおかひじき。癖のない野菜なので、蟹の味を壊さずに、シャキシャキとした食感を加えているのが◎。
こだわりの日本酒の数々
ワインやビール、焼酎などのドリンクメニューも豊富に取り揃えている。
特に力を入れているという日本酒は、女将の寺田さんが厳選。
珍しい銘柄や蔵元直送の新酒などが揃うので、日本酒好きを魅了することまちがいなし!
最後に
上質な料理をほっこりとした雰囲気で楽しめる『季節料理 ままごとや』。
席にも限りがあるので、行く前に予約するのが◎。
●心斎橋で和食を楽しみたい!
●日本酒の美味しいお店を探している!
●接待や記念日に使えるお店を探している!
そんなあなたは、ぜひ足を運んでみてね。
お店情報
- 店舗エリア
- 心斎橋
- 店舗種類
- 割烹