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大阪・北浜の『escapé LODGE and ESPRESSO』は現実逃避、深夜のコーヒー一杯も叶う大人のサードプレイス

大阪・北浜の『escapé LODGE and ESPRESSO』は現実逃避、深夜のコーヒー一杯も叶う大人のサードプレイス

大阪・北浜の『escapé LODGE and ESPRESSO(エスカペ ロッジ アンド エスプレッソ)』をご紹介。深夜まで美味しいコーヒーが飲め、ワイン、ウィスキー、カクテルなども豊富に揃う。オーナーが厳選して仕入れたおやつ・軽食との相性も◎!

escapé LODGE and ESPRESSOの看板

今回取材で伺ったのは、京阪「北浜駅」より徒歩7分、東横堀川沿いに立つ一軒家のカフェ&バー『escapé LODGE and ESPRESSO』。

ビジネス街にふと抜ける空間、そこだけ違う時間が流れるゆるりとした佇まい。
オープンする夕方頃から店内では、一刻一刻と都会の空が暮れていく自然の営みを眺めることができます。

escapé LODGE and ESPRESSOの外観全体

夕暮れから深夜までのサードプレイス

escapé LODGE and ESPRESSOの内観

倉庫をリノベートしたというこちらのお店は、小さめの入口ながら奥に長細く、突き当たりの席からは街の中心を流れる『東横堀川』を眺められます。

「Escape=逃げ場」という店名の通り、都会の喧騒を逃れる場所がコンセプト。

「都会で暮らす人が日常的に現実逃避ができる場所を。さらにイタリアのバールのような、毎日気軽に挨拶を交わす、大人の社交場みたいな存在になればいいですね」とオーナーの下地裕介さんは言います。

escapé LODGE and ESPRESSOのカウンター席
ふらりと立ち寄るおひとり様で賑わうカウンター席

空間デザイナーでもある下地さんのセンスが反映された内装は、廃材や海外から買い付けたインテリアが使われています。

東南アジアと西洋のテイストが融合した雰囲気や、ラテン系の文化が好きで、それらの要素を組み合わせどこにもない異国の雰囲気を作り上げたのだとか。
サルサなどラテンの音楽が流れ、東南アジアを彷彿する木の温もりを感じる、風通しが良く自由な印象の店内です。

escapé LODGE and ESPRESSOのテーブル席
深夜デートでよく使われるという、奥のテーブル席

エスプレッソもドリップコーヒーも

エスプレッソを使ったラテ

深夜まで美味しいコーヒーが飲めるのも嬉しいポイント。エスプレッソを使った「ラテ」やキューバのコーヒー「コルタディート」、そしてフィルターコーヒーから、その日の気分で選べます。

ラテなどに使用するエスプレッソ豆は、コーヒー豆の焙煎をするコーヒーロースターやコーヒー鑑定士に相談し、特注したものを使用。
スマトラ、ボリビア、ブラジルやグアテマラ産の4種の豆を独自にブレンドした深煎りの豆は、どっしりと重みのある風味で酸味が少なく、ミルクとも高相性です。

コーヒーにミルクを注いでいる様子

フィルターコーヒー用の豆は、京都のロースター『WEEKENDERS COFFEE』より取り寄せています。取材日のものはグアテマラとエチオピア産の豆が7:3のバランスの良い浅煎りブレンド。アプリコットやシトラスなどの果実を感じるフレーバーが特徴です。

バーらしい多様なドリンク類

ワイン・ウイスキー棚

徒歩圏内に住むご近所さんや終電を逃した人、仲間と飲んで最後の一杯で利用する人などが訪れるのは深夜1時以降が多いそう。

「最初は酔い覚ましのコーヒー一杯のつもりでも、周りに釣られてつい最後のお酒一杯、に切り替える人も多いです」と笑うオーナー。生ビールやハイボールの一杯から歓迎なのも、つい立ち寄りたくなる理由でしょうね。

他にもワイン、ウィスキー、カクテルなどが豊富に揃い、その時の“気分の一杯”がみつかるはず!

ウォールナッツクリーム
しっかりと舌でアルコールを感じるウォールナッツクリーム

またオーナーの密かなおすすめが、「WCL」(800円)

「ウォールナッツクリームラテ」の略で、見た目はほぼラテですが、中にアルコール度数25%のウォールナッツクリームが忍ばせてある大人のコーヒーです。

ちなみにメニューには載っていないので、スタッフに「ウォールナッツクリーム入りのコーヒー」と注文してみてください。深夜にまったりと飲みたい一杯です。

マリアージュの提案について

ラテとバーチ・ディ・ダーマ

フードメニューは決して多くはありませんが、下地さんが独自の視点で選りすぐったパティスリーやベーカリーから仕入れるおやつは美味揃い。
キッシュやパニーノなどの軽食もあり、ドリンクとの組み合わせで『escapé LODGE and ESPRESSO』流の楽しみ方が広がります。

コーヒー×焼き菓子

バーチ・ディ・ダーマ
チョコレートをクッキー生地で挟んだイタリアの焼き菓子

コーヒーと焼き菓子は王道のマリアージュです。合わせたのは「バーチ・ディ・ダーマ」(100円)
同じ界隈にあるサンドイッチや焼き菓子が得意なお店、『スタンド プチ』に特注して作ってもらっているそうです。

白ワイン×キッシュ

グラスの白ワインと週替わりのキッシュ

グラスの白ワインには、キッシュの美味しさで人気の『Oeuf(ウフ)』より届く「週替わりのキッシュ」(600円)を合わせるのはいかがでしょうか。

週替わりのキッシュ
卵の絶妙な滑らかさが上品

季節素材をふんだんに使った、オリジナルのレシピが毎週楽しみになる一品。
こちらは里芋・ベーコン・ブルーチーズ入りで、全ての素材がゴロゴロと太っ腹に詰め込まれています。溶け出したブルーチーズの塩味と、スキッとした口当たりの白ワインが合います。

ワイン×焼き菓子

グラスの白ワインとカヌレ

素朴な焼き菓子はワインとの相性もぴったり!赤ワインもおすすめです。

焼き菓子は「カヌレ」(2個/150円)をチョイス。パリッとした表面の中はシュワッと溶けるような軽めの食感。甘さ控えめで素朴な味わいが、男性の心も掴んでいるのだとか。

味カタチがオーナーの理想にピッタリというカヌレは、近所のカフェ『Spectacle(スペクタークル)』から仕入れているもの。

カヌレ
1口サイズでパクパク食べてしまいそう

小腹が空いたときには具沢山の「パニーノ」

パニーノ
「パニーノ」(600円 ※ハーフサイズ/400円)

「パニーノ」は小腹が空いたときの救世主。
取材当日の中身は、イタリア産ロースハムのスライスに茹で卵、レタスやトマト。

それらを自家製の天然酵母で焼き上げる『ゴジュウニチョウメベーカリー』より仕入れるパンに詰めて、トースターでこんがりと焼き上げてくれます。
ひとつずつ紙に包まれているので、片手で頬張れる手軽さも嬉しい。

イベントの拠点としても注目

レコードデッキ

『escapé LODGE and ESPRESSO』を中心に地域を盛り上げたいと、ミュージシャンやイベント関係者を招いての音楽イベントを不定期で開催されています。

ラテンやテクノ、ハウスなどのDJを迎え、心地良いサウンドとお気に入りのドリンクで酔いしれる贅沢な時間。イベントなどの情報はSNSでチェック!

最後に

napoff by UTATANEのスタッフさんとオーナー
『napoff by UTATANE』のスタッフさんとオーナーの下地さん

仕事の合間や仕事の後に、また深夜のデートやひとりでふと思い立って。どんなシーンにも対応してくれる懐の深さが魅力です。
一度足を運べば、余計な力が抜けていくような心地良さに何度も足を運んでしまいそう。

また日中は『napoff by UTATANE(ナポフ バイ ウタタネ)』が間借りカレーをされていて、枠に捉われないスパイスカレーを提供されているとか。こちらも興味が湧きますね。

●深夜に美味しいコーヒーを飲みたい
●お酒とスイーツの組み合わせが好き
●日常や都会の喧噪から逃れる場所が欲しい

そんな方はぜひ足を運んでみてください!

Writer:榎田 京

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。

『escapé LODGE and ESPRESSO』

(エスカペ ロッジ アンド エスプレッソ)
住所
大阪府大阪市中央区瓦町1-1-6
アクセス
京阪「北浜駅」徒歩7分
営業時間
■金~水
15:00~27:00
■日曜
15:00~24:00
※『napoff by UTATANE(ナポフ バイ ウタタネ)』11:30~17:00
定休日
木曜・祝日
電話番号
SNS
その他情報

※完全禁煙(喫煙スペースあり)
※駐車場無(近隣にコインパーキング多数あり)


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