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『関西国際空港』から台湾へ行く際、台湾の玄関口となるのは『桃園国際空港』。
その『桃園国際空港』や桃園市と台北駅を結ぶ鉄道事業を運営しているのが『桃園大衆捷運』(以下『桃園メトロ』)です。
2017年3月に開通した『桃園メトロ』のおかげで、私たち日本人観光客の利便性も飛躍的にUPしました。
1/21(月)、『阪神電気鉄道』と『桃園メトロ』が相互連携に関する協定を締結
『阪神電気鉄道』が運営する『阪神電車』の沿線には、日本の大人気球団『阪神タイガース』の本拠地『阪神甲子園球場』があります。
一方の『桃園メトロ』沿線にも、台湾の大人気球団『Lamigoモンキーズ』の本拠地『桃園国際棒球場』があり、観客の輸送を行っているという共通点があることから、両社が連携。
“野球”をきっかけに、日本-台湾間の観光振興を目的として相互送客に取り組むことになりました!
『阪神電車』側のプロモーション第一弾。3/9(土)、ラッピング列車の運行開始
『桃園メトロ』では、すでに『阪神電車』沿線の風景などをデザインしたラッピング列車の運行を開始していますが(7/20〈土〉迄の運行予定)、3/9(土)、『阪神電車』でのプロモーションもスタート。
『桃園メトロ』がデザインしたラッピング列車がデビューしました!
桃園市が台湾の主要な民族のひとつである客家(はっか)民族の居住地であることから、車体のメインビジュアルには、客家民族の伝統工芸品である「客家花布(はっかはなぬの)」をモチーフとしたデザインを採用。
大きく描かれた牡丹、油桐、桃の花が、「花のように美しく華麗な台湾」を表しています。
「客家花布」の生地の色である水色をベースカラーにしながらも、ラッピングデザインは各車両で異なるのが特長。
『桃園メトロ』沿線や台湾各地の観光地、名物がデザインされ、台湾の魅力を十二分に感じられるこのラッピング列車は、1年間の運行予定です。
『阪神電気鉄道』の佐々木浩常務取締役は「『阪神電車』を日頃からご利用のお客様には、この列車をきっかけに台湾を訪れていただき、台湾からお越しのお客様には“居心地の良さ”を感じていただければと思います」とコメント。
『桃園メトロ』の蒲 鶴章総経理も「4月には桃園市政府が“油桐祭”や“水芭蕉祭”などの催しを開催します。日本の皆様にぜひ台湾を訪れて『桃園メトロ』をご利用いただき、素晴らしい旅をお楽しみいただければ」とPRしました。
台湾の人気シンガー・ソングライター黄 小玫(Sandy)さんが、阪神沿線の魅力をオリジナル曲で紹介!
台湾の魅力を自作の日本語曲に乗せて紹介した『台湾で会おうね!』が、本人のYouTubeチャンネルでの公開から2カ月で100万回再生を突破したシンガー・ソングライターSandyさんが、今回、台湾の方々に阪神沿線の魅力を伝えるPR曲『阪神電車で行こうよ!』を制作!
私たち関西人の地元を “台湾人目線”で魅力たっぷりに紹介してくれているMVは、日本人も必見。
「せやな」「ちゃうちゃう」「ほんまに」など、歌詞に関西弁も取り入れ、親近感も満載!
今回Sandyさんはラッピング列車お披露目式で『台湾で会おうね!』、『阪神電車で行こうよ!』の2曲を披露。
キュートなルックスに伸びのある歌声、そして日本と台湾の深い友好関係を感じさせる楽曲で列席者を魅了しました。
お披露目式のフィナーレでは、『阪神電車』駅員の制服に着替えたSandyさんの合図でラッピング列車が出発。
お披露目式終了後、報道陣の囲み取材に応じたSandyさん。
「関西を訪れるのは2度目ですが、ここで出会った人は優しくて元気で、居心地のいい街ですね。ラッピング列車も実際にみるととても可愛くて感動しました」。
『阪神電車で行こうよ!』の製作に際し、阪神沿線の各名所でMV撮影を敢行。
『神戸どうぶつ王国』でSandyさんは初めて見たカピバラに大興奮!
また「台湾は雪が降らないので、六甲山でスキーやスノボが体験できるのは台湾人にとって嬉しいですね」と語ってくれました。
『阪神電車』に乗って驚いたことを聞かれると「大阪と神戸はすごく離れているイメージだったのですが、実際はとても近くて驚きました」。
最後に「関西のみなさん、少し臭いですけど臭豆腐を食べてみてください!九份にもぜひ来てくださいね!」と台湾をPR。
そして、『阪神電車で行こうよ!』のサビ部分“阪神~♪”も多くの人に歌ってほしいとアピールしました。
お得が続々!『阪神電車』×『桃園メトロ』のプロモーション企画
今回のラッピング列車の運行を皮切りに、『阪神電車』×『桃園メトロ』は今後様々なプロモーションを実施していくことが発表されました。
春の観光シーズンには、割引きっぷの販売も予定されているのだとか!
両社の今後から、目が離せませんね!
■阪神電車公式サイト https://rail.hanshin.co.jp/
■桃園メトロ公式サイト https://www.tymetro.com.tw/tymetro-new/jp/