今回取材に伺ったのは、レトロな街並みが特徴的な大阪・中崎町にある『KAYA cafe』。
Osaka Metro谷町線「中崎町駅」から徒歩約6分、阪急「梅田駅」から徒歩約9分。
カフェが軒を連ねる長屋の一角に店を構えています。
こだわりの古道具が並ぶ、レトロな雰囲気の店内
「梅田の繁華街から少し歩いたところにある昭和レトロな落ち着いた街に、リフレッシュできるカフェがあったらステキだろうな」と思ったことがきっかけで開店に至ったという『KAYA cafe』のオーナー。
今年開店8年目をむかえる同店は当初1日4時間程の営業時間でしたが、「沢山のお客様に『KAYA cafe』を知ってもらいたい」という考えとお客様の要望を受け、2018年からは月~金14:00~18:00(L.O.)、土・日・祝13:00~20:00(L.O.)で営業されています。
入口付近にはソファ席とカウンター席があり、3段階段を上ると奥にはテーブル席が。さらに突き当たりには個室風に区切られたソファ席があり、全部で23席の用意があります。
古民家を改装した店内には古道具がずらり。暖色の照明も相まって、落ち着ける空間が広がっています。
店内の机や椅子、照明やオブジェに使われている古道具はオーナーが選りすぐったものばかり。
「愛情を持って使い込まれた古道具の造形美。それを古民家のインテリアにすることで、より中崎町のレトロな街に合う空間をつくりたい」と考えられたそうです。
こちらの時計はゼンマイ式で、スタッフの方々が都度ネジを巻いているそう。振り子の音がカッチコッチと、店内に心地よく響きます。
店内はセルフサービス式。まずはレジでメニューを注文して
まず席に荷物を置いたら、レジでオーダーと支払いを済ませるスタイルの同店。
レジに飾られたメニューを眺めながら、気になる商品を注文してください。
商品が出来上がったら、窓口からお渡し。ガムシロップや水などもセルフ式なので、自分の好きなタイミングでお代わりできて便利です。
食べ終わった食器類は同じように返却口の棚に戻しましょう。
食事やスイーツは見た目だけでなく、味わいも本格派
バルサミコ酢が効いたあっさりとした味わいのケチャップライスの上に、ふわふわトロトロの玉子をオン。
玉子は割り置きせずオーダー時にその都度割って一気に混ぜることで、ふわトロに仕上げられています。
ケチャップライスは炊き込み式で作られているので重くならず、パクパク食べられるとお客様からも好評だそう。
プラス54円でチーズをインすることもできます。
お豆腐と豆乳をベースに作られた、甘さ控え目のヘルシースイーツ。升に入ったフォトジェニックなビジュアルが女性や海外のお客様からも人気です。
「いちご薫るお豆腐ティラミス」はティラミスの中にもいちごが混ざっていて、いちごとお豆腐のほのかな甘みが感じられる一品。お好みで練乳をかけて、甘さを調整していただきましょう。
通常上に乗っているいちごは約4カットですが、いちごを沢山味わいたい方はプラス162円で倍の約8カット乗せになる「いちご盛り」がオススメ。
さらに、約16カットいちごが乗る「いちご皿盛り」(プラス324円)もオススメです。
「お豆腐ティラミス」は季節によってシャインマスカットやパンプキン、お芋さんや丸ごとみかんなど多岐に渡るバリエーションがお目見え。その時々で旬の果実のおいしさを詰め込んだティラミスが楽しめます。
他にも安定人気の「抹茶ティラミス」(540円)や「ココアティラミス」(540円)は常時お店にスタンバイ。
「抹茶ティラミス」の上に「いちご盛り」をトッピング、なんて楽しみ方もできます。
スイーツに合う豆を使用しているというカフェラテは、すっきりとした飲みやすさでティラミスにも好相性。
可愛らしいラテアートにも心が和みます。
レトロな長屋の一角で、フォトジェニックなスイーツが楽しめる『KAYA cafe』。
●中崎町の散策がてら、写真映えスイーツを楽しみたい
●落ち着ける空間でホッとひと息、のんびりしたい
そんな方にぴったりのお店でした。
可愛いらしい見た目だけにとどまらない、こだわりの一品を堪能しましょう。
Writer:濵上 実可子
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。