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知ってる?ここ一番で困らない結婚式のご祝儀ルール

知ってる?ここ一番で困らない結婚式のご祝儀ルール

結婚式にお祝いの気持ちを込めて贈るご祝儀。金額はいくらにすればいいのか、ご祝儀袋はどんなものがふさわしいのかなど、ご祝儀を準備するときに気をつけたいポイントや金額の目安など、結婚式のご祝儀ルールについてご紹介します!

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新郎新婦の幸せそうな様子や参列者の喜びにあふれた雰囲気。結婚式って、出席するこちらも出席してよかったなという気持ちになれるのがいいですよね?

結婚式といえば、お祝いの気持ちを込めて贈るご祝儀のことが気になるという人も多いのでは? 金額はいくらにすればいいのか、ご祝儀袋はどんなものがふさわしいのか、文字の書き方など、迷うことも多いもの。

20~30代のみなさんが出席することが多いのは、親しい友人や会社の上司・先輩・後輩などの結婚式が多いかもしれません。今回は、ご祝儀を準備するときに気をつけたいポイントや金額の目安など、結婚式のご祝儀ルールについてご紹介します。

1.ご祝儀袋の選び方

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従来のオーソドックスなものに加えて、シンプルでシックなものや和柄を活かしたデザインも登場しているご祝儀袋。

これまでは、中に入れる金額の1/100程度の価格を目安にすることが多かったようです。中に3万円を入れる場合なら300円のものということですね。けれども、この基準が絶対ということではなく、ご祝儀袋と金額のバランスがとれていればオーケー! ご祝儀袋だけが豪華すぎたり簡素すぎたりしなければ大丈夫ですよ。

会社の上司や先輩の結婚式なら白を基調にした伝統的なデザイン、親しい友人や後輩の結婚式なら、少し遊び心があるカラフルなデザインを選ぶのもいいかもしれませんね。

気をつけたいのが、水引(みずひき)。結婚式は、ほかのお祝いごととは異なり、「結び切り」や「あわじ結び」などの一度結んだらほどけない堅結びのものを選ぶのが鉄則。大きな丸を作るように結んだ「輪結び」、梅の花びらのようなかたちの「梅結び」などもよいとされています。

入学祝いや出産祝いなどで使う「蝶結び」は、結婚式向きではないので注意してくださいね!

2.ご祝儀の金額の決め方

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金額を決めるときの基本ルールは、奇数にすること。割り切れない数字の奇数にすることで、ふたりが末永く離れることがないようにという意味が込められています。

金額の目安は、新郎新婦との関係性により違ってきます。会社の上司や先輩の結婚式なら3万円が平均額ですが、ふだんから特にお世話になっている場合などは、5~10万円にしてもいいですね。(偶数の場合でも2桁なら問題なし)

会社の同僚や後輩なら2・3万円。特に親しい間柄なら多めに入れても大丈夫です。2万円の場合は、偶数を避けるため1万円+5千円札2枚にします。兄弟・姉妹・親戚などの結婚式は5~10万円が目安です。

いずれも不吉とされる4・6・9の数字は避けて金額を決めること。偶数の場合でも、8万円は末広がりを意味するのでよしとされているほか、10・12万円など2桁にする場合も問題なしとされているので、覚えておいてくださいね。

欠席の場合は1万円が目安になります。出席する旨を伝えていたのにもかかわらず欠席する場合は出席時の半額を、式まですでに1ヶ月を切ってしまっている場合は、全額にしましょう。

3.ご祝儀袋の書き方

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ご祝儀袋の文字は、毛筆や筆ペンを使い、濃いめの墨色・楷書体で書くのが基本。万年筆やボールペンなどは使わないようにします。毛筆や筆ペンが苦手な場合は、やわらかい質感のサインペンなどでもかまいませんが、薄い墨色は弔事の意味になるので避けてくださいね。

上包みの書き方

「寿」または「壽」、「御結婚御祝」と上の欄に書き入れます。下の欄には氏名を書き入れますが、上の欄よりも文字は小さめに! 夫婦連名の場合は、右に夫のフルネーム、その左に妻の名前を書き込みます。

連名の場合は、右から年齢の順に記入していきます。連名は原則として3名まで、それ以上の人数の場合、代表者の名前を書いた左側に「他一同」と記入し、全員の名前を別紙に書いて中に入れておくようにします。

中包みの書き方

中包みの表面中央に、金額を記入します。一万円であれば、「金 壱萬圓」のように大字(だいじ)を使用します。中包みの裏面左下には、郵便番号と住所を記入します。これは、どこの誰からのご祝儀なのかがわかりやすいようにするためなので、忘れずに書くようにしましょう。

4.お金の向きや中包みの閉じ方、ご祝儀を渡すときのルールは?

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中包みに入れるお金の向きは、お札の肖像画がある方を表に向け、肖像画が上にくるように入れます。中包みの後ろの折り重なる部分は、底側が上にくるようにしておきましょう。逆にしてしまうと、弔事の意味になるので要注意です。

ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)に入れて持参します。渡すときは、お祝いを伝えたあと袱紗を右側に開いてご祝儀袋を取り出します。ご祝儀袋の下でいったん袱紗をたたんだあと、右まわりに回転させ相手から見てご祝儀袋が正面になる状態にします。袱紗の上にご祝儀袋を重ねるようにのせて差し出します。このとき、ご祝儀袋だけを直接手に持って渡すのは失礼にあたるので注意しましょう。

向きを変えるときに左まわりにするは弔事の作法なので、くれぐれも間違えないようにしてくださいね。

まとめ

結婚式のご祝儀のルールについてご紹介しました。ご祝儀は、新郎新婦へのお祝いの気持ちを表すもの。気持ちよく渡せるように準備万端で臨みたいですね!

Writer:starheart


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