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明日着ていく予定のブラウスにシワがあるのを発見! シワはイヤだけどアイロンをかけるのはもっとイヤ~!
こんなときどうしていますか?
洗濯は全自動があたり前になり、ドラム式洗濯機を使えば乾燥まですませてしまえるのに、アイロンをかけるのは今でも手間がかかりますよね?
最近の洋服は、デザインが凝っていたりドレープ感を強調したものが多かったりします。
そのため、きれいにアイロンをかけるのが難しいのも苦手感が増すポイント!
洗濯したときのシワやアイロンのことを考えて、気に入った洋服を見つけても買うのをやめたという人もいるかもしれません。
アイロンの手間をゼロにするのはむずかしいかもしれませんが、洗濯のときの脱水や干し方をひと工夫することで、シワを少なくする方法がありますよ。
シワをできるだけ少なく洗濯するポイントや、シワがついてしまったときのカンタンなケアについてご紹介します。
衣類に使われている繊維には、シワになりやすい素材とシワになりにくい素材があるのを知っていますか?
シワになりやすいのはコットン(綿)や麻100%のもの。このふたつは、脱水が終わった時点でシワができていることが多いですよね?
ほかには、レーヨン100%、レーヨンとコットン・麻の混紡のものなどもシワになりやすい素材。
シワになりにくい加工を施した繊維や、一日中着ていてもシルエットを保てる「ソロテックス®」などの素材も登場していますが、まだまだシワができる衣類が多いのが現状です。
シワがつかないようにする方法
洗濯するときに、できるだけシワがつかないようにする方法ってあるのでしょうか?
ポイント1.たたんだ状態で洗濯ネットに入れる
洗濯の際に洗濯ネットを利用する人は多いと思いますが、脱いだ状態のそのままでポイッと入れるのが習慣になっていませんか? ポイッと入れたままだと、洗濯機の中でぐるぐる回るうちに衣類にたくさんのシワができてしまいます。
シワのつきやすいシャツやブラウスは、四つ折りにたたんで洗濯ネットに入れましょう。このひと手間をかけるだけでもずいぶんシワがつきにくくなりますよ。
ポイント2.洗濯するときの水の量をケチらない
洗濯のときに、節約心からつい水を少なめに設定したくなります。
シワを作らないようにするためには、洗濯機の中でゆったりと洗濯ものが回るように余裕をもたせた水量にするのがコツ! 洗っている最中に洗濯もの同士がからまってできるねじれたシワを抑えられます。
ポイント3.脱水時間を短めにする
全自動の洗濯機だと、設定したコースの脱水時間をそのままにしておくことが多いですよね? 標準コースの脱水時間は、6分に設定されていることが多いのだとか。この6分の設定だと長すぎてシワができやすいのだそう!
シワを予防するためには、半分の3分にしてみてください。脱水を短めにすると、取り出した洗濯ものは水分がやや多め。その状態で干すと、洗濯ものに残った水分の重みでシワが伸びるため、きれいに乾燥させることができます。
ポイント4.脱水後、すぐに干すこと
洗濯している間にシワができてしまった衣類は、すぐに干すようにしましょう。洗濯ものをざっと四つ折り程度にたたみ、両手ではさむようにしながらパンパンと叩くのも効果的!
脱水後に放置する時間が長くなるほど、シワが残りやすくなるので注意しましょう。
ポイント5.ポリエステルは脱水なしでも!
ポリエステル素材は、もともとシワがつきにくい素材ですが、脱水後に放置したままにするとシワの原因になることがあります。薄手のものなら脱水にはかけずに、バスタオルなどにはさんで水分を押さえて取り、脱水の代わりにするのもおすすめの方法です。
シワを伸ばす方法
気をつけていたけど、うっかりシワができていることに気がついてしまった! こんなとき、シワを伸ばす方法ってあるのでしょうか?
ポイント1.霧吹きとドライヤーでシワをのばす
シワになっている箇所に霧吹きで水をかけます。シワを伸ばすように手のひらでたたいた後、ドライヤーの温風をかけて乾燥させていきます。
霧吹きの水では伸びないほどの頑固なシワは、水で絞った後レンジでチンしたホットタオルをシワにあててしばらく置きます。その後、ドライヤーをかけてみてください。
ポイント2.お風呂場にひと晩干しておく
Tシャツや麻素材のパンツなどのシワを伸ばしたいときは、入浴した後の湿気がたっぷり残るお風呂場の中にひと晩干すのもおすすめの方法。
衣類が適度な水分を吸収した後に乾燥するのでシワが自然に伸びます。このとき、換気扇は忘れずにつけておいてくださいね!
ポイント3.ヘアアイロンを使う裏技
シャツやブラウスの袖、襟の部分、スカートの裾などにシワがついてしまった場合は? ヘアアイロンをあててシワを伸ばすという裏技を使ってみてください。
ヘアアイロンにスイッチを入れた後、シワのできた箇所をはさみながらゆっくりと伸ばすように動かしていくと、ストレスなくきれいになりますよ。化学繊維の衣類は熱に弱いので、低温に調整するのを忘れないようにしてくださいね。
まとめ
衣類のシワを少なくしたりのばしたりする方法についてご紹介しました。ちょっとしたひと手間が、衣類のシワを少なくしてくれます。ぜひ試してみてくださいね!
Writer:starheart