今回取材に伺ったのは、大阪・梅田の地下街『Whityうめだ』に鎮座する小バコバール『魚deバール ウオチカ。』。
Osaka Metro「梅田駅」・「東梅田駅」から各徒歩3分、人通りの多い地下街から1本入った場所で営業されています。
目立ちにくい立地ながら、週末には行列必至のこちらのお店。女性から支持を得ている人気の秘密に迫りました!
地下街に現れる、洒落た雰囲気のイタリアンバール
カウンター17席、テーブル9席の店内はコンパクトな作りになっていて、程よい明るさの照明がくつろげる空間を演出。
厚さ約90mmの一枚木のカウンターは、アフリカのボセの木を使用したもの。2011年の開店当時から使い込まれてきた質感が、味のある風合いを生んでいます。
店内の黒板メニューや日替わりメニューは、なんとスタッフさんの手書き。オススメを確認することができます。
和素材とイタリアンの素敵なマリアージュ
新鮮な魚介料理とワインの組み合わせが人気の同店。和素材とイタリアンの融合をテーマに、さまざまな味わいの魚介料理が楽しめます。
ポイントは隠し味として使われている日本ならではの調味料や、ハマグリ・岩ノリなどの和の食材。
それらがイタリアンと合わさった時、素晴らしいハーモニーが奏でられます。
ウオチカ名物、1番人気の「海鮮メリメロ焼き」。
“メリメロ”とはフランス語で“ごちゃまぜ”という意味で、その名の通りいろいろな魚介を白ワインで蒸し、香草パン粉をかけてオーブンでこんがり焼き上げています。
海鮮の中身は白身魚、ハマグリ、あさり、タコ、えび、サーモンなど。さらに日によっておススメの魚介が投入されます。柔らかく蒸された魚介の旨味と香草パン粉のサクッとした食感がたまらない一品です。
仕入れによってその日オススメの良質な魚介を提供。一期一会の出会いが楽しめます。
この日にいただいたのは、歯ごたえが特徴的な白身魚のホウボウ、サーモン、ホタテ、トビコ。ドレッシングはレモンの効いたあっさりした味わいで、脂ののった魚とも好相性です。
トビコのぷちぷちとした食感がとても良いアクセントになっていました。
スプーンから大量にこぼれたイクラが食欲をそそる、見た目からも満足感を得られる人気の一品。
新鮮なイクラを軽くトーストしたバゲットの上におもいっきりのせていただきます。
豊富なドリンクメニューでほろ酔いに
ワインやビール、ブランデースプリッツァーや強炭酸サワーなど、ドリンクのメニューも豊富な同店。
お店でないと飲めない爽快感がウリの強炭酸のハイボールや、スタッフのみなさんが技術を磨いているという表面張力ギリギリまで注がれた「NAMINAMIワイン」などが楽しめます。
オレンジをメインに、イチゴなど季節によって異なる果物を漬け込んだ自家製「ブランデースプリッツァー」。
オレンジピールのほのかな苦みと、フルーティーな香りが楽しめます。
「NAMINAMIワイン」と同じく、提供の際の演出も楽しめる「こぼれ升スパークリング」。
升の中に入れられたシャンパングラスに、スパークリングワインをこぼれさせながらなみなみ注いでいただけます。
スッキリとした味わいのワインは白とロゼの2種類。
飲み方はご自由ですが、こぼさず飲みたいという方は、まず1口目はグラスに口を近づけてすすってください。その後グラスを升から出して底を拭いてそのまま飲み、最後に升のお酒を飲み干すとバッチリです!
グラスを升に入れたまま飲もうとすると豪快にぶちまけてしまうので、くれぐれもご注意を。
毎月10日はサントリーの高級ビール「マスターズドリーム」がロープライスで楽しめる特別な日。
プレミアム麦芽の苦味と旨味は、月に1度のご褒美にピッタリですね。
また、同店は11:00~18:00の時間限定で楽しめる、「前菜盛り合わせ」と「モルツ」or「NAMINAMIワイン」or「ハイボール」がセットになった「HAPPY HOUR SET」(前菜3種盛り合わせ864円、前菜6種盛り合わせ1,296円)も人気です。
同時間限定で、通常1本2,700円のボトルワインが1本1,944円に。午前中からお得にお酒が楽しめます。
最後に
新しい味との出会いや、料理を提供する際の演出。「料理を通じてたくさんの感動をお客様に届けたい」とおっしゃる店長・山本さんの想いを、随所の工夫から感じられました。
気になるあの人とデートで、仲良しのあの子と女子会で、おひとり様で気軽に。『魚deバール ウオチカ。』で、楽しいひと時をお過ごしください。
Writer:濵上 実可子
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。