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今回取材で伺ったのは、Osaka Metro 四つ橋線「四ツ橋駅」より徒歩3分ほどのところにある『しぜんバル パプリカ食堂Vegan』。
賑やかな心斎橋からも徒歩圏内ながら、都会の喧騒を逃れた落ち着いた界隈です。
入口に続くウッドデッキはテラス席も兼ねているため、抜け感がありまるでヨーロッパのカフェのような店構えです。
“たべて、のんで、キレイになる。”とは!?
健康や美を意識する人々の間で話題の食スタイル、ヴィーガン(完全菜食)、マクロビオティック(玄米菜食)、ローフード(酵素栄養学)をご存知ですか。
『しぜんバル パプリカ食堂Vegan』はこれらの考えをベースに、肉、魚、卵、乳製品、化学調味料などを使用しない、植物性食品100%の料理を提供しているそうです。
“たべて、のんで、キレイになる。”をコンセプトに、体だけでなく自然にも調和した優しいお料理がいただけると、ヘルスコンシャスな地元の人や外国人観光客からも大人気のお店。
また野菜など食材も、有機農法や無農薬栽培などで育てられたものを中心になるべく地産地消、国産のものを仕入れているそうです。
女性も大好き、「チーズハンバーグ定食」
ランチメニューには「大豆ミートの唐揚げ定食」・「彩り蒸し野菜プレート定食」などのサービス定食から、「ヴィーガンロコモコ丼」などのサービス丼まで気になるメニューがずらり!
カロリーを気にしていても時には食べたくなるハンバーグ。たっぷりのヴィーガンチーズが本体をとろりと包む「ヴィーガンチーズハンバーグ定食」は、特に女性からの注文が多いのだとか。
チーズハンバーグと減農薬の玄米ご飯、季節のサラダ、日替わりおかずとスープがプレート上に盛り付けられた、定食スタイルで提供されます。
お餅や豆乳で作る特製ヴィーガンチーズが掛かり、その上からは五葷ケチャップや自家製照り焼きソースなどこだわりの調味料で作ったソースがたっぷり!
酸味、甘さ、コクが口中で混ざり合い、クセになる味わいです。
またこちらでは、仏教のいくつかの流派で禁じられている“五葷(ごくん)”への対応もされているという徹底ぶり!
アジア人の観光客も多いため、ニーズがあるのだそうです。
“五葷”とは玉葱、らっきょう、ニラなど臭気の強い食べ物5種のことです。
ハンバーグの繋ぎにも玉葱は使わず、大豆ミンチやキノコなどで旨味を加えるなどの工夫が。
オーガニックのスムージーはキレイの味方
注文後にフレッシュな野菜で作るこちらの「スムージー」はぜひ。「オーガニック・グリーンスムージー」は、野菜不足が気になる現代人に必要なビタミンやミネラルが摂取できるという体が喜ぶ一杯です。
「100%オーガニックの野菜や果物にこだわるため、通年手に入り易い小松菜やケール、ニンジン、バナナなどの定番素材でシンプルに作っています」とのこと。
そのためか各野菜そのものの味をしっかりと感じ、飲むほどに体の中からクリーンになっていくよう!
デザートの美味しいとこどり
全てのデザートで白砂糖、生クリームやバターなどの乳製品を使わない100%植物性、そして無添加にこだわっているそうです。
体に優しいポイントがたくさんで、お腹がいっぱいでもつい頼みたくなりますね。
こちらのプレートは「豆腐のベイクドチーズケーキ風」、「オーガニック・チョコレートブラウニー」、「豆乳ソフトクリーム」と全デザートメニューを少しずつ集めた欲張りな一皿。
ブラウニーに掛かっているのは、芳ばしさとリッチな味わいのカシューナッツを潰して作った自家製クリーム。
濃厚なチョコレートブラウニーにも良く合います。
アンティーク調のフォトジェニックな店内
木の温もりや特徴的な照明、ヨーロッパのアンティーク家具が配された店内はとてもフォトジェニックで居心地の良い空間。
おひとり様ならカウンター席、女子会なら店内の奥のテーブル席、温かくなってきたらテラス席など座る席によって違う景色が楽しめるのも嬉しいですね。
自然食材は購入もできる
販売コーナーでは自然食品などが購入できます。なかなか手に入らないというデンマーク発の「RAW BITE」は、オーガニック素材で砂糖不使用のフルーツ&ナッツバーで特に人気。ほかにもこだわりの調味料など、日常生活に取り入れたい食材がたくさんあります。
またこちらの仕入先の農家さんのひとつ、三重県伊賀の『カリスファーム』がなんと週二回、オーガニック野菜の店頭販売をされています。
都会に住んでいるとなかなか手に入らないオーガニック野菜を、農家さんより直接購入できるチャンスは嬉しい限り!
最後に
「菜食主義などにありがちな“物足りなさ”などマイナスイメージを払拭したい」とオーナーの中井さん。
ご自身もヴィーガンだそうですが、体が喜ぶ自然に沿った食材や調理法を研究するうち、食事そのものが楽しくなったそうです。『しぜんバル パプリカ食堂Vegan』のワクワクするようなメニューやこだわりは、そんな探求心の表れなのかもしれません。
思いっ切り食べたいけれどカロリーも気になる……という女性の願いも叶えてくれ、さらにキレイを目指せるなんて!
●海外にいるような空間で食事をしたい
●ダイエットを気にせず食べたい
●お洒落でヘルシーに食べられる店を探している
そんな方はぜひ足を運んでみてください。
Writer:榎田 京
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。